青年と少女のマルチプル・オンライン 作:グラハムさんとピンクマ
山奥、川岸…
春が訪れ心地よい日差しが照りつける中、安定の4人は川岸へ訪れている。
凛 「瑠璃!そっちに行きましたよ!」
咲月「明日人頑張れ♪」
明日人「くぅぅ、、、っ」
明日人と瑠璃は現在、川で泳いでいる魚を網で獲ろうとしてる。その動機は、、、。
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昨夜、夕食…
瑠璃「美味しい、何この食べ物?」
明日人「ん?魚だよ」
瑠璃「さかなって言うのね。いや、私の世界にはこんな生き物いないから」
明日人(それでよく食おうと思ったな)
あ、咲月を信頼しているから食べられると判断できたんだろうな。
瑠璃「さかなって何処で捕れるの?」
凛 「海や川などで捕れますよ」
ユーフォニアの魚料理は本当に美味しかった。仮想世界だってことを忘れるぐらいには。
瑠璃「じゃあ、明日行きましょ」
明日人「行くの!?」
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そして今に至る。釣り竿は持っておらず、貸し出してくれる店も離れているので、取り敢えず大きめの網を2つ買って来たのだ。
瑠璃「よし、また捕れた」
明日人「え、凄っ」
初めてにも関わらず、瑠璃は既に4匹も捕まえている。対する明日人はようやく1匹目を捕まえたところだ。
瑠璃「うっ、魚の生臭さ、まだ慣れないわね、、、」
明日人「どうやったら捕まえられるの?」
初めて魚を相手にする瑠璃に聞くのもあれだが。
瑠璃「これを聞くとすぐに捕まえられるわ。まず小石を拾い、魚を捉えたらすぐ傍に小石を投げて、逃げた方向に網を持ってくる」
バシャッ…
言いながらやってみせると、瑠璃の網に確かに魚が一瞬で入った。
瑠璃「ね、簡単でしょ?」
明日人「どう見ても簡単じゃ、、、」
捕まえたところを見ても半信半疑な明日人は、同じように魚を捕まえようとする。
バシャッ…
明日人「、、、できた」
瑠璃「その調子よ」
明日人「こんなに上手くいくもんなのか」
瑠璃「あなたイノベイターでしょ」
明日人「そうでした」
いつもと同じ生活してる為にイノベイターの自覚は全くない。
そして数分後、全部で16匹の魚を咲月と凛の所へ持っていき、あーだこーだして魚が焼き上がった。
「「「「いただきます」」」」
瑠璃「うん、自分で捕まえた魚を食べるのも悪くないわ」
明日人「それに、咲月と凛のおかげで焼き加減も丁度良いよ」
咲月「良かった♪1人4本ずつだからね!」
凛 「まさか魚料理の経験がこの世界で活かせるとは思いませんでした」
本当に旨い。咲月の焼いた魚はお袋の味って感じがするし、対する凛の魚は料亭の味がする。どうやればこの味ができるんだろう。
瑠璃「美味しかった」
ほのぼのしていると瑠璃は既に4本食べ終えた。
はっや。
仲間とピクニック気分で出かけるなんて滅多にないし、準備に苦労するけど、たまにはこんな時間も悪くないな。
ピンクマ「おまけ章も終わってしまった、、、。読者さん!Ⅱもご期待下さいお願いします!」