青年と少女のマルチプル・オンライン 作:グラハムさんとピンクマ
グラハム達が攻略を再開して数時間が経過し、ダンジョンから出てきた。今太陽炉で飛び立ち、ようやくクエストが終了するところであった。
クレハ「あれからヒューマノイド コンプリートは出現しなかったわね」
グラハム「そうだな、でも出てこなくて良かったよ」
コハル「うん、その方が安全かもしれないからね」
エディ「人に頭痛を起こさせるエネミー、、、何なのかしら。あ、そろそろクエストNPCのところに着くわ」
グラハム達はクエストNPCの元へ降下すると、ヒューマノイドを討伐したことを報告した。
NPC「おぉ!ありがとうございます!これで驚異は収まったはずです」
グラハム「あの、教えてほしいんだが、ヒューマノイド コンプリートの情報って持ってる?もし持ってるなら教えてほしい」
NPC「ヒューマノイド コンプリート、そいつは体力と防御力が非常に高いロボットです」
グラハム「、、、それだけ?」
NPC「はい、それだけです」
グラハム「そうか、ありがとう」
聞きたいことを聞き、グラハム達はクエストNPCと別れた。
月のホーム…
グラハム達はログアウトの為に、それぞれのホームへ戻った。
エディ「明日人、今も気分は大丈夫?」
グラハム「うん、大丈夫だよ」
エディ「そう、良かったわ♪」
グラハム(咲月達は頭痛が起きなかった、そして俺とあの男の人は頭痛が起きた。“特性”でふと思ったけどこの頭痛はイノベイターだけ?てことはあの人もイノベイターだから起きたってことか?)
グラハムは様々な疑問を出す。
グラハム(仮にイノベイターの者だけが起こす頭痛だとしたら何の為なんだ?運営の意図した行動?それとも不具合?何にせよ答えは出てこない、、、)
エディ「あ、言い忘れちゃってたんだけど、この後クレハ達とお泊り会があるんだけど、現実世界では明日人1人で大丈夫?」
グラハム「あ、あぁ、大丈夫だよ。楽しんで来て」
エディ「ありがとう!またね!、、、」
グラハム「、、、?どうしたの?」
エディ「え〜と、、、行ってらっしゃいのキスを貰えないかな〜て、、、」
グラハム「はは、甘えん坊さんだな」
チュッ
グラハムはエディの体を抱き寄せてキスをした。
エディ「ん、、、チュ、、、晩ご飯は作り置きしてるから温めて食べてね♡」
グラハム「分かった、いつもありがとう」
そう言ってエディはログアウトした。
グラハム「さて、もう一度あそこへ行くか」
ヒューマノイド拠点…
グラハムは、ヒューマノイド コンプリートについて運営に報告する為、ヒューマノイドの拠点へ向かった。
グラハム「さっさと入口付近のエネミーを倒して内部に入ろう。トランザム!」
ヘルメットをしてるから近接は危ないな。
グラハム「ライフルビット!」
ライフルビットの乱射でヒューマノイド達は次々と消滅していく。
グラハム「乱れ撃つ!」
残り4体のヒューマノイドも問題なく倒した。
グラハム「よし、突入するか」
グラハムはせっせと敵拠点に入っていった。
????「、、、!」
その光景を岩陰から見ている者がいることにグラハムは気づかない。
ヒューマノイド拠点 内部…
グラハム「ここからは太陽炉が使えない、気をつけなきゃな」
すると、奥でヒューマノイド達がスポーンする。
グラハム「お目当ての奴も出てきたな」
ヒューマノイド達の後方に、頭痛を起こさせたターゲット、ヒューマノイド コンプリートもスポーンした。
グラハム「スポーンはダンジョン1周1体までか?」
ピキンッ
グラハム「うっ、、、」
まただ。ヒューマノイド コンプリートが出現すると、グラハムは頭痛を起こした。
今の目的は交戦じゃない、今起こっている出来事を運営に伝えるのだ。
グラハム「まだ気づかれてない。さっさと報告して戻ろう」
バンッ!
グラハム「何っ!」
ヒューマノイド スナイパーの射程距離にグラハムが少し入ってしまい、気づかれてしまった。
グラハム「脳にダメージはないと思うけど、辛い思いはしたくないな、、、スナイパーを早く倒さないと」
グラハムはスナイパーを取り出し、ヒューマノイド スナイパーの頭を撃ち抜いた。ヒューマノイド スナイパーがやられると、近くにいた他のヒューマノイドが反応し、グラハムに接近する。
グラハム「このままじゃ、、、!」
太陽炉禁止エリアだからホルスタービットも使えない。
グラハム「まだだ、、、俺はこの世界でもあれが使えるはず!」
グラハムは右手に夜空の剣、左手にRE-45を取り出した。
グラハム「すぅ、、、アドバンススキル!ヒートソード!」
あの仮想世界で覚えた技で切り抜けるしかない!
夜空の剣の剣身が赤くなり、それを構える。
グラハム「このスキルは銃には流石に適用されないか。でも大丈夫だ」
そう言ってRE-45も構えた。
グラハム「、、、ホリゾンタル・スクエアA!」
従来のホリゾンタル・スクエアに加え、切断力の増した剣と射撃でヒューマノイド達を圧倒する。
グラハム「アドバンススキルの真価、今こそ発揮する!」
多くのヒューマノイドを倒し、敵の攻撃は収まってきた。残ったのは、問題のヒューマノイド コンプリートだけ。
危機は去ったからあいつはもう放って撤退してもいいな。
グラハム「弾が少ない、戻ろう」
そしてグラハムは来た道を戻って行った。
ヒューマノイド拠点 入口…
グラハム「やれるだけのことはできた。さぁて、ホームに戻ったらログアウトして飯にでもしよっと」
????「グラハム様、ですか、、、?」
グラハム「ん?」
ピンクマ「↓今回も念の為に」
RE-45…“APEX Legends”に登場する連射式ハンドガン