ダイの大冒険でメラゴースト転生って無理ゲーじゃね 作:闇谷 紅
ご理解下さい。
それはある日、魔法力回復の為にメラゴーストが眠りについた後のことだった。
◇◆◇
「キーッヒッヒッヒ、たのもしき魔軍司令よ。わが妖魔教会にどんなご用じゃな?」
どことなく妖しく邪悪な印象を抱く暗い紫の色調の壁を背に尋ねてきたのは、妖魔司教ザボエラであった。その頭上にはステンドグラスがあり、左右の壁にある燭台には青白い炎を揺らすロウソクが刺さっている。
▷おいのりをする
恋愛相談する
蘇生液につけていきかえらせる
超魔生物になる
どくの投与
やめる
「妖魔教会ってなんだよ!」
そう素でツッコミを入れるよりも早く、視界の上部に浮かび上がった四角い窓に複数の選択肢が並び、魔軍司令と呼ばれたメラゴーストの意思とは関係なく、一番上の項目が選択される。
「では魔界の神バーンさまの前に、これまでのおこないを告白して下され。そして大冒険の書に記録いたしますがよろしいかな?」
「えっ」
思わず声が出て、待ってと喉元まで声が出かけるが、四角い窓の下に生まれた小窓にある「はい」が勝手に選択され。
「キヒッ、ではどの大冒険の書に記録なされますかな?」
「ええと、なにこれ?」
困惑して声が出るも、ザボエラはとり合わず、再び生まれた四角にはこう書かれていた。
▷大冒険の書1:メラゴーストlv58
大冒険の書2:りざーどまんlv1
大冒険の書3:ヘ イ ル lv99
「うん、いろいろ待とうか」
ツッコミどころしかないとメラゴーストは思った。というか、2と3は誰の冒険の書だよ、とも。
「と言うか、三つめレベルカンストしてんじゃん、クリアデータ?」
だが、非情にもメラゴーストの意思とは関係なく、ツッコミはスルーされて大冒険の書1が選択され。
「そうするとメラゴーストlv58の記録に上書きすることになるんじゃが、それでもよろしいかな?」
「ダメって言っても勝手に進むんでしょ?」
もう知ってるとでも言わんがばかりの態度のメラゴーストをスルーして、パイプオルガンの音が鳴り響き。
「たしかに記録しましたぞ。まだ大冒険を続けられるおつもりか?」
「うん。と言うかこれ、他の選択肢あるの?」
「では、お気をつけて」
「へ?」
はずみで頷けば、唐突にメラゴーストの足元の床が消失し、間の抜けた声を残しメラゴーストは足元の穴に吸い込まれた。それがメラゴーストからすると最後の記憶であり。
◇◆◇
「……何だったんだろ、あれ」
翌日目を覚ましたメラゴーストはおぼろげに残るツッコミどころしかない夢にそう漏らしたのだった。
さて、唐突にゲームのセーブ風のナニカをぶっこんだわけですが、これには理由があります。
実はパプニカでのバラン戦の結果でこのお話は分岐しまして、プロット上で結末は3パターン考えて居るのです。
つまり、ここが分岐点。次回からはこの分岐の一つを辿ってゆくこととなりますので、こんな感じにしてみました。
尚、ルートはそれぞれ、「Lルート」「Nルート」「Cルート」となり、現在のところCルートに進む予定でおります。
え、理由ですか? Lルートはロモス武闘大会に進むので、参照元の原作が手元にないのですよ。
ドラゴンキラーをベースにした新キャラの名前は?
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スレイフ
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ムンク
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ラゴロス
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メラトス
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シェル
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ラゴニア
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メキーラ
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ラゴウ