青年と少女のマルチプル・オンライン   作:グラハムさんとピンクマ

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第六章 荒野から宇宙へ
第26話「君と一緒に」


 

明日人の手術が無事成功し、数日後、GGOの残影の荒野にて…

 

 

 クレハ「これでラスト!」

 

ババンッ!

 

クレハ達は素材を集める為にエネミー狩りをしていた。

 

 コハル「これで全部揃った?」

 

 クレハ「ばっちりよ!ありがとう!」

 

 コハル「それにしても、エディちゃんはあれから本当に幸せそうだね」

 

 クレハ「ほんと、イチャつきすぎよ、、、」

 

クレハ達がエネミー狩りをしている間、岩場の影でグラハムとエディは体を寄り添って話していた。

 

 コハル「確かに、でもクレハも人のこと言えないでしょ」

 

 クレハ「フフッ、確かにね。あの2人の邪魔はしたくないけど、そろそろ動かさなくちゃ」

 

 コハル「そうだね。お〜い!グラハム〜、エディ〜、もう行くよ〜!」

 

 

その頃のグラハムとエディ…

 

 

 エディ「はぁ、、、落ち着く、、、」

 

グラハム「いきなりどうしたの?」

 

 エディ「手術が成功したおかげで、今こうしてグラハムが隣にいてくれることが嬉しいから安心するの」

 

グラハム「そう言ってくれると、俺も生きていて良かったと思えるよ」

 

 エディ「えへへ♪愛してる♡」

 

グラハム「俺もだよ、、、今回の一件でよりエディの大切さが分かったからね」

 

 エディ「そう思ってくれて嬉しい♪あ、コハルが呼んでるね、行こ!」

 

グラハム「そうだね」

 

タッタッタッタッタッ...

 

 クレハ「来た来た、今から明日の大型アップデートに向けて皆で武器の熟練度を上げましょ!」

 

グラハム「賛成、もしかしたら新エネミーが出てくるかもしれないからね」

 

 エディ「そうね、しっかり準備しよ!」

 

 

数時間後…

 

 

グラハム「ふぅ、、、これで皆の熟練度が90%超えになったはず」

 

 エディ「私は超えたよ!」

 

 コハル「私も超えた!」

 

 クレハ「あたしもよ!お疲れ様〜!」

 

グラハム「疲れた、、、ってもうこんな時間か。夕食の準備をするから落ちるよ。また明日」

 

 クレハ「またね♪」

 

 コハル「明日も頑張ろうね!」

 

グラハム「もちろん」

 

 

ログアウト…

 

 

明日人「ん〜、今日は何作ろうかな」

 

 

キッチン…

 

 

 咲月「最近の明日人は凄いね。私よりも料理ができてる」

 

明日人「まさか、まだまだ咲月には敵わないよ」

 

 咲月「そんなことないわ♪これらも病院の仮想世界で覚えたの?」

 

明日人「うん!まさか現実でも同じ料理を作れるとは思わなかったけどね」

 

皇帝になった時にスティラ総合騎士長から作り方を教えてもらったんだったな。あれ、そういえば俺皇帝になったのになんで料理させられてたんだっけな、、、?

 

 咲月「う〜ん!いい匂い♪」

 

明日人「よし、完成!食べようか」

 

 咲月「うん!」

 

 

食事中…

 

 

 咲月「お母さん達、また転勤なんだって」

 

明日人「またか、、、十分に生活できる金は貰ってるけど、なんだか心配だな」

 

 咲月「うん、それに私達が付き合ってるってことを聞いたら驚くだろうね♪」

 

明日人「あ、そういえばまだ母さん達には言ってなかったね。確かに驚くだろうな」

 

 咲月「やっぱり言うなら帰って来た時に言いたいよね」

 

明日人「そうだね、照れくさいけど実際に会って話した方が気持ちが伝わりやすそう」

 

この調子だと、親が帰って来るのはまだまだ先になりそうかな。

 

 咲月「ねぇ明日人、、私達もう付き合って数週間経ってるし、い、一緒に、お風呂にはいらない、、、?」

 

明日人「え?」

 

これはもしかして、お誘いってやつ、、、?別に下心はない、、って言ったら嘘になっちゃうかもしれないけど断る訳にはいかない、、、よね。

 

明日人「、、、まぁ、いいかな」

 

 咲月「明日人ならそう言ってくれると思った♡」

 

 

数分後、浴場にて…

 

 

まさかこの年になって咲月と一緒に風呂に入る日がくるなんて思いもしなかった。最後に一緒に入ったのはいつか覚えていない。

 

 咲月「お待たせ、、、入ろ、、、!」

 

明日人「うん、そうしよっか、、、」

 

き、気まずい。でも咲月も同じこと思ってるだろうし、、、。

そう思いながら明日人と咲月はシャワーで体を洗いに行く。

 

 咲月「背中、洗ってあげるね、、、」

 

明日人「いいの?ありがとう、助かるよ」

 

ゴシゴシ…

 

 咲月「覚えてる?私達が出会った頃、明日人が私の体を洗ってくれたよね」

 

明日人「え、そうだっけ?覚えてないや、、、」

 

 咲月「10年も前だからね、、、こうして2人で入るの、とても懐かしいわ」

 

どうしても思い出せねぇ、、、てか小学生の女の子の体を洗ってあげてたとか何してんだ過去の俺、、、。

 

 咲月「よし、洗い流せた、、、明日人、今度は私の背中を洗って、、、」

 

明日人「任せて」

 

明日人は咲月の背中に目を向けた。すると明日人は咲月の美しい白い肌に見惚れた。

 

明日人「凄く綺麗な肌、、、」

 

 咲月「フフッ♪ありがとう、、、」

 

ゴシゴシ…

 

明日人「あ、、、洗ってあげてたの思い出してきたかも」

 

 咲月「本当?」

 

明日人「うん、確か雨で濡れた咲月を風呂に入れてあげてた」

 

 咲月「当たり♪」

 

明日人「咲月と出会った日のことだからね、簡単に忘れる訳にはいかないと思ったんだ」

 

忘れかけてたけど、思い出せれば結果オーライだよね。

 

明日人「さぁ、咲月の背中も洗い流したよ。中に浸かって」

 

 咲月「うん!」

 

明日人と咲月は広いバスユニットにも関わらず、体を寄り添わせて中に浸かった。

 

 咲月「温かいね、、、」

 

明日人「あぁ、とても、、、」

 

む、胸が当たってる、、、気づいてないふりしておいた方がいいかな?

 

 咲月「こんな時間がずっとあってほしい、、、ねぇ、明日も一緒に入ってくれたりする?」

 

明日人「いいよ、咲月が幸せに感じるならそれで」

 

 咲月「やった♪明日人、だ〜い好き♪」

 

彼氏彼女ってこういうことするもんなのかな、、、?よく分かんないや。

 




ピンクマ「次回からはGGO宇宙編かな(多分)」
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