俺と泉のプレゼントを買い終わったあと、とりあえずスタバに行くことになった。
店内は混んでいて5人で座れるとこはないようで、買ったら飲みながら次の目的地を探しに行くことになった。
「俺は最後でいいからみんな先に頼んでいいぞ」
「りょうかーい!じゃぁ私はね…」
それぞれ注文をして受け取った順に店の外にでる。
みんな頼み終わったのを確認して俺も注文をした。
それにしても…友崎は初めてだったのか?
注文の仕方がなぁ。
めちゃくちゃキョドってたし。
「ダークモカチップフラペチーノのトール1つ…あー、ソイに変更してください」
「はい、かしこまりました!」
俺も品物を受け取り店の外に向かおうとすると、なんか入り口の方が騒がしい。
そう思って近づいていくと…
「うわぁ、あいつら絡まれてんじゃねぇか…早く行ってやるか」
そう言って俺は足早に歩いていくと一番に友崎と目があった。
友崎はあからさまに安心した顔をしてこっち見ている。
まぁ早く終わらせようか。
「おい、俺の連れになんかようか?」
俺は皆に絡んでいる不良っぽいやつの後ろから声をかける。
「あん?なん…だてめぇ…は」
俺の声に反応し、こっちに振り向いた不良が俺に驚いて後ずさった。
もうひと押しか?
「俺が質問してんだ。なんかあんのか?」
「ひっ…、すいませんしたー」
少し睨み付けてやっただけなんだが。
どっか行っちまったよ。
まぁいいか。
「おーぅ、お待たせ。大丈夫だったか?」
「うん!おかげさまで!」
「ほんとに頼りになるねぇ」
「だね!ありがとね!有城くん!」
「まぁ、日南も泉も可愛いからなぁ。気を付けろよ」
「思うんだけどさ、有城くんのそれって素で言ってるの?」
「ん?あー。不快だったか?」
俺が普通に思ったことを言うと微妙な空気になった。
押さえた方がいいのかね。
昔からみたいだしなぁ。
たまに思ったことが口に出ちゃうんだよねぇ。
「いやいや!別に嫌じゃないんだけど…ねぇ?」
と言って泉と日南は目をあわせてなんか分かりあっている。
「まぁ嫌じゃないならいいんだ。たまに思ったことを言ってしまうときがあってな」
2人の様子を見ていると、横で水沢が顎に手をあてて考え込んでいる様子だ。
「こいつは、強敵出現か…?」
「うん?なんか言ったか水沢?」
「いや、同じ男としてすげぇなってさ。な!友崎」
「そう…だな。少なくとも俺にはできない」
「ははっ、まぁいい。行こうぜ」
この一悶着の間に席が空いたようでそちらに移動する。
俺は日南と友崎の間に座った。
すると、日南が話しかけてきた。
何を頼んだのかが気になるようだ。
「有城くんは何を頼んだの?」
「ん?俺はダークモカをソイに変更したやつだ」
「へぇ~!美味しいの?」
「普通のを飲んだこと無いから分からん。飲んでみるか?」
「んー、貰おうかな!」
「んじゃ、ほれ」
「ありがとう…んっ、美味しいっ!今度から私もソイにして貰お!」
「そんなに違うのか?日南のは…ん?そんなやつあったか?」
「ふふん!私のはね~スペシャルなカスタマイズがなされているのです!飲む~?」
「貰っていいか?」
「どーぞ!」
「んっ…ティラミス?旨い…」
「でしょー!」
そんなどこぞのリア充のようなことをしていると、横の友崎は信じられないものを見るような目で見てくる。
「友崎、どうかしたか?」
「いやっ、えっと…か、間接キス…」
「ん?あーそぉいや…悪いな。無神経だったわ」
「私は大丈夫だよ!気にしないから!」
全く頭になかったな…
気にしないから良かったが。
こんなことがありながらも店をでて再びプレゼント選びに戻った。
友崎も何を買うか決まったみたいだ。
みんなが口々に何を買うのか聞いてるな。
結局、説明してくれたし。
ふーん。まぁなにが考えがあるんだろうな。
そして友崎のプレゼントを買いに電気屋に行き、購入した。
これで、目的は達成だな。
「さあどうしよ。みんな腹減ってる?」
「んーあんまりかな」
「私はそこそこへってるよー」
「俺も結構空いてる」
「なるほど~。…チーズがうまいピザ屋あるんだけど行かない?」
「いく」
おぉ、めっちゃ食いついてる。
あんまり腹減ってなかったんじゃないのか?
まぁとりあえず日南はチーズが好きなんだな。
覚えておこう。
「泉と友崎と有城は?」
「ピザいーね!」
「俺もそれでいいよ」
「あー、俺はパスで。このあと練習あるからさ。俺のことは気にせず4人で行ってくれ」
「そうなん?分かった!今度飯誘うな?」
「おぅ、そうしてくれ」
そうして俺は帰路についた。
はぁー。楽しかったなぁ。
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