奥能登殺人事件   作:新庄雄太郎

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水野が休暇中に七尾線で起きた毒殺の事で事情聴取へ向かった。


第3章 身元確認

次の日、水野が休暇から戻って来た。

 

「どうでした、休暇は。」

 

「うん、結構楽しかったよ。」

 

「そうか。」

 

そこへ、電話が入った。

 

「はい公安特捜班、ええいます、外線回します。」

 

そして、水野は電話に出た。

 

「はい、公安特捜班の水野です、あっ、石川県警ですか。えっ、七尾線の車内で男性の死体!?。」

 

と、水野は驚いた。

 

「名前は、野々宮誠三、53歳、わかりました、早速調査してみます。」

 

と、電話を切った。

 

「どうしたんですか、水野さん。」

 

「実は休暇中に、七尾線で男性の毒殺死体が発見されたんです。」

 

「えっ、何だって、それ本当か。」

 

「はい、私が休暇中に和倉温泉駅で1人の女の子と一緒に七尾線に乗ったんです、そしたら穴水駅に着いたら

その男が死んでいたんです。」

 

「なるほど、水野は七尾線に乗った時に死体を発見したんだな。」

 

と、高杉は言う。

 

「それで、死因は?。」

 

「死因はカップ酒に青酸系の毒物と判明した。」

 

南は水野に言った。

 

「主任、早速その自宅へ行って見ましょう。」

 

「ああ。」

 

早速、南と水野は被害者の野々宮家へ行って見ることにした。

 

「まぁ、七尾線であなたが。」

 

「はい、石川県警では毒殺とみて捜査をしています。」

 

「あのー、亡くなった誠三さんなんですけどよく能登半島へ行かれるんですか。」

 

「あっ、はい昔夫と一緒に新婚旅行へ行ったことがあって、今回は夫だけで能登半島へ行くと言って先週休暇を取って一昨日出発したんです。」

 

そこへ、1人娘がやって来た。

 

「お母さん、これお父さんの旅行の日程があったわ。」

 

南は、高校生の娘に旅行日程の髪を見せた。

 

1日目

 

22時44分発 寝台特急「北陸」に乗車

 

2日目

 

6時33分 金沢到着

 

8時02分発 急行「能登路1号」乗車

 

10時16分 輪島到着 輪島市内散策 白米千枚田 間垣の里

 

輪島で1泊

 

3日目 

 

朝市見物 七尾線に乗車 和倉温泉で1泊

 

 

4日目

 

和倉温泉駅で七尾線に乗車、穴水駅で下車 のと鉄道に乗り換える

 

見附島へ。

 

穴水-金沢-京都で特急「雷鳥36号」に乗車

 

京都から新幹線で帰京

 

 

「じゃあ、その日に帰京する予定だったんですね。」

 

「はい、こんな事になるなんて。」

 

「あのー、会社で恨まれてることはありますか?。」

 

「そう言えば、横浜の会社で多額の賄賂を受け取ったと噂を聞かされたんです。」

 

「あっ、ひょっとして警視庁の汚職事件ですね。」

 

「はい、家にも刑事が来たことがあって。」

 

「そうですか。」

 

そして、娘は言った。

 

「お父さんが会社で悪いことでもしたんですか?。」

 

「ああ、今のところは確認です。」

 

「そうですか。」

 

と、言って南と水野は特捜班に戻った。




そして、第一の事件は七尾線で起きた

果たして、犯人はこの汚職事件に関係しているのか?

汚職事件については「東京発東海道新幹線「ひかり」失踪事件」をご覧ください
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