青年と少女のマルチプル・オンライン   作:グラハムさんとピンクマ

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第二章 ロワイヤル
第7話「好意」


明日人の部屋…

 

明日人は今、GBMで使用しているガンプラの性能調整をしている。

 

 明日人「クアンタのライフルを他のものに変えようかな?」

 

コンコン…

 

するとノックが鳴った。

 

 咲月 「明日人、入っていい?」

 

 明日人「いいよ」

 

ガチャ

 

 咲月 「義足の使い心地はどう?」

 

 明日人「あまり良くないね、、でも、痛みは引いてきたからもうすぐ1人で歩けるようになると思う」

 

俺は右足を痛めてから脚の補助をしてくれる機械を付けている。

松葉杖よりは断然良いけど、それでも邪魔くさい。

 

 咲月 「そうなのね。、、ねぇ、抱いていい?」

 

 明日人「、、うん、もちろん」

 

ギュ…

 

 咲月 「あの時、傍にいてなくてごめんね。私が傍にいていれば義足なんて付けてないでしょうし」

 

 明日人「咲月が悪いんじゃないよ。不可抗力だ。それに、咲月は朝から学校だったんだし」

 

 咲月 「うん、それでも、、、」

 

咲月から涙がこぼれている。

 

 咲月 「何故か〘ごめんね〙って言わないと気が済まないの、、、」

 

 明日人「咲月、、、」

 

ギュ…

 

 明日人「俺は大丈夫だよ、今こうして傍にいてくれてるんだから」

 

 咲月 「明日人、、大好き、、」

 

 

 

 

数時間後、GGOの〘残影の荒野〙にて…

 

 

グラハム「スナイパーの練習だ、、、」

 

バン!

 

グラハム「ぐっ!左から撃たれたか」

 

右手でスナイパーを固定しつつ、左手でハンドガンを取り出し敵を倒した。

 

アファシス「マスター、大丈夫ですか?」

 

グラハム「あぁ、なんとか。まさかエネミーごときに被弾してしまったは、、、」

 

????「あら、グラハムじゃない」

 

グラハム「!ツェリスカ」

 

????「こんにちは、グラハムさん」

 

この人は【無冠の女王】ツェリスカ。このGGOの運営のザスカーっていう所の社員だそうだ。ツェリスカもアファシスの〘デイジー〙を連れている。

 

ツェリスカ「左目、ナイフで刺されたらしいじゃない」

 

グラハム「え、なんで知ってるんだ?」

 

ツェリスカ「SAOのあのトラブルの話がこっちに流れてきたからよ。チーターにあったんでしょ?」

 

グラハム「あぁ、全くだ」

 

ツェリスカ「可哀想にね〜」

 

スタッ、スタッ

 

グラハム「?」

 

なんで近づいてくるんだ?

 

チュッ

 

ツェリスカはグラハムの左の頬にキスをした。

 

グラハム「ツェ、ツェリスカ、何を、、、」

 

ツェリスカ「フフ、景気づけよ」

 

グラハム「景気づけって、、」

 

俺まだ学生だぞ、大人にキスしてもらうって、、、

 

デイジー「マスター、気をつけないとハラスメントコードに引っかかりますよ?」

 

「気をつけないと」?やめさせるのではなく?

 

ツェリスカ「そうね、今回はここまでにしておこうかしら」

 

ちょっと待って、「今回は」?

 

ツェリスカ「次もよろしくね〜」

 

デイジー「それではこれで」

 

グラハム「あぁ、またな、、、」

 

まさか【無冠の女王】にまで目をつけられるなんて。

 

 クレハ「グラハム、一緒にイベント行かない?」

 

、、、ここにもいたな、キスしてきた人が。

 

グラハム「いいよ、行こうか」

 

 クレハ「フフ♪」

 

 

イベントの移動中…

 

 

  クレハ「そういえば、あんたってSAOで事件にあったんだって?」

 

え?その話どこから漏れてるの?

