青年と少女のマルチプル・オンライン   作:グラハムさんとピンクマ

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第23話「決戦の始まり」

仮想世界にて、数時間後…

 

 

グラハム「敵の領土に近づくにつれて空が紫になってるな」

 

スティラ「そうですね、私も敵の領土に足を踏み入れるのは初めてですから少し動揺しています」

 

グラハム「その気持ち、分かるよ。、、、立ち聞きは良くないな、出てこい!」

 

スティラ「えっ?」

 

ザッ...

 

グラハム達の正面の岩陰から、大男が姿を現した。

でかい、、2メートルぐらい身長ありそう。

 

 大男 「イカセナイ、、、」

 

グラハム「スティラ、ここは任せて、後で必ず合流するから」

 

スティラ「分かりました、くれぐれもお気をつけて」

 

グラハム「了解。グラハム隊の近距離組、スティラ隊に着いて行け!遠距離組は俺の援護を頼む」

 

近距離組「了解!」

 

タッタッタッタッ…

 

グラハム「さぁ、お前にかまっている暇はないんだ。一気にたたみかける!」

 

グラハムが斬りかかると、、

 

ザシュッ!

 

 大男 「うがぁ!!」

 

大男はあっさり斬られ、その場で死んだ。

 

グラハム「こんなにもあっさり、、、?」

 

 弓士 「副騎士長様、今は深く考えない方が、、、」

 

グラハム「そうだな、、スティラ騎士長達と合流しよう」

 

何故戦闘能力が無い奴に足止め役を務めさせたんだ?

 

 

闇の帝王拠点前…

 

 

スティラ達は、強襲を仕掛ける為にタイミングを見計らっていた。

 

スティラ「私が手を下ろせば、各自突撃して下さい」

 

 兵士達「了解」

 

グラハム「スティラ」

 

スティラ「!グラハムさん、もうあの大男を仕留めて来たのですか?」

 

グラハム「まぁね。でもそいつ、戦う力が全くなかったんだよ」

 

スティラ「そうだったんですか?」

 

グラハム「うん、それがどうしても気になるんだ」

 

スティラ「何故でしょうね、、、!今がチャンス、各自、突撃開始!」

 

スティラが手を下ろすと、兵士達はそれぞれ敵拠点へ突入する。

 

グラハム「グラハム隊も続け!」

 

 兵士達「了解!」

 

敵兵士A「な!どこに潜んでいやがった!?」

 

敵兵士B「できる限り食い止、、ぐはぁ!」

 

グラハム「容赦しねぇぞ。皆、この場所を壊滅にまで追い込むんだ!」

 

 弓士 「副騎士長様!上から接近しています!」

 

グラハム「上?、、!」

 

グラハムが上を見上げると、闇の帝王が上空から大剣を振り下ろしているところだった。

 

グラハム「なっ!GNフィールド!」

 

闇の帝王「そんなものなど」

 

闇の帝王はGNフィールドを軽々と両断した。

 

グラハム「やっぱりダメか!」

 

グラハムはフィールドが両断されたと同時に横にステップし、肩の鎧を壊されながらも、回避することができた。

 

グラハム「また自ら出てくるか。戦闘好きな野郎だな」

 

闇の帝王「お前さえ消せば全てが終わる」

 

闇の帝王は手を上に上げ、何かを取る動作をした。

 

グラハム「お前、今何をした?」

 

闇の帝王「貴様はここに来る前、大男を殺したのを覚えているか?」

 

グラハム「あの手応えの全くなかった奴か」

 

闇の帝王「そいつが見た光景を吸収することで、私はさらなる力を得ることができる」

 

グラハム「でも、今回だけ見たんじゃ意味はないはずだ」

 

闇の帝王「、、、先月からずっと偵察をさせていたとしたらどうだ?」

 

グラハム「何!?あの時の偵察兵は1人だけじゃなかったのか!」

 

闇の帝王「喋りすぎた。そろそろ消させてもらおう」

 

グラハム「スティラ、兵士達を下げて。こいつは危険だ」

 

スティラ「でも、、、いえ、分かりました」

 

グラハム「さぁ、どうくる?」

 

闇の帝王「、、、」

 

闇の帝王は、背部から紫色の粒子を出した。

 

グラハム「あ、あの光は、、、!」

 

闇の帝王「この力が貴様だけの力と思ってないだろうな」

 

グラハム「上等、、グラハムエーカー、標的を切り捨てる!」

 

奴は太陽炉の力を上手く扱うことができないからやれるはずだ。

、、、とはいえ、相手がガンダムタイプとは!

 

闇の帝王「良い代物だ。これでお前を痛めつけられる」

 

グラハム「あの時とは違う、完全に勝利の行方は分からないな」

 

闇の帝王「斬りつける」

 

グラハム「やれるか、【夜空の剣】!【アドバンススキル】、プロミネンスソード!」

 

魔法の力で身につけた技、【アドバンススキル】によって夜空の剣に炎を纏わせた。

 

闇の帝王「魔法を使ったくらいでは何もできん」

 

グラハム「それはどうかな?!」

 

グラハムは剣に纏った炎を闇の帝王の鎧に移した。

 

グラハム「よし、燃えている隙に、、、」

 

闇の帝王「この程度、どうと言うことはない」

 

グラハム「ぐっ!」

 

闇の帝王はなぎ払い攻撃でグラハムを突き放した。

 

闇の帝王「この程度か?」

 

グラハム「まだだ!ホリゾンタル・スクエア!」

 

闇の帝王「ふっ、、、」

 

スッ

 

グラハム「くそ、、、」

 

グラハムのホリゾンタル・スクエアを闇の帝王は、太陽炉の力で飛行し、回避した。

 

グラハム「すごく好戦的な帝王様だな」

 

闇の帝王「これで終わりか?」

 

グラハム「まさか、まだまだやれる」

 




ピンクマ「帰還まで、3ヶ月+3週間」
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