シンフォギアHA   作:びゅーてぃふる紅

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立花響に成りたい人が個性ガングニールでヒーロー目指す話です。
そこまで綿密に作ってないし、勢いしかない。一度読んでからの批判は止めてね?
指摘は良いけど。


シンフォギアHA

皆さん初めましてこんにちは! 立花響です!

 

転生者です!

 

 

 

 

 

はい、転生者なんですよね~。おr......私にはあの陽キャは難しいよ。私が転生したのは高校生の頃。まあ事故って死にまして、そして今世のお母さんにオギャってバブッてすくすくと育ちました。

 

名前もその時は気付かないし、気づけません。立花家の響ちゃんって探せば二人は居そうだしね。

んでんで、まあある日公園で遊んで居るときにね、歌っちゃったんです。

 

「Balwisyall nescell gungnir tron」

 

立花響って名前だしこの歌ピッタリだよね! なんて思って。

 

 

 

そしたらペカーって光るじゃありませんか。

 

現れたのは黄色のガントレット。ゴツくてデカイアレも付いてる奴です。

ナックルダスター?みたいなのも着いてます。

 

まあ呆然としてたらお母さんに病院に連れて行かれまして。

こう言われたのです。

 

「おめでとう。個性ですね」と。

 

......ヒロアカかよ!?

 

 

 

いやーあの時はビビりました。立花響のアームドギア、ガントレットだけとは言え出てきた訳ですしね。すわノイズと戦うのか!? みたいな混乱も今では懐かしいです。

 

まあこの世界個性犯罪とか多いと聞きますしね。物語の本筋がヒーロー対ヴィラン、みたいな所ありますし。

だからお母さんはテレビを見せないようにしてたんですね。

 

しかし困った事に私は「ヒロアカ」のことをそんなに知りません。

 

知っているのは主人公がヒーローグラントリノ?の所に職場体験しに行った所までですかね? ステインとの決着まで見ました。

前世高校生の自分、どうしてお小遣いを使ってジャンプを買わなかったんだ! と悩んだこともありました。

ヒロアカのことだってアニメでしか知らないですし。

 

しかも途中から追えなくなってドロップアウトしたんですよね~。

 

 

おとと、閑話休題。

 

 

まあなんだかんだ悩んだ所で出来る事をするだけという。

せっかくアームドギアらしき個性があるんですから活躍したいですしおすし。

 

ビッキーの様になりたい。

 

これもあります。グレた方でも良いです。ゲーム限定のグレビッキー。かわいカッコよ。

 

なので今日も歌うのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中学生になりました。

 

私のひだまりどこ? ここ?

 

という冗談は置いといて。私は私の中の立花響を汚さぬ様に生きてきました。

「へいきへっちゃら」です!

 

泣いてる人を励まして、困っている人を見過ごせない。例え遅刻しようが川に落ちようが「へいきへっちゃら」なのです!

 

まあ学校では影口とか言われますけどそれはどこのヒーローも一緒。偽善者とか言われてもやらない善よりやる偽善とも言いますので気にしませんとも。

 

まあ私のひだまりに会いたい気持ちはあるのですが。

友達は居ますよ? でも何というかその友達も立花響ロールプレイの結果みたいで、友達止まりというか。

 

贅沢な願いではあるのですが、それでもと思うのです。

 

心休めるひだまりが欲しいと。

 

 

 

 

 

 

 

 

「へいビッキー! 今日も遅刻だな」

 

「あはは、ちょっと寄り道しちゃって」

友達の軽口にちょっと苦笑い。

 

困っている人を見過ごせない。それが私の立花響だ。

 

心掛けていた人助けも一日一善の日課にすれば不思議と羞恥も無くなっていく。

 

友達もこうして出来た人も多い。例え教科書を忘れても貸してくれる友達ってのは良い関係だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

この世界にヴィランは多い。大犯罪者から軽犯罪者。力を持て余し、力に溺れる。大体からして殆どのヴィランが個性という力を使っている。

個性はDNAにまで密接に関係しているらしい。実はよく知らない。

 

だから生まれついた体の機能である個性を封印して生きるのは難しい事なのだろう。

 

私の個性は発動型だから楽だけど人を害す個性が生きていく内で必要だったならそれはもう生き辛い事この上ないだろう。

異形型でもたまにそういう人は居ると聞く。

 

 

「だからって、その鬱憤を人に向けるのは間違っている!!!」

 

休日のデパート、家族連れにショッピングに来た学生達。

そんな日常を壊すヴィラン。

 

「俺は化け物じゃないッ! いいじゃないかあ、ヒーローに憧れたってェ!!! どうして、どうして俺をイジメルンダァ!?!?」

 

その人は暴走していた。目は焦点を結ばず、口から泡を吐き出している。

個性は推測だけど『破壊』。

両手のひらで挟んだモノを何でも破壊する。暴走しても個性の使い方は忘れない、いや理性はある。正気ではないだけ。

 

だから何かを視ていて、精神を蝕まれながら手当たり次第に破壊している。

 

「私が絶対に止めるから」

 

倒すなんて言わない。止める。彼はまだ人を殺していない。幻覚に恐怖して、まるで薬をした人の様に暴れているだけ。

器物損壊は確実、だけど殺人まではさしてはイケない!!!

