青年と少女のマルチプル・オンライン   作:グラハムさんとピンクマ

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グラハムさんについての豆知識

衣装は同じものを2着持っている


第20話「闇の帝王」

現実世界、地下3階…

 

 

手術師「それにしても先生、何故明日人君を仮想世界に行かせたんですか?」

 

男医師「明日人君がイノベイターらしいので、それを確かめる為に行かせたんですよ。それに、明日人君の向かった世界にはなんと、身体ダメージを回復してくれる【AI】がいるみたいなので」

 

 

仮想世界、グラハム側の戦闘…

 

グラハム「味方勢力と敵勢力の武装に差がありすぎだろ。なんだよ敵は銃でこっちは弓矢って、俺はあまり弓使わないけど」

 

レッド1「主砲、発射!」

 

ドンッ!

 

グラハム「GNフィールド!」

 

ジリ...

 

グラハム「まずい!」

 

ドォン!

 

レッド1「やったか?、、、」

 

グラハム「ゴホッゴホッ、、、ったく、手加減できないのか」

 

グラハムは自身に直撃する前に砲弾を斬ったのであった。

 

レッド1「悪魔かよ、、、」

 

グラハム「お前の方が悪魔だろ、味方全員を轢くなんて」

 

レッド1「お前を倒す為ならなんだって!」

 

グラハム「、、、もう終わりにするか」

 

そう言い、グラハムはビームサーベルを両手に持った。

 

グラハム「トランザム!」

 

レッド1「なんだ、この光は!」

 

グラハム「トランザムレイド!」

 

レッド1「皆、すまない、、、かはぁ!、、、」

 

トランザムで戦車のコックピットに接近し、搭乗していた敵兵ごと切り捨てた。

 

グラハム「さて、轢きまくってくれてたから殲滅完了っと。スティラ遅いな、、何かあったのかな」

 

グラハムはユーフォニアへ戻った。

 

 

スティラ側の戦闘…

 

 

スティラ「はぁ、、はぁ、、」

 

闇の帝王「騎士長と言うわりにはまだまだだな」

 

スティラ「皇帝を、やらせはしない、、、」

 

闇の帝王「あぁ、もう消させてもらった」

 

スティラ「!、、なんですって!」

 

闇の帝王「さすがユーフォニアの皇帝だったな、剣の扱いが他と違っていた。だがあの程度では俺には及ばない」

 

スティラ「許さない!」

 

闇の帝王「その状態でどうする?鎧も壊れ、立ち上がることすら困難な貴様に」

 

スティラ「くっ、、」(ごめんなさいグラハムさん、ここまでのようです、、、)

 

パシュン!

 

その時、スティラと闇の帝王の間に粒子ビームが通り抜けた。

 

闇の帝王「!」

 

スティラ「この光は、、」

 

グラハム「そこのお前、動くな!」

 

グラハムがギリギリスティラを守ったのだ。

 

スティラ「グラハムさん!」

 

闇の帝王「貴様か、私達の勢力を弱めているのは」

 

グラハム「そうでもしないと攻めてくるだろ?まぁ、帝王自身が攻めてくるとは全く思ってなかったが」

 

闇の帝王「、、貴様、名は?」

 

グラハム「、、ユーフォニア副騎士長、グラハムエーカーだ」

 

闇の帝王「ほぅ、では副騎士長、お前から消さねばな」

 

帝王は猛スピードでグラハムに接近した。

 

グラハム「お前をここで倒す!」

 

グラハムは夜空の剣を鞘に収め、ビームサーベル二刀流に変更した。

 

グラハム(これで奴の剣ごと切り捨てることができるだろ)

 

しかし、グラハムの作戦は失敗した。

 

ジリジリ...

 

グラハム「な!鍔迫り合いだと!」

 

帝王の実体剣とビームサーベルが鍔迫り合いを起こした。

 

闇の帝王「綺麗な剣だな」

 

グラハム「ちぃ!」

 

バチンッ!

 

闇の帝王「動きが遅いな」

 

バキンッ!!

