解放者の意志を継ぐもの《凍結》   作:排他的

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前日譚・四ノ巻

《時也side》

…………アレンとの合流前になんでこんなことに…………

俺は今、とある少女が誘拐されている所を目撃してしまった。

あのバカ(光輝)をリスペクトする訳じゃないが、困ってるやつは

助けるに限る。

 

「What are you doing?」

(ここから英語を日本語に変えます!)

「ァ?お前に関係ねぇだろ?」

 

「保安局と合流するところで誘拐たァ舐めた真似してくれるねぇ。

やましい真似なら捕縛しよう。」

 

「東洋人が捕縛だァ?俺たちを?無駄だよ。というより、こいつは

色々と事情を抱えてる」

 

「た、助けて…………」

 

……ギルティ。やるか。

 

「舐めてもらうとお前は痛い目見るぜ?」

 

「ちっ。こいつには後で教育しねぇとなァ…………」

 

俺は宝物庫からナイフを三本取りだし、投げる。

「武器だと!卑怯だぞてめぇ!」

 

「戦いに卑怯もヘチマもあるか。バカ。」

 

そのまま壁に刺さる刺さる。いやぁ、あのバカと同じ、やりやすいねぇ。

 

「君名前は?」

 

俺は放置されていた少女に名前を聞く。

 

「アビゲイル。アビゲイル・テイラー。あなたは?」

 

「俺か?俺は八重……イヤ違うな紅城 時也だ。時也って

呼んでくれ?よろしくな。」

 

「よろしく。」

 

……素っ気ないな……まぁ仕方ないな。マクダネスに引き取ってもらうかな。

 

 

 

 

「あら、時也、イギリスに来て真っ先にナンパした彼女でも連れてきたのかしら?」

 

マクダネスと合流した。だが……真っ先に勘違いされました。

(´。・д人)シクシク…

 

「違うわ。ほれ。誘拐犯。」

 

「あらありがと。それでこの子は?」

 

「誘拐されてた子供で、俺と3歳違いか?」

 

「ん。アビゲイル・テイラー。よろしくね。」

 

アビゲイルはふつーに挨拶した。俺と3歳違い。

なんでまた誘拐なんてされてたんだ?

 

「マクダネス。あとはよろしく。なんかわかったら教えてくれ。

じゃあなアビゲイル。今度また会おうな。」

 

寂しそうにアビゲイルは頷き、マクダネスから若干あんたバカ?なんて

目で見られたが、俺はそのまま保安局が指定したアパートに

帰った。

 

 

 

 

 

 

……手紙とともにアビゲイルが送られてきました。

可笑しくね?ふつー逆だろ!……まさか。俺は届いた手紙を急いで

開けた。

 

『女の子の気持ちの分からない時也へ

アレンからの報告でこの子の正体がわかったわ。

この子はヒュドラの人体実験により強化改造された子で、

力は常人の10倍。リミッターが掛かってるから普段は暴れないらしい。あとこの子はあなたが引き取ってね。日本じゃお兄ちゃんやってたんでしょ?この子身寄りないから!その辺の書類はやっといたわ。

後よろしく!学校には通いなさいよー。ヒュドラの件はこの子も

協力してくれるそうよ。

国家英国保安局局長 シャロン・マクダネスより』

 

…………お兄さんの頭はパンクしそうです。

 

……………………状況整理だ!そうだ!えっと、ヒュドラ、人体実験?

 

何かがおかしい。……アビゲイルに聞いてみよう。

 

「アビゲイルは俺と住むのやだよな?な?」

 

俺の期待はすぐぶっ壊れるようになる。

 

「……め?時也と住むのダメ?」

 

…………妹って昔っから手強いよね。

 

結局俺はアビゲイルと一緒にヒュドラの調査もとい一緒に住むように

なった。

 

 

 

…………ヒュドラの拠点に強襲することになりました。

もう日本からイギリスに行って2年経ちました。

雫様との連絡も欠かしてませんし。雫様にアビゲイルの紹介もしましたし。彼女と勘違いされましたが。アビゲイルも剣術……ではなく、

俺が使うナイフを使った格闘術を使えるようになりました。

 

というか、ヒュドラ、やっと1件目の拠点よ?おかしい。

俺帰れるのかな?

 

「どうかした?時也。」

 

「……アビゲイル。なんでもない。バーナード隊長どこいるか知らないか?」

 

「あそこ。」

 

アビゲイルも一緒にヒュドラの討伐に動いている。

アビゲイルはさっき言ったようにナイフ格闘術を用いて戦い、

スピードで敵を翻弄出来るやつだ。

 

バーナード隊長とは強襲課の隊長さん。

めちゃ強い……のしちゃったけど。

 

さあ突入だ!

 

 

 

 

 

 

楽しいかと思ったけど。全然楽しくねぇ。弱い。資料はあったが

そこまでだな。本部ってどこなんだ?

 

…………神代魔法そろそろ使うか。

 

帰ってから俺は鳥に変成魔法で目にカメラアイ、それを俺のスマホに

流すように改良した。

 

怪しいヤツらにつけたら、

 

ビンゴだった。面白いように拠点を割り出して強襲。強襲。

楽しいねぇ。

 

アビゲイルの戦闘技術も上がってるなぁ。

速い。ただ速い。1秒で10メートル……バケモンだな。

 

雫様に言ったら卒倒してたよ。笑

 

ヒュドラの拠点を20こぐらい破壊したけどさ。

…………ヒュドラ壊滅いつになるのやら。

もう4年経ちましたねぇ。たく。あと何年で終わるのさ。

ほんとにトカゲのしっぽ切りだな。衛生をハックできる

アーティファクトが作りたいよ〜。まあそんなん作れないからなぁ。

ここじゃ魔力が無さすぎる。その上に俺の魔力も少ないと来たもんだ。

 

まぁ今日もアビゲイルに料理でも作ってやろうかな。

 

今日の俺はそんなことを考えていた。明後日、あんなことになるなんて

思わなかった。微塵も。

 

《次回に続く》




……お気に入り登録 64件ありがとうございます。
……本編突入です!雫のトータス転移は書かない予定です。
大まかなことは書くかも。アビゲイルの詳細を書いときましょう。

アビゲイル・テイラー
・イギリスで出来た義妹。・速い、強い、義兄思いの三拍子
・強化人間・雫と仲良し・作者はアビィと時也に言わせたいが、
どっかの深淵卿と同じあだ名になるから我慢してる。

とりあえずここまで。

次回もよろしくお願いしたいです!
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