青年と少女のマルチプル・オンライン 作:グラハムさんとピンクマ
10月31日の午後…
グラハム「ふぅ、空中戦の練習疲れたな〜」
エディ「そうね。そうだ、クッキー焼いたんだけど食べる?」
グラハム「おぉ!食べたい!」
エディ「いいよ♪ちょっと待ってね、まだ味見してないから」
パクッ、モグモグ、、、
エディ「うん、美味しい♪グラハムも食べていいよ!」
グラハム「ありがとう!」
エディ「あ、間違えた。グラハムの分はこっち」
グラハム「どっち?」
チュ
グラハム「ンムッ?!、、、」
く、口移しじゃないか、、、
エディ「ん、、チュ、、んっ、、あん、、」
頼むから変な声は出さないでくれ。そして絶対キス目的だろ、、
エディ「チュ、、チュパ、、、、私のクッキー、美味しかった?」
グラハム「あ、あぁ、とっても」
エディ「良かった、グラハムの為に頑張って作った甲斐があったわ♪さぁまだあるから食べてね!」
グラハム「う、うん。次は普通に食べるよ」
エディ「あら、いくらでも私が食べさせてあげるのに」
グラハム「いや、えと、、口移しはちょっと、、、」
エディ「フフ♪いつでもしてあげるわよ♪」
グラハム「う、うん、また今度」(なんでこんなに上機嫌なんだ?)
数分後…
エディ「さっ、クッキーも食べたしまた空中戦の練習に付き合ってくれる?」
グラハム「もちろん、エディが納得いくまで手伝うよ」
エディ「ありがとう♪」
数時間後…
エディ「かなり戦えるようになったわ!ありがとう!」
グラハム「エディはもっと強くなれる、だから頑張れよ。さぁ、ホームに戻ろう」
エディ「うん♪ねぇ、良かったらまたホームまでお姫様抱っこしてくれない?なんだか落ち着くの」
グラハム「そうなんだ。分かった、じゃあ失礼」
グラハムはエディを軽々とお姫様抱っこした。
グラハム「さ、帰ろうか」
エディ「うん!」
ホームへ…
グラハム「到着!エディ、降りていいよ」
エディ「ヤダ、ずっとこうしてもらってたい♪」
グラハム「そ、そうなのか?」
グラハムはホームに入りながら聞いた。
エディ「うん、だってなかなかグラハムに抱かれることなんてないもの」
グラハム「それは、、今まで恥ずかしかったから」
エディ「あら、人気のないところを探すときにこうして抱き上げてくれたのはグラハムが始めたことなのに?」
グラハム「そのときのエディは初めて太陽炉を使うから、最初は上手く飛べないかなと思って抱き上げたんだよ」
エディを降ろしながら応えた。
エディ「ふ〜ん、そういうことだったんだ。えいっ!」
グラハム「おわっ!」
エディはいきなりグラハムをソファに押し倒した。
え、これ今床ドンの体勢になってる、、、
グラハム「え、エディ?これは、、、」
エディ「グラハムは本当に優しいよね。ときには私のお願いを断ってもいいのよ?」
グラハム「えぇっと、あまり断らないかな。断れない性格だからってのもあるかもしれないけど、別にできないことを頼まれてる訳じゃないからね」
エディ「そう、それなら良かったけど、嫌だったら断ってね」
グラハム「大丈夫だよ。エディこそ、俺の願いが嫌だったら断ってくれ」
エディ「私も大丈夫。愛してるわ、明日人、、、」
グラハム「あぁ、俺もだよ、、、」
ギュ…
エディとグラハムはソファの上で抱き合った。
本名で呼ばれたけど、ホームだから大丈夫だな。
次の日、GGOの総督府にて…
グラハム「面白いイベントあるかな?ん?」
グラハムはとあるイベントを見つけた。
グラハム「【迫る!武力介入!】、参加者は必ず太陽炉を装備すること、か。なかなか面白そうじゃん。ルールは1〜4人チームのバトルロワイヤル、戦闘場所はSBCグロッケン以外の全て、だとは、、、よし、やろっと」
SBCグロッケンどこでも戦闘OKって絶対修羅場なんだろうな〜。てか、まさかGGOでも太陽炉を持ち出せるなんてな。とりあえず、クエスト受注したからもう戦いは始まってるんだよな、鍛冶屋で新装備作らないと!
