奥能登殺人事件   作:新庄雄太郎

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そして、梨子と茉莉も登場します


第4章 被害者は会社役員

「そうか、休暇で能登半島へ1人旅していたのか。」

 

と、高杉は言う。

 

「はい、野々宮は3日前に寝台特急「北陸」の個室A寝台の寝台券を買っていたことがわかりました。」

 

「なるほど、能登へ行く直前に予約していたのか。」

 

「はい。」

 

そこへ、高山がやって来た。

 

「班長、毒殺された野々宮は海山商事の役員って事が判明しました。」

 

「そうか、やはり被害者の野々宮は会社役員か。」

 

「はい。」

 

「そう言えば、被害者の津島と野々宮は海山商事に勤務していたのか。」

 

「うん、きっとそうだ。」

 

「犯人は、海山商事で恨みを持つ人物の可能性があるのかも。」

 

「なるほど、野々宮と海岸で殺害された津島は海山商事の役員か。」

 

「まず、間違いありませんね。」

 

そして、高杉は高山に言った。

 

「それで、被害者の野々宮は海山商事のどこの部署なんだ。」

 

「調べた結果、野々宮は海山商事の横浜支社で勤務していました。」

 

「という事は、通勤電車で通っていたのか。」

 

「はい、野々宮の場合は東京から横浜までは山手線と東海道線を使って通勤しています。」

 

「そうか、野々宮は通勤で津島は単身赴任だよな。」

 

「はい。」

 

「なるほど、新横浜から新幹線に乗りそこから東京へ行き山手線に乗る、上野から22時発の寝台特急「北陸」に乗った。」

 

「新幹線で行くと東京まで行けれますね。」

 

「うん、そう言えば水野は確か見附島に一緒に行った女の子の名前は覚えてる?。」

 

「えっ、ああ、覚えているよ、名前はね津島善子って言ってたけど。」

 

「津島善子。」

 

「うん、善子ちゃんは確か父親が亡くなられたって言って友人と一緒に能登島と和倉温泉に行くと言って一緒に来たって、その女の子は1人で見附島へ行くと言ってたな。」

 

「じゃあ、一緒に見附島に行ったのか?。」

 

「はい、私も和倉温泉駅でその善子と一緒だったよ。」

 

「その時に、野々宮は乗ってたのか?。」

 

「いや、俺が乗った時には1両目の車両に乗っていました。」

 

「そうか。」

 

「後の旅行仲間の事はわかるか。」

 

「いえ、彼女は1人で見附島に行くと言ってただけで、あとの2人は別行動だったらしい。」

 

「そうか。」

 

「よし、早速その2人の身元を調べないとな。」

 

「わかりました。」

 

その後特捜班の調べで、善子と一緒に行った旅行仲間は桜内梨子と小原鞠莉と判明した。

 

「じゃあ、梨子と茉莉は善子を和倉温泉駅で別れたんですね。」

 

「ええ、善子は1人で見附島に行くって駅で七尾線に乗ったの。」

 

と、茉莉は言う。

 

「その後、私たちは金沢の尾山神社とひがし茶屋街へ行ったから。」

 

「これが写真よ。」

 

と、梨子は南に写真を見せた。

 

「そうか、じゃあ善子に会ったのはいつ頃。」

 

「えーと、金沢駅でね。」

 

「この男と一緒にね。」

 

「男って、水野公安官の事か。」

 

「はい。」

 

「うん、その時にその女の子に会ったから。」

 

「なるほど。」

 

と、南は言った。




そして、南と水野は捜査する事になった。
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