ヒストリアの兄でございます。 作:ヒストリアの兄
ようやくクリスタと話したよ、こいつ
1
それはトロスト区掃討戦の六日後の出来事である。その日の朝は、一つの大事件によりトロスト区全体を騒がせていた。
「なんだって? 生捕りにした巨人を民間人が殺した!?」
兵舎の中でマルコは人目を憚らず大きな声を出す。情報を提供したジャンは、苦々しい顔をしながら、今朝手に入れた新聞をマルコへと明け渡した。
「ああ。なんでも民間人の男4人が、夜間に忍び込んでうなじを刈り取っちまったらしい」
新聞を受け取ったマルコがその記事を目にする。今朝の出来事のせいか、あまり情報は載っていないものの、そこには確かに「民間人 巨人殺害」と大きく見出しに書かれていた。
「え? でも民間人が巨人の弱点を知っているとは思えないが」
マルコが新聞に目を通しながら告げる。彼の言う通り、確かに巨人の弱点は特に大きく世間で広まっているわけではない。兵士であれば誰もが知る情報でも、民間人が巨人を相手にすることはほぼないため、誰も知ろうとはしないのが現実である。
「それが、犯人の中に二人だけ元訓練兵がいたんだとよ。馬鹿な奴らもいたもんだなー。これじゃ、恨んだ巨人に恩を売っているようなもんだ」
ジャンが嘲笑う様子で言ってみせた。彼の言う通り、元訓練兵であれば巨人の殺し方を知っていても当然ではある。訓練兵団では毎年途中で除隊する者もいるため、元訓練兵が民間人に紛れていも、特段おかしいことではなかった。
だが、それでも巨人を殺すためには武器などが必要である。斧やナイフで殺そうとしても、立ち所に傷が塞がってしまうため、従来の武器では巨人を殺しきることは出来ない。兵団が持つブレード二本で、すぐさまうなじを切り取るか、小型巨人であれば大砲、落石などでうなじを粉砕してやらなければ、巨人を殺すことはまず不可能である。
「でもそれじゃ、わざわざブレードとかまで盗んで殺した事になる。なんでそこまでしたんだ……」
「さあな。俺に馬鹿の気持ちは分からん。最終的に、全員その場で憲兵団に射殺されてるし、事情も聞けない。あそこに調査兵団に入るって言ってた馬鹿がいるし、あいつなら共感できてんじゃねーか?」
ジャンがそう言って見たのは、自身の荷物を纏めているコニーだった。今日は新兵勧誘式が午後にあるため、最後の荷造りをしなければいけない。
「なんだよ……」
ジャンにからかいの目線を送られたのが気に食わないのか、コニーは目を半眼にして睨む。
大量の死骸を火葬した日、フリーダとコニーの会話内容は多くの訓練兵に聞かれていた。そのため、コニーが調査兵団に入ることは、ほぼ訓練兵の間では周知の事実である。ジャンも例に違わず、あの日その話を聞いていた一人だったため、コニーを道化のように笑うのだった。
「別に。俺は成績上位にまでなったのに、憲兵団やめて調査兵団に入ろうとする奴の気持ちが分からないだけだ」
ジャンが戯けて言う。
「別に。お前には一生分からなくて良いんじゃねぇか? ジャンは腰抜けだもんな」
コニーも負けまいと、ジャンの負け犬っぷりを鼻で笑った。
「……なんだと?」
「まあまあ、待てよ二人とも。今日でお別れかもしれないんだからさ」
マルコはとっさに、掴み合いの喧嘩を始めそうな二人の間に割って入った。それのせいでジャンは白けたのか、コニーを強く睨み付けると、手をぱっと振って喧嘩の終わりを表す。コニーもそれを見てジャンから目線を逸らし、まとめていた荷物へと再び視線を落とした。
「そうだな、マルコ。俺は今日で晴れて内地行きが決定する。それでこんな地獄ともさよならだ。あんな思い……、二度としなくてすむ」
沈鬱な表情を浮かべながらジャンはそう