 

 

「Balwisyall nescell gungnir tron」

 

私の個性は『ガングニール』。

体に張り付く鎧下のようなオレンジタイツ、その上には僅かな黄色と黒の鎧。そして白のマフラー。腕にはガントレット。脚には膝より上まであるソルレット。

 

......変身する度思うけどヘソ出るんだよなぁ。

 

「って違う、今はそれよりも」

 

「嗚呼、ぁぁぁぁぁぁアアアアアア!!!!!!!」

 

「って何か暴走酷くなってる? 急がなきゃ」

 

暴れ始めてまだ5分と経ってない、ヒーローへの通報は終わってる。でもそんなに直ぐヒーローは来ない。

 

「俺が、それまで持ちこたえれば良いだけのことォ!!!」

 

 

 

 

 

 

「ぐっ、痛いかもだけど我慢してねえ!!!」

 

挟もうとする手を反らし、掴んだ指を逆に折り曲げる。

 

「ガァァァァァァア!?!?!?!?!?」

 

 

彼はヒーローに成りたかったんだろう。数分闘うだけで体は鍛えていると分かる

個性だって使い方では現場では活躍できる。だからこそ思う。何故そこまで頑張って、こんな事に成っているのか。

 

「ねぇ、聞こえる?」

 

両腕を抑えながら名前も知らない彼に聞く。返事は脚。

腕は暴れながらも離さない、だから動くのは頭と脚。大振りに蹴り上げられて、息が詰まる。

 

それでも

 

「あなたが、っなんで、暴れているのか知らないけっどぉ!」

 

膝蹴り、同じように膝でガード。

 

頭突き、此方は石頭だぞ!

 

「ヒーローに、ヒーローなりたくないの!!!」

 

頭突き合わせても腕は離さない。逃がさない、絶対に!

 

「あなたがどんな思いで頑張ってきたのか知らない、でも今のあなたは間違っている!! 」

 

「グゥ、ぁアア!!」

「努力を無駄にしていいの!?」

聴こえているのかは分からない。でも諦めちゃダメだ!

 

立花響は諦めなかったぞ、立花響は立ち上がったぞ、立花響は!

 

「いい加減目を、覚ませぇぇぇ!!!!!」

 

「ゲバァッッ!?」

 

思いを込めた渾身の頭突き!

 

 

「っう、あ?」

頭が回る、視界が明滅する。

 

彼は、倒れている? 

 

「勝った、ぁぁ。疲れた」

 

ヒーローはまだ? 避難はできた? 彼は大丈夫だろうか。

ていうか私も危ないかも。謹慎で済まないかなぁ。

 

「あー、ヤバい。くらくらするぅ」

 

......なんとか、なるよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全治一ヶ月。

 

「あ、はい」

 

「安静にね」

 

「ありがとうございました」

 

 

あれから一日。私は病院に居た。というより病院に送られていた。

目を醒ましたのは病室で、携帯は無くて仕方なくテレビを付け情報収集。

そこでは昨日の事件が報道されていた。

 

『暴れていたヴィランは○○高校の学生であり』『勇敢にも立ち向かった少女が居たのです!』『先日逮捕されていたヴィランですが薬物反応が検知されたとの事です』『ご覧下さい、この暴れている彼と普段の彼、全く言動も行動も違いご家族からは』『最近頻発している事件の原因だと思われる薬物について進展が』

 

 

「うーん、こう言ったらアレだけどそんなに取り上げられてない。他ね事件と関連性がある薬について取り上げられてる」

 

まあ目立つことに違いはないけど。でも原作立花響程ではないのであればそれはありがたい。

流石にアレは心が折れる。私は立花響では無いのだ。まだ。

 

 

その後検査やらやって来た警察による事情聴取やら家族のお説教とかいろいろあって一日が終わった。

 

その結果彼、『破原壊助』君は少年法やらが適用され懲役五年程度が妥当だろうとのこと。

暴走を始めて私以外を誰も傷付けず、ヒーローが来るまでの時間稼ぎにしたお陰でデパートの中央広場が砕けた程度。

壊助君も暴走していた時の記憶は有るようで罪を償うとの意思も強い。

 

そして主な被害者である私は訴えを出さない。

 

その為懲役五~六年程度だろう、とのこと。そして検査の結果壊助君からは最近のヴィラン暴走事件に使われた薬が関与していることから被害者としての側面が強いと見られている。

 

 

 

 

 

 

 

「うーん、私の日溜まりは何処に居るんだろ」

 

事件は終わり、今やニュースではあの事件は数ある事件の内の一つになって、ニュースでしか情報は入ってこない。

私め学校では悪目立ちしているが、それだって元々クラスでは悪目立ちしていた様なもの。そこまで気にはならない。

 

平和な日常が戻ってきた。

 

騒がしくて、ありふれた日常。

 

ただ違うのは『個性』という力があって、私が立花響という人間(キャラクター)だと言うこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




読んでくれたら嬉しい。感謝します。
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