 

グラハム「ぐっ!」

 

帝王はグラハムのチェストプレートに剣を突き刺し、それを破壊した。

 

闇の帝王「諦めろ、貴様はもう存在するべきではない」

 

グラハム「まだだ、まだ終わらない!」

 

グラハムは、装備をいつものオレンジにした。

 

闇の帝王「装備を変えたところで何ができる?」

 

グラハム「お前の部下にも似たようなことを言ったが、装備の強弱が勝敗を分かつ絶対条件ではない!」

 

グラハムはビームサーベルで帝王に斬りかかった。

 

闇の帝王「遅いな」

 

すると帝王は、一瞬でグラハムの背後を取り、装備を双剣にした。

 

闇の帝王「アサシネイション、、、!」

 

グラハム「バカな!」

 

そしてその双剣をグラハムの背中に突き刺し、蹴りを入れ突き放した。

 

グラハム「うぐっ、、、」

 

スティラ「なんてことを!」

 

闇の帝王「動くな、下手な真似をするとこいつが死ぬぞ?」

 

スティラ「卑怯な!、、、」

 

闇の帝王「、、、急用だ。次の戦いではお前を消す」

 

そう言って帝王は姿を消した。

 

グラハム「ま、待て!、、、うっ」

 

スティラ「ぐ、グラハムさん!無理しないで下さい」

 

グラハム「俺は、、、何も守れなかった、、、」

 

スティラ「グラハムさんは悪くないです、殺されかけた私を守ってくれました。とにかく、宮殿に身を潜めましょう」

 

グラハム「そう、だね、、、」

 

パラパラ.....

 

雨の中、2人は宮殿に戻った。

 

 

宮殿内部…

 

 

グラハム「兵士も市民も全滅、か、、、」

 

スティラ「仇は必ず取る、、、」

 

グラハム(数分の内に壊滅なんて、あいつは一体どれほどの力を持っているんだろうな)

 

スティラ「クシュン!」

 

グラハム「、、、俺のコート使ってよ」

 

スティラ「でも、それだとグラハムさんが風邪を引きますよ?」

 

グラハム「俺は大丈夫、逆にスティラが心配だよ」

 

スティラ「そ、そうですか?では、ありがたく借りさせて頂きます」

 

グラハム「うん、いてて、、体中が痛い」

 

スティラ「だ、大丈夫ですか?」

 

グラハム「動かなければ大丈夫そうかな。床で寝転ぶのは抵抗があるけど、目まいがするから仕方ない、、、」

 

グラハムは床で寝転がった。

 

スティラ「、、、少し頭を上げて頂けませんか?」

 

グラハム「いいよ?」

 

グラハムはゆっくり頭を上げた。

 

スティラ「それでは、、、もういいですよ」

 

グラハム「もういいの?」

 

頭を下げると、、、

 

フニュ…

 

後頭部に柔らかいものが当たった。

こ、これは、膝枕!本当は凄く喜びたいけど、体が痛いから大人しくしとこ。

 

グラハム「!、、も、もしかして素足?」

 

スティラ「はい、こちらの方が床よりは良いですし、鎧を履いたままでは不満だと思うので」

 

グラハム「う、嬉しいけど足痺れちゃうよ?」

 

スティラ「正座は慣れているので大丈夫ですよ。これでゆっくり休んで下さいね」

 

グラハム「ありがとう、、、すごく落ち着くよ」

 

グラハムはそのまま眠った。

 

スティラ「そういえばグラハムさんの左目、何があったのかしら」

 

スティラはグラハムを起こさないように、恐る恐るグラハムの眼帯を外した。

 

スティラ「これは、眼球がない、、、まぶたも切れてる。以前も危険な目に合ったのでしょうね」

 

そして、その目に優しく触れた。

 

ピカッ...!

 

スティラ「!」

 

スティラがグラハムの左目に触れた時、その目がいきなり輝いた。

 

スティラ「一体何が、、、」

 

そっと手を離すと、切れていた筈のまぶたが綺麗になっていて、傷1つない。

 

スティラ「これは、私が?」




ピンクマ「数十分で国を滅ぼした闇の帝王、グラハムとスティラは勝てるのか!?」
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