数時間後…
エディ「へぇ、ソレスタルビーイングのパーツをプレイヤー用に発展させたんだ、凄いわね!」
クレハ「鍛冶スキルも上げてたなんて知らなかったわ」
コハル「私もイベントに呼んでもらったのは嬉しいけど、こんな装備貰っちゃっていいの?」
グラハム「皆の為に作った装備だから全然いいよ」
グラハムはサバーニャのライフルビットとホルスタービットを装備し、エディ達には事前に皆から預かった疑似太陽炉をオリジナルの太陽炉に改造して装備させた。
エディ「私はフルセイバーのバックパック装備ね」
コハル「これは、ハルートのバーニアユニットかな」
クレハ「そしてあたしはセラヴィーのGNHWだったかしらね」
グラハム「その通り!さて、そろそろ出発するか」
雪原…
クレハ「うわぁ、GGOなのに空を飛ぶプレイヤーが多いわね、、、」
コハル「スクワッドのバトルロワイヤルか〜、私達勝てるかな?」
グラハム「こんな豪勢な装備を使ってるのは俺達だけだろうし大丈夫だろ」
エディ「そうね、できるわよ!」
グラハム「じゃあ、フルブラスト!」
グラハム達は戦闘に乱入した。
まさか、GGOでも空を飛ぶことになるなんてな。太陽炉って期間限定なのかな?
男性A「なんだ?あの緑色の粒子を扱うプレイヤーは」
男性B「オレンジのプレイヤー、、、まさか噂の〘オーランジュ・ゲヴェーア〙って奴じゃないのか!?」
男性A「マジかよ!なら俺らが奴を倒して有名になるんだ!」
グラハム「雪原の空を飛ぶのは気持ちいいな。ん?敵2人が近づいてきてる。まずはスナイパーの〘ティアマトMk3〙の出番だな」
グラハムは空中でスコープを覗いた。
グラハム「かなりブレるな。なら、行け!ライフルビット!」
グラハムが装備しているサバーニャのホルスターから、ライフルビットが射出されていく。
男性A「なっ!?」
グラハム「まず1人だ」
ライフルビットで男性Aが撃ち落とされた。
男性B「くっ、どうやってそんな装備を!」
グラハム「秘密だな。貰った!」
続いてもう1人も撃破した。
グラハム「ふぅ、エディ達の様子は、、、」
一方、エディ達は…
クレハ「えいっ!もう1人も!」
エディ「着々と撃破ポイントを取られていく、、、」
クレハ「フフフ♪グラハムに相応しいのはあたしね!」
エディ「そ、そんなことないわ!」
コハル(、、、私のグラハムでもあるのに、、)
3人は別のことで争っていた。
グラハム「俺だけ孤立してる、合流しないとな」
男性C「いたぞ!」
男性D「珍しい装備のプレイヤーだな」
男性E「しかもあいつ、〘オーランジュ・ゲヴェーア〙じゃないか?」
男性F「戦績を上げるチャンスだぜ」
俺を倒したぐらいで大したポイント稼ぎにならないのに。
グラハム「もう一度使うか。行け!ライフルビット!」
男性E「弾幕で押せ!」
相手の弾幕がグラハムを襲う。
グラハム「ぐっ!数発被弾した、炸裂弾で1人は落とせそうだな。よし、喰らえ!」
ダンッ!
男性D「ぐあっ!」
男性E「誰か奴の蘇生に行ってくれ!」
男性F「俺が行く!」
コハル「させない!GNシザースビット!」
男性F「ゴハッ!」
コハルが合流し、シザースビットが男性Fを切り刻み、ダウンさせた。
グラハム「助かったよ!」
コハル「間に合って良かった!」
男性C「このままじゃ、、、」
グラハム「圧倒させてもらう!」
ピンクマ「進化していくVRMMO」