青年と少女のマルチプル・オンライン 作:グラハムさんとピンクマ
????「フンッ」
ブシャ
グラハム「か、、あ、、」
まさか、またペインアブソーバーを使用した犯罪者!でも、なんで安全圏でもダメージが入るんだ?
????「俺のこと忘れてねぇだろうな?」
グラハム「、、、テーテン、何故圏内でダメージを与えることができるんだ?」
テーテン「覚えていてくれたか。いいだろう、教えてやろう。ちょっとコンピューターウイルスを使ったまでよ」
グラハム「そこまで、して、俺に復讐を?」
テーテン「あぁそうさ、あの時、お前のせいで体が全っ然動かなかったんだ。それでお前に復讐しようと思ったんだ」
グラハム「先に、仕掛けてきたのはお前だろ」
テーテン「うるせぇ!」
ザクッ!
グラハム「ぐっ!」
よ、良かった。心臓は外れたか。
テーテン「お前が大人しく殺されてりゃ、こんな事にはならなかったんだぞ!今ここで殺してやる!」
グラハム「ハァ、ハァ、また同じ過ちを繰り返すか。なら、、俺だって容赦しねぇぞ、、」
この殺し合いが終わったら、また病院か。とにかく、ホームから離さないとエディが危ない。
グラハム「GNドライブ、起動!このまま押しきる!」
グラハムは最大出力を出し、オールドサウスまでテーテンを押し出した。
テーテン「ほぉ、オールドサウスまでひとっ飛びとはな。だが、忘れてねぇか?」
グラハム「何っ?」
テーテンがグラハムの上に回り込み、蹴り落とした。
テーテン「俺だって太陽炉を持ってるんだよぉ!」
グラハム「かはぁ!」
テーテン「死ねぇ!」
テーテンはすぐさま二丁拳銃を取り出した。
グラハム「はっ!ホルスタービット!」
ガキンッガキンッ!
間一髪ホルスタービットが受けた。
グラハム「殺れ!ライフルビット!」
14基のライフルビットはテーテンの周りを取り囲んで射撃した。
テーテン「当たらねぇよ!」
パシュパシュパシュパシュパシュパシュ!
グラハムが圧倒的有利なはずだが、テーテンはそれを避けていき、ライフルビットを破壊していく。
グラハム「まずい、視界がぼやけてきた、、」
グラハムは地面に降下し、膝をついた。
テーテン「止まっているだと、あの野郎なめてるのか?」
グラハム「こ、、ここで、死ぬ訳には、、」
その頃、ホームでは…
エディ「ん、あれ、私、寝ちゃってた。って、なんで下着姿!?」
エディは急いで着替えた。
エディ「ほっ、そういえば、明日人は、、、!」
玄関に血が溜まっている。
エディ「どうして?、、まさか!」
エディはすぐにグラハムのログイン状況を確かめた。
エディ「まだログインしてて、戦闘中?なんだか急いで明日人の所に行かないといけない気がする」
エディはグラハムのいる場所へ急いで向かっていった。
グラハム「まだだ、、まだ倒れないでくれ、俺、、」
グラハムはかすかな意識でホルスタービットを展開して身を守っている。
テーテン「さて、飛ぶ銃は全部壊したぜ。あとは奴と飛ぶシールドか」
バンバンバンバンバンバン!
カキンッカキンッカキンッカキンッカキンッカキンッ!
グラハム「し、シールドはまだ保つか?」
だめだ、もう何も見えない。ここまでか、、、!
テーテン「シールドとシールドの間がガラ空きだぜ!堕ちろ!」
バン!