 

グラハム「あれ?知ってるのか?」

 

 クレハ「ニュースで見たわよ」

 

グラハム「へ〜、ニュースに取り上げられたんだ」

 

 クレハ「当たり前でしょ?ゲームで人の生死が関わってたのよ?」

 

グラハム「そ、そうだな、この目もあの時のせいだし」

 

 クレハ「あら?その眼帯おしゃれじゃなかったの?」

 

グラハム「あぁ、実際に左側が見えてないからね」

 

 クレハ「あんたも大変ね、、、そんな話をしてる内に目的地に到着ね」

 

グラハム「よーし、フルブラストだ!」

 

 

数分後…

 

 

グラハム「ふぅ、ラストアタックは貰ったよ」

 

 クレハ「ムゥ、悔しい」

 

グラハム「さてと、ラストアタックボーナスのアイテムは、、、クレハにあげるよ」

 

 クレハ「え、なんで?」

 

グラハム「ボーナスが女性専用アクセサリーだったんだ。俺が持ってても仕方ないからな」

 

 クレハ「そうなのね、ありがとう!早速着けてみるわ!」

 

どんな見た目してるのかな。アイテム名をよく読まずに性能だけ読んだからな。

 

 クレハ「着けたわよ!、、、何も変わってない?」

 

グラハム「おぉ、これはなかなか」

 

 クレハ「どういうこと?」

 

グラハム「鏡機能で見てみなよ」

 

そう言ってグラハムは鏡をクレハの前に出した。

 

 クレハ「ね、猫耳!?これを着けて外に出るのは恥ずかしいわよ!」

 

グラハム「アイテムを非表示にしたらいいだけだよ。そしてその猫耳、それぞれのステータスが+5上昇するらしいよ」

 

 クレハ「結構優れたアイテムなのね。ありがとう!お礼は何にしようかしら、、、」

 

グラハム「お礼なんていいよ。さ、帰ろうか」

 

 クレハ「えぇ、そうね。はぁ、家までちょっと遠い。GGOってあまり移動手段がないわよね。車だって買ってないし」

 

グラハム「、、、なら、ちょっと失礼」

 

そう言ってグラハムはクレハを持ち上げた。

 

 クレハ「ちょっ、お姫様抱っこは、、、」

 

グラハム「降りたいならいいけど、今日だけかもしれないぞ?」

 

 クレハ「、、、わ、分かったわよ。連れて行ってもらうわ」

 

クレハは顔を俯かせて言った。そりゃ恥ずかしいよな、俺だって抱くのは恥ずかしいもん。じゃあなんでお姫様抱っこをするのかってなるけどね。

 

 

数分後…

 

 

 クレハ「お、重くないかしら?」

 

グラハム「大丈夫、軽いよ」

 

本当に軽いから大丈夫だけど、逆に重いって言った時どうなることやら。

 

グラハム「それじゃ、今日は落ちるよ」

 

グラハムがホームに入ると、、

 

 クレハ「えぇ、、あ、ちょっとだけホームに入らせてもらっていい?やりたいことがあるの」ニコリ

 

グラハム「?いいよ」

 

バタン、、

 

 クレハ「、、、それじゃあ、久しぶりに、、」

 

チュッ

 

グラハム「ムッ!、、、」

 

ホームに入ってやりたいことってこれかよ、、いやまぁ、なんとなく予想通りだったけど。

 

ニュル、、、

 

するとクレハが舌を入れてきた。

 

グラハム「ん?!、、、」

 

 クレハ「んん、チュッ、、チュッ、、ぷはぁ、、、今日は色々とありがとうね!こういうことを言うのもあれだけど、、またキスさせてね?、、、」

 

グラハム「、、、誰もいないところでなら」

 

お前はいつからキス魔になったんだよ。それでも了承する俺って何なんだ?

 

 クレハ「フフ♪グラハムならそう言ってくれると思ったわ♪じゃあ、また明日」

 

そう言うとクレハはホームを後にした。

 

グラハム「〘そう言ってくれると思った〙、か、、、」

 

 

ログアウト…

 

 

 明日人「あれ?身動きが取りづらい。あ、脚が不自由なんだった」

 

この脚色々と不便だな。明日には治るかな?

 

ガチャ

 

 咲月 「あら、今ログアウトしたところ?」

 

びっくりした、咲月が入ってきたのか。

 

 明日人「うん、そうだよ。咲月は今家に帰ってきたところ?」

 

 咲月 「えぇ、そうよ。晩御飯も持ってきたわ」

 

 明日人「色々とありがとな」

 

 咲月 「全然いいよ。私は明日人の彼女だし♪」

 

 明日人「あぁ、そうだな」

 

 咲月 「えへへ♪」

 

さて、学校のことも考えなきゃな。この左目見られるの嫌だな。そうだ、眼帯着けよっと。




ピンクマ「1話に約2回のペースでキスされる明日人氏。こんな小説は逆にレア?!念の為今回も言います。〘中の人は本当に健全です!(笑)〙」
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