青年と少女のマルチプル・オンライン 作:グラハムさんとピンクマ
グラハム━暗い、そして寒い、、俺は、死んだのか?━
その場所は一筋の光もなく、人の気配がしない。
グラハム━ここは、地獄、、?にしては何もないな。でも、ここが本当に地獄なら、俺がいるのは当然だろうな。だって、人を殺したんだから、、━
グラハムはふと思い込む。
グラハム━もっと、エディの傍にいたかったな、、━
????〔、、人、、日人、目を、、て、、〕
グラハム━、、誰だ、この暗闇の中で俺を呼ぶのは、、━
????〔明日人、お願いだから...起きて..私を1人にしないでよ...〕
グラハム━、、エディか、、エディを、咲月を1人にする訳には、、━
エディを捜そうとするも、そこは闇が広がるばかりで何もない。
グラハム━俺は、、俺はまだ、生きなきゃならないんだ!━
ピカッ!
グラハムの意志が強くなった時、一筋の光が差し込んだ。
グラハム━あぁそうだ、【たとえ矛盾を孕んでも存在し続ける】と言ったのは俺じゃないか。何度でも立ち上がってみせる━
グラハムは光の差す方へ歩いた。
明日人「、、、」
ここは、病院?まだ視界がぼやけてる。でも、見えなくても分かる。咲月が俺の手を繋ぎながら、目覚めるのを待っている。
それに応える為に、明日人は手を握り返した。
咲月「!」
明日人「やぁ、咲月、、」
咲月「、、、明日人!」
咲月が涙を流して抱きついてきた。明日人も抱き返す。
咲月「良かったよ、、明日人が死ななくて、、」
明日人「心配、かけて、ごめんな、、」
咲月「まだ喋らない方がいいよ。手術したんだから、、」
あ、手術したの?成功率が低かったのに上手くいったんだ。
明日人「因みに俺、どのくらい、寝てた、、?」
咲月「眠っていた時間は、、、5日よ」
明日人「5日も、、、」
コンコン
病室にノックが響く。
咲月「どうぞ」
ガラガラ…
小春「こんにちは」
明日人「小春、、」
小春「明日人!良かった、目が覚めたんだね」
明日人「あぁ、なんとか、ね、、」
小春「、、、」
ギュ
俺の話し方が不自然だからかな、小春はそっと俺を抱いてくれた。
小春「無理して話さなくてもいいよ」
明日人「、、、うん」
小春「咲月ちゃんから聞いたんだ。明日人が命をかけて戦ったんだって」
明日人は頷いた。
ガラッ
先生「お、明日人君!気がつきましたか!」
今小春と話してたのに、、
明日人「はい、、5日も眠っていたみたい、ですね」
先生「眠っていた期間は聞いたんですね。じゃあ、私からは体の状態について話します。お2人は病室の外で待っていて下さい」
咲月「はい」
また体に異変が、、、今回も時間が経てば治るだろうけど。
先生「さて、VRの事件は2回目でしたね」
明日人「はい」
先生「話すのが厳しかったら聞くだけでも大丈夫ですよ。それで、、はっきり申しますと、明日人君の余命はあと2週間です、、」
明日人「そうですか、、、因みに、何故?」
先生「一昨日、明日人君の心臓にかなりのダメージがあることが判明したのです。正直、心臓移植も厳しいかと」
明日人「、、、」
先生「ですが、奇跡もあります」
明日人「?」
先生「2週間が経過する前に、心臓のダメージが回復していれば、何の問題もありません」
明日人「、、、なら、奇跡に賭けてみます。それと、俺は一回家に戻れたりしますか?」
先生「はい、明日人君が望むなら帰れますよ」
明日人「そうします。今回もお世話になりました」
先生「いえいえ、これも医師の務めなので」
数時間後…
やっと家に戻ってこれた。
フラッ…
明日人(う、、なんだかめまいがする。外で倒れたらまずい、早く家に入らなきゃ)
ガチャ
咲月「お母さん達かな?おかえり、、、!」
明日人「俺だよ、咲月」
咲月「あ、明日人!?帰ってこれたの!?」
明日人「許可をもらったからね。身体中が痛いけど安心して」
咲月「退院できて良かったね、、グスッ、、」
な、泣かれたら今日のこと話しにくいんだけど、、、
明日人「泣かないでよ」
咲月「うぅ、、グスッ、、」
あ、ダメだ。今日は話せなさそう。
咲月「とにかく、今日は部屋で休んでね!」
明日人「そうさせてもらうよ」
咲月「、、、明日人」
チュ
明日人「ん、、、」
5日間昏睡してたからだろうけど、キスが凄く懐かしく感じる。
咲月「大好き、、、」
明日人「俺もだよ、、、」
言葉を交わし、明日人は自室に入った。
結局言わなきゃいけないこと言えなかったよ。明日言えるかな?
ピンクマ「投稿ペースダウン!(言ってる場合か)」