青年と少女のマルチプル・オンライン 作:グラハムさんとピンクマ
衣装は同じものを2着持っている
現実世界、地下3階…
手術師「それにしても先生、何故明日人君を仮想世界に行かせたんですか?」
男医師「明日人君がイノベイターらしいので、それを確かめる為に行かせたんですよ。それに、明日人君の向かった世界にはなんと、身体ダメージを回復してくれる【AI】がいるみたいなので」
仮想世界、グラハム側の戦闘…
グラハム「味方勢力と敵勢力の武装に差がありすぎだろ。なんだよ敵は銃でこっちは弓矢って、俺はあまり弓使わないけど」
レッド1「主砲、発射!」
ドンッ!
グラハム「GNフィールド!」
ジリ...
グラハム「まずい!」
ドォン!
レッド1「やったか?、、、」
グラハム「ゴホッゴホッ、、、ったく、手加減できないのか」
グラハムは自身に直撃する前に砲弾を斬ったのであった。
レッド1「悪魔かよ、、、」
グラハム「お前の方が悪魔だろ、味方全員を轢くなんて」
レッド1「お前を倒す為ならなんだって!」
グラハム「、、、もう終わりにするか」
そう言い、グラハムはビームサーベルを両手に持った。
グラハム「トランザム!」
レッド1「なんだ、この光は!」
グラハム「トランザムレイド!」
レッド1「皆、すまない、、、かはぁ!、、、」
トランザムで戦車のコックピットに接近し、搭乗していた敵兵ごと切り捨てた。
グラハム「さて、轢きまくってくれてたから殲滅完了っと。スティラ遅いな、、何かあったのかな」
グラハムはユーフォニアへ戻った。
スティラ側の戦闘…
スティラ「はぁ、、はぁ、、」
闇の帝王「騎士長と言うわりにはまだまだだな」
スティラ「皇帝を、やらせはしない、、、」
闇の帝王「あぁ、もう消させてもらった」
スティラ「!、、なんですって!」
闇の帝王「さすがユーフォニアの皇帝だったな、剣の扱いが他と違っていた。だがあの程度では俺には及ばない」
スティラ「許さない!」
闇の帝王「その状態でどうする?鎧も壊れ、立ち上がることすら困難な貴様に」
スティラ「くっ、、」(ごめんなさいグラハムさん、ここまでのようです、、、)
パシュン!
その時、スティラと闇の帝王の間に粒子ビームが通り抜けた。
闇の帝王「!」
スティラ「この光は、、」
グラハム「そこのお前、動くな!」
グラハムがギリギリスティラを守ったのだ。
スティラ「グラハムさん!」
闇の帝王「貴様か、私達の勢力を弱めているのは」
グラハム「そうでもしないと攻めてくるだろ?まぁ、帝王自身が攻めてくるとは全く思ってなかったが」
闇の帝王「、、貴様、名は?」
グラハム「、、ユーフォニア副騎士長、グラハムエーカーだ」
闇の帝王「ほぅ、では副騎士長、お前から消さねばな」
帝王は猛スピードでグラハムに接近した。
グラハム「お前をここで倒す!」
グラハムは夜空の剣を鞘に収め、ビームサーベル二刀流に変更した。
グラハム(これで奴の剣ごと切り捨てることができるだろ)
しかし、グラハムの作戦は失敗した。
ジリジリ...
グラハム「な!鍔迫り合いだと!」
帝王の実体剣とビームサーベルが鍔迫り合いを起こした。
闇の帝王「綺麗な剣だな」
グラハム「ちぃ!」
バチンッ!
闇の帝王「動きが遅いな」
バキンッ!!
グラハム「ぐっ!」
帝王はグラハムのチェストプレートに剣を突き刺し、それを破壊した。
闇の帝王「諦めろ、貴様はもう存在するべきではない」
グラハム「まだだ、まだ終わらない!」
グラハムは、装備をいつものオレンジにした。
闇の帝王「装備を変えたところで何ができる?」
グラハム「お前の部下にも似たようなことを言ったが、装備の強弱が勝敗を分かつ絶対条件ではない!」
グラハムはビームサーベルで帝王に斬りかかった。
闇の帝王「遅いな」
すると帝王は、一瞬でグラハムの背後を取り、装備を双剣にした。
闇の帝王「アサシネイション、、、!」
グラハム「バカな!」
そしてその双剣をグラハムの背中に突き刺し、蹴りを入れ突き放した。
グラハム「うぐっ、、、」
スティラ「なんてことを!」
闇の帝王「動くな、下手な真似をするとこいつが死ぬぞ?」
スティラ「卑怯な!、、、」
闇の帝王「、、、急用だ。次の戦いではお前を消す」
そう言って帝王は姿を消した。
グラハム「ま、待て!、、、うっ」
スティラ「ぐ、グラハムさん!無理しないで下さい」
グラハム「俺は、、、何も守れなかった、、、」
スティラ「グラハムさんは悪くないです、殺されかけた私を守ってくれました。とにかく、宮殿に身を潜めましょう」
グラハム「そう、だね、、、」
パラパラ.....
雨の中、2人は宮殿に戻った。
宮殿内部…
グラハム「兵士も市民も全滅、か、、、」
スティラ「仇は必ず取る、、、」
グラハム(数分の内に壊滅なんて、あいつは一体どれほどの力を持っているんだろうな)
スティラ「クシュン!」
グラハム「、、、俺のコート使ってよ」
スティラ「でも、それだとグラハムさんが風邪を引きますよ?」
グラハム「俺は大丈夫、逆にスティラが心配だよ」
スティラ「そ、そうですか?では、ありがたく借りさせて頂きます」
グラハム「うん、いてて、、体中が痛い」
スティラ「だ、大丈夫ですか?」
グラハム「動かなければ大丈夫そうかな。床で寝転ぶのは抵抗があるけど、目まいがするから仕方ない、、、」
グラハムは床で寝転がった。
スティラ「、、、少し頭を上げて頂けませんか?」
グラハム「いいよ?」
グラハムはゆっくり頭を上げた。
スティラ「それでは、、、もういいですよ」
グラハム「もういいの?」
頭を下げると、、、
フニュ…
後頭部に柔らかいものが当たった。
こ、これは、膝枕!本当は凄く喜びたいけど、体が痛いから大人しくしとこ。
グラハム「!、、も、もしかして素足?」
スティラ「はい、こちらの方が床よりは良いですし、鎧を履いたままでは不満だと思うので」
グラハム「う、嬉しいけど足痺れちゃうよ?」
スティラ「正座は慣れているので大丈夫ですよ。これでゆっくり休んで下さいね」
グラハム「ありがとう、、、すごく落ち着くよ」
グラハムはそのまま眠った。
スティラ「そういえばグラハムさんの左目、何があったのかしら」
スティラはグラハムを起こさないように、恐る恐るグラハムの眼帯を外した。
スティラ「これは、眼球がない、、、まぶたも切れてる。以前も危険な目に合ったのでしょうね」
そして、その目に優しく触れた。
ピカッ...!
スティラ「!」
スティラがグラハムの左目に触れた時、その目がいきなり輝いた。
スティラ「一体何が、、、」
そっと手を離すと、切れていた筈のまぶたが綺麗になっていて、傷1つない。
スティラ「これは、私が?」
ピンクマ「数十分で国を滅ぼした闇の帝王、グラハムとスティラは勝てるのか!?」