有城くん奮闘記(リメイク版)   作:icy tail

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第7話

俺と泉のプレゼントを買い終わったあと、とりあえずスタバに行くことになった。

店内は混んでいて5人で座れるとこはないようで、買ったら飲みながら次の目的地を探しに行くことになった。

 

「俺は最後でいいからみんな先に頼んでいいぞ」

 

「りょうかーい!じゃぁ私はね…」

 

それぞれ注文をして受け取った順に店の外にでる。

みんな頼み終わったのを確認して俺も注文をした。

それにしても…友崎は初めてだったのか?

注文の仕方がなぁ。

めちゃくちゃキョドってたし。

 

「ダークモカチップフラペチーノのトール1つ…あー、ソイに変更してください」

 

「はい、かしこまりました!」

 

俺も品物を受け取り店の外に向かおうとすると、なんか入り口の方が騒がしい。

そう思って近づいていくと…

 

「うわぁ、あいつら絡まれてんじゃねぇか…早く行ってやるか」

 

そう言って俺は足早に歩いていくと一番に友崎と目があった。

友崎はあからさまに安心した顔をしてこっち見ている。

まぁ早く終わらせようか。

 

「おい、俺の連れになんかようか?」

 

俺は皆に絡んでいる不良っぽいやつの後ろから声をかける。

 

「あん?なん…だてめぇ…は」

 

俺の声に反応し、こっちに振り向いた不良が俺に驚いて後ずさった。

もうひと押しか?

 

「俺が質問してんだ。なんかあんのか?」

 

「ひっ…、すいませんしたー」

 

少し睨み付けてやっただけなんだが。

どっか行っちまったよ。

まぁいいか。

 

「おーぅ、お待たせ。大丈夫だったか?」

 

「うん!おかげさまで!」

 

「ほんとに頼りになるねぇ」

 

「だね!ありがとね!有城くん!」

 

「まぁ、日南も泉も可愛いからなぁ。気を付けろよ」

 

「思うんだけどさ、有城くんのそれって素で言ってるの?」

 

「ん?あー。不快だったか?」

 

俺が普通に思ったことを言うと微妙な空気になった。

押さえた方がいいのかね。

昔からみたいだしなぁ。

たまに思ったことが口に出ちゃうんだよねぇ。

 

「いやいや!別に嫌じゃないんだけど…ねぇ?」

 

と言って泉と日南は目をあわせてなんか分かりあっている。

 

「まぁ嫌じゃないならいいんだ。たまに思ったことを言ってしまうときがあってな」

 

2人の様子を見ていると、横で水沢が顎に手をあてて考え込んでいる様子だ。

 

「こいつは、強敵出現か…?」

 

「うん?なんか言ったか水沢?」

 

「いや、同じ男としてすげぇなってさ。な!友崎」

 

「そう…だな。少なくとも俺にはできない」

 

「ははっ、まぁいい。行こうぜ」

 

この一悶着の間に席が空いたようでそちらに移動する。

俺は日南と友崎の間に座った。

すると、日南が話しかけてきた。

何を頼んだのかが気になるようだ。

 

「有城くんは何を頼んだの?」

 

「ん?俺はダークモカをソイに変更したやつだ」

 

「へぇ~!美味しいの?」

 

「普通のを飲んだこと無いから分からん。飲んでみるか?」

 

「んー、貰おうかな!」

 

「んじゃ、ほれ」

 

「ありがとう…んっ、美味しいっ!今度から私もソイにして貰お!」

 

「そんなに違うのか?日南のは…ん?そんなやつあったか?」

 

「ふふん!私のはね~スペシャルなカスタマイズがなされているのです!飲む~?」

 

「貰っていいか?」

 

「どーぞ!」

 

「んっ…ティラミス?旨い…」

 

「でしょー!」

 

そんなどこぞのリア充のようなことをしていると、横の友崎は信じられないものを見るような目で見てくる。

 

「友崎、どうかしたか?」

 

「いやっ、えっと…か、間接キス…」

 

「ん?あーそぉいや…悪いな。無神経だったわ」

 

「私は大丈夫だよ!気にしないから!」

 

全く頭になかったな…

気にしないから良かったが。

こんなことがありながらも店をでて再びプレゼント選びに戻った。

友崎も何を買うか決まったみたいだ。

みんなが口々に何を買うのか聞いてるな。

結局、説明してくれたし。

ふーん。まぁなにが考えがあるんだろうな。

そして友崎のプレゼントを買いに電気屋に行き、購入した。

これで、目的は達成だな。

 

「さあどうしよ。みんな腹減ってる?」

 

「んーあんまりかな」

 

「私はそこそこへってるよー」

 

「俺も結構空いてる」

 

「なるほど~。…チーズがうまいピザ屋あるんだけど行かない?」

 

「いく」

 

おぉ、めっちゃ食いついてる。

あんまり腹減ってなかったんじゃないのか?

まぁとりあえず日南はチーズが好きなんだな。

覚えておこう。

 

「泉と友崎と有城は?」

 

「ピザいーね!」

 

「俺もそれでいいよ」

 

「あー、俺はパスで。このあと練習あるからさ。俺のことは気にせず4人で行ってくれ」

 

「そうなん?分かった!今度飯誘うな?」

 

「おぅ、そうしてくれ」

 

そうして俺は帰路についた。

はぁー。楽しかったなぁ。

 

 

 

 




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