グラハム「こんな所で俺は、俺はまだ死ねない、、、!」
グラハムに弾が当たろうとした時、シールドビットがギリギリ守り、グラハムは立ち上がった。
テーテン「まだ立ち上がるか」
グラハム「これからだ、、」
すると、グラハムのステータスが全て上昇した。
テーテン「何!?」
グラハム(ありがとう、エディ)
その時、オールドサウスのビルの影からエディがいた。
エディ『手に入れるよきっと……』
これは、【吟唱スキル】か。凄い、エディは【吟唱スキル】もあげてたのか。
エディが【Longing】を歌うことにより、グラハムのステータスが上昇していくのであった。
グラハム「俺は、まだ死ねない」
テーテン「ちぃ、この歌声は何処から聞こえてきやがる」
グラハム「貴様の、歪みを破壊する!」
グラハムの右目が金色に輝き、右手でビームサーベル、左手でライフルビットを構えた。
テーテン「ガキがぁ!」
テーテンは対抗すべく、ミニガンを手に取り乱射した。
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!
グラハム「ホルスタービット!」
ホルスタービットがグラハムを守りながら、グラハムと共に接近していく。
パシュン!パシュン!
グラハム「ここは、俺の距離だ!ホリゾンタル!」
ブシャ!
テーテン「ちぃ、このままじゃ、、、なんてな!俺のペインアブソーバー設定は何も変えていない。死ぬのはお前だけで十分なんだよぉ!」
グラハム「そうか、ならその設定画面を寄越せ」
テーテン「はぁ?渡す訳ねぇだろ!」
グラハム「ならハックするまでだ」
グラハムはペインアブソーバーの設定画面を奪取し、テーテンのレベルを0にし、自身のレベルを元に戻した。
テーテン「な、何故だ!?」
グラハム「聞いてる暇があるなら受けてみろ!ヴォーパル・ストライク!」
ザクッ!
テーテン「いてぇ!まぁだぁ!」
グラハム「撃たせるかよ!スラント!」
ミニガンが撃たれる前に、ビームサーベルで銃口を切断した。
テーテン「ペインアブソーバーの設定を戻したからって安心するなよ!」
テーテンはストレージから群青色のナイフを取り出し、グラハムに刺した。
ザクッ!
グラハム「ぐっ、クソったれが!」
グラハムはテーテンを突き放し、弾切れになったライフルを捨てた。
テーテン「お前、以前は殺したくなかったくせに、今回は殺すのか?俺を殺すとお前は本当に捕まるかもしれねぇんだぞ?」
グラハム「たとえ矛盾を孕んでも存在し続ける…それが、生きる事だ」
テーテン「、、、殺す!」
グラハム「だから俺は、、お前を倒す!これからの生き様などどうでもいい、己の意志で!」
互いにソードスキルの発動体制を取った。
テーテン「ラピッド、、バイトぉ!」
グラハム「ソニック、、リープぅ!」
片手剣とナイフでは明らかに攻撃スピードが違う、なら、、
グラハム「トランザム!」
テーテン「トランザム!」
グラハム「なっ!しまっ、、、」
互いにトランザムを使ったら、自分の体がどうなるか分からない!けど、解除が間に合わない!
ザンッ!
ザシュッ!
グラハムはテーテンの頭部と右腕を切断し、テーテンはグラハムの胸部を貫いた。
グラハム「地に堕ちろ、、」
グラハムは胸に刺さったナイフを引き抜き、テーテンの傍を離れた。
グラハム「、、、さらばだ。囚われの男、、」
グラハムの目は青色に戻った。しかし、その目には光がない。
さらにその姿は、血まみれの服を纏い、胴体には穴が空いている。その姿を見たエディは涙を流す。
エディ「明日、人、、」
グラハム「咲月、、ごめんな、、入院してしまう、かもしれないから、傍から、、離れて、しまう、、」
グラハムの呼吸回数が徐々に少なくなっている。かなり衰弱しているようだ。
エディ「嫌だよ、死なないで明日人、、私を1人にしないで、、」
グラハムは強制ログアウトした。
エディ「、、急いで病院に連れて行かなきゃ」
ピンクマ「曲名を出し、読者さん達に脳内でその曲を再生してもらうことによって、戦闘場面に迫力が出たんじゃないでしょうか?(笑)」