青年と少女のマルチプル・オンライン   作:グラハムさんとピンクマ

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まさか3000字を超えるとは、、、


第4話「もう一人の恋する乙女」

GGOの自分の部屋…

 

 

グラハム「ふわぁ〜、朝だ〜。昨日はまさかアファシスに見られてたとはな」

 

ピロンッ!

 

グラハム「ん?誰からのメールだ?」

 

こんな朝早くにメールがくるなんて珍しいな、、

 

グラハム「クレハだ、久々に会うな〜、何が書かれてるんだ?」

 

 

“グラハムへ

 

早朝だけど、【SBCグロッケンの展望台】に来なさい!”

 

 

まさかの呼び出し、、、最近ログインしてないから報告する為に来てもらうとか?でもそれならメールでいいよな。とにかく行くか。

 

 

SBCグロッケン展望台…

 

 

グラハム「やぁ、クレハ」

 

 クレハ「グラハム、来てくれたのね!」

 

この子が〘クレハ〙、幼馴染で昔からよく一緒に遊んでた。その頃はVRMMOとかリリースされてなかったからかくれんぼとかね。

 

グラハム「どうしたんだ?朝に呼び出して」

 

 クレハ「、、、」

 

いや、なんで沈黙してるの?もしかして、引っ越しとか?、、、ないな。本当にどうしたんだろう。

 

 クレハ「グラハム、あたし、、GGOで一緒に冒険した時からアンタの優しさに惹かれて好きになったみたい、付き合ってくれる?、、、」

 

グラハム「なっ!?」

 

マジかよ、、、エディにも告白されて今度はクレハにまでされた。なんて言おう、、、普通に断ればいいか?でも悲しむ顔なんて見たくないし、、、。

 

 クレハ「どうかしら、、、」

 

グラハム「、、悪いけど俺にはもうe、、、」

 

チュッ

 

グラハム「!」

 

ちょ!き、キスで黙らせるなんて、、誰かに見られたらどうするんだよ!

 

グラハム「ちょ、クレハ、、、」

 

 クレハ「そうか、もうアンタには誰かいるのね。でも、せめてGGOの中だけでも、アンタの隣に居させて、、」

 

チュッ

 

グラハム「、、、」

 

自分でも女性は1人だけを選ばなきゃいけないってことは分かってる。でも、仲間の悲しむ顔なんて俺は見たくはない。

 

 クレハ「、、、あたしの気持ちを聞いてくれてありがとう。例えアンタが他の子と付き合ってても、あたしはアンタのことが好きだから、、、」

 

グラハム「あぁ、ありがとうな。今日はログアウトするよ」

 

 クレハ「えぇ、これからもよろしくね」

 

その頃、女性2人が柱の後ろからグラハムとクレハを見守っていた。

 

?????「良かったわね、クレハちゃん」

 

????「マスター、覗きはいけないのでは?」

 

?????「私が見ているのは知り合いだからいいのよ〜。さぁ、グラハムがログアウトするみたいだから戻りましょうか」

 

????「はい、マスター」

 

 

ログアウト…

 

 

なんだか夢のような時間だったな、、、あ、まだ8時だ。飯を食べなきゃ。

 

 明日人「おはよう」

 

 咲月 「おはよ〜!」

 

ムギュ!

 

咲月が明日人に抱きついてきた。

 

 明日人「おわ!」

 

バタン!

 

咲月が勢いよく抱きついてきた為、明日人は後ろに倒れた。

 

 明日人「いてて、、大丈夫か?」

 

 咲月 「私は大丈夫!でも、明日人は本当に優しいわね、自分のことより私に気を使ってくれるもの。そんな明日人が大好き♪」

 

 明日人「ハハ、ありがとう」

 

 咲月 「さぁ、早く食べて一緒にどこかへ行こう?」

 

 明日人「もちろん」

 

まさか俺と咲月が付き合っちゃうなんてな。

クレハのことも大切にしなきゃ。

 

 

朝食後…

 

 

 咲月 「ねぇ明日人、今日の晩御飯は何食べたい?何でもいいよ!」

 

 明日人「そうだな、、、チキンライスかな」

 

 咲月 「分かったわ、作ってあげる!」

 

 

数分後、明日人の部屋…

 

またGGOにログインするか、狩りやらイベント攻略やら。

 

 

グラハム「さぁ、へカートを持ってイベント攻略するか」

 

 エディ「お待たせ〜、待った?」

 

グラハム「いや、俺も今ログインしたところだから大丈夫だよ。総督府に行こうか」

 

 エディ「うん♪」

 

ホームを出ると、そこにはクレハがいた。

 

 クレハ「あら、グラハムじゃない!」

 

グラハム「お、クレハだ。良かったら一緒にイベント行くか?」

 

 クレハ「良いわね!行きましょう!」

 

 

総督府でイベントを受注し、どんどんエネミーを討伐していく一同…

 

