青年と少女のマルチプル・オンライン 作:グラハムさんとピンクマ
現実世界にて、地下3階…
手術師「、、、!先生、明日人君の左目の輝度が平均値になりました!」
男医師「特性AIに治してもらえたか。よし、なら心臓をこの手で治療するのもチャンスなはずだ、、、」
15:25 仮想世界…
スティラ「グラハムさん、起きて下さい」
グラハム「ん、あ、ごめん!かなり眠っちゃった!」
スティラ「いえ、構いませんよ」
グラハム「なら良か、、、あれ、左目が見える!」
スティラ「やはり、、、」
グラハム「何か知ってるの?」
スティラ「はい、グラハムさんが眠った時に左目に触れると、まぶたの傷と一緒に治ったんです」
グラハム「そんなことが、、、ありがとう」
スティラ「いえいえ、目が治って良かったです」
グラハム「よし、防具を装備したら念の為に見回りに行こうかな」
スティラ「私も共に見回りに行きます」
グラハム「分かった」
確かに、1人で見回りは危険かもしれないからね。
15:35 スティラの部屋…
スティラ「予備の防具は、、、見つけた」
ヌギヌギ…
スティラ「あ、グラハムさんにコートを返さなきゃ。このコートを着てるとグラハムさんの暖かさが伝わってくるような、、、わ、私ったら何考えてるのかしら」
スティラは防具を装備すると、グラハムのコートを手に部屋を出た。
15:50 ユーフォニア内部の探索…
グラハム「うわ、街中が血だらけだ、、、」
スティラ「闇の帝王には一体どれほどの力があるのでしょうか」
グラハム「この広範囲を滅ぼされたんだ、きっと何らかの奥義があるはずだよ」
スティラ「そうですね、、!そういえば、グラハムさんを助ける為に国に戻った時、所々緑色の霧が出ていた気がします」
グラハム「緑色の霧、、、有毒ガス?」
スティラ「その可能性が高いですね」
グラハム「敵の技術によってここまでの損害を及ぼすとは、、、ますます許せなくなってきたな」
現実世界へ帰る前に、この世界でやらなきゃいけないことができたな。帝王を討たなきゃ。あいつを放っておけばこの世界に未来はない。
18:30 フォニア宮殿、食堂…
グラハム(討つと決断したはいいものの、あんなラスボス級の奴を倒すにはどうしたらいいんだ、、、ビームが全く聞かないし、飛行してたら撃ち落とされそうだし)
スティラ「グラハムさん、お待たせしました。お食事です」
グラハム「お、ありがとう。いただきます」
グラハムはスティラの料理を口にした。
スティラ「物音も全然しないですね、、、」
グラハム「うん、寂しいね、、、」
スティラ「横、失礼します」
グラハム「いいよ」
スティラはグラハムの横に座った。
スッ…
するとスティラはグラハムの肩に頭をのせた。
グラハム「スティラ?」
スティラ「ごめんなさい、しばらくこうさせて下さい」
グラハム「、、、いいよ」
スティラ「ありがとうございます、、、」
スティラから悲しみが感じられる、、、本当にこの国が好きだったんだな。
グラハム「、、、大丈夫、俺が必ず、騎士として帝王を討つ」
スティラ「!、、私も共に戦います」
グラハム「頼もしいけどだめだよ、スティラには死んでもらいたくないんだ」
スティラ「それは私だって同じ気持ちです。グラハムさんにまで犠牲になってほしくないんです」
グラハム「スティラ、、、なら、明日からまた訓練に付き合ってくれるかな?」
スティラ「はい、もちろんです。それでは食事の後、宮殿内の図書館に来て下さい」
グラハム「図書館、、、うん、分かったよ」
なんだろう、技のリストがあるとかかな?
図書館…
グラハム「この宮殿、図書館なんてあったんだ。2週間ぐらいこの場所にいるのによく気づかなかったな、俺」
スティラ「グラハムさん」
グラハム「お待たせ、待たせたよね」
スティラ「いえ、大丈夫です。では、こちらへ」
グラハムはスティラのあとについていく。そして2人は図書館の管理室へ入っていった。
スティラ「確かここに、、、ありました。ここらの本は、魔法が使えるようなのです」
グラハム「魔法か、、、こんな本があるなら、兵隊全員がこれを使えば良かったんじゃ、、、」
スティラ「これらを使用することができるのは、国で1番権力が高い者だけなのです」
グラハム「なるほど、それなら納得するよ」
スティラ「これらを扱いさえすれば、きっと帝王に対抗できるはずです」
グラハム「そうだね、使って損はないはず」
計画としては、GN粒子と魔法を組み合わせた火力系の技を出せるようになりたいな。
ピンクマ「帰還まであと、5ヶ月+3日」