 エディ「やるわねグラハム、何だかまたドキドキしてきた、、、」

 

 クレハ「あら、グラハムに見惚れてたの?」

 

 エディ「く、クレハ、聞いてたのね」

 

 クレハ「分かるわ〜、私もグラハムを見てたら何故かドキドキするもの。今度グラハムとデートしようかな〜」

 

 エディ「ぐ、グラハムは私のものなの!」

 

 クレハ「あら、その発言をしたってことはもしかして2人は付き合ってるの?まぁ、義兄妹って聞いたことあるから変な感じはしないけど」

 

 エディ「と、とにかくグラハムは渡さないから!」

 

 

一方、その時のグラハム…

 

 

グラハム(おいおい、ヒソヒソ話してるなと思ったけど段々声がでかくなってるぞ、、、)

 

 

 

 クレハ「それじゃ、グラハムとの自慢話をしようかな〜」

 

 

 

グラハム(ん?)

 

 

 クレハ「私はグラハムとキスしたことあるわよ?」

 

 

グラハム(え?それ言っちゃうの?)

 

 

 エディ「なっ!わ、私はグラハムにいつも手料理を出してるわよ!」

 

 

 

グラハム(よくキスで怒らなかったな。てか、エスカレートしたらまずい気が、、止めなきゃ、でもどのタイミングで?)

 

本当にどうやって止めよう、、女なら「やめて、私の為に争わないで!」って言えるんだろうけど、俺が言ったら変なやつって思われるだろうし。

 

 クレハ「、、、最後の手段を出すしかないわね」

 

 

グラハム(お、もうすぐ口論が終わるか?)

 

 

 

 クレハ「それは、私とエディ、グラハムの3人でダブルデートをするのよ!」

 

 

グラハム(ダブルデートの意味違いますよ?)

 

 

 エディ「へぇ〜、面白そうじゃない。乗るわ!」

 

 

グラハム(乗るんかい!)

 

 

 クレハ「そうと決まれば、グラハムの元へ戻るわよ!」

 

 エディ「そうね」(本当は独り占めしたかったけど、引くのも大事)

 

 クレハ「グラハムー!」

 

グラハム「な、なんだ?」

 

 クレハ「今から私とエディの手を繋いでもらうから」

 

グラハム「ふぇ?」

 

 

そして、イベントは終わり…

 

 

グラハム「あの、、、いつまで繋ぐつもり?」

 

 エディ「ホームに戻るまで♪」

 

 クレハ「まぁ、あと少しだから。そう言ってる間に着いたわ」

 

グラハム「あ、本当だ」

 

今は12:30か、ログアウトしなきゃな。

 

グラハム「2人共、今日は一緒にイベント攻略してくれてありがとな」

 

 エディ「楽しかったね♪」

 

 クレハ「あたしも楽しかったわ♪ねぇグラハム、こっち向いて?」

 

グラハム「何?」

 

チュッ

 

グラハム「!」

 

 エディ「わ、私の目の前で、、、」

 

 クレハ「、、、ふぅ、次もよろしくね!」

 

グラハム「あ、あぁ、またな」

 

 

グラハムのホーム…

 

 エディ「さぁ、説教ね」

 

グラハム「は、はい、、、」

 

 エディ「クレハとのキス、今回で3回目じゃない?」

 

グラハム「はい、、、」(クレハのやつ、数も言ったのかよ、、、)

 

 エディ「何故断らなかったの?」

 

グラハム「すいません、断る勇気がありませんでした、、、」

 

 エディ「罰は、、、リアルで考えるわ」

 

グラハム「分かりました、、、」(待て待て、親に言うとかじゃないよな?)

 

 エディ「さぁ、ログアウトしましょう?」

 

グラハム「はい、、、」

 

 

ログアウト中…

 

 

マズイかも、罰って何されるの?めっちゃ怖いんだけど。

 

ガチャ

 

 咲月 「覚悟しなさいよ」

 

 明日人(あ、終わった)

 

 咲月 「目を瞑りなさい!」

 

 明日人「ヒィ!」

 

 咲月「、、、」

 

あれ?全然パンチがこない。、、、ん?これ、、

 

チュッ…

 

キスされた!?嫉妬だったのかな。パンチじゃなくて良かった〜。

 

チュッ、チュッ…

 

グラハム(な、長い、、、)

 

 咲月 「ぷはっ!ハァ、、、ハァ、、、」

 

 明日人「ハァ、、、ハァ、、、」

 

 咲月 「罰は、、明日人のファーストキスを取る、、」

 

そ、そうか、VRMMOでのファーストキスは取られたからリアルで、、、。

 

 咲月 「、、次の罰も考えておくからね♪」

 

 明日人「う、うん、、、」

 

今日は凄く恥ずかしい1日だったな。




ピンクマ「クレハって19歳だったんだ、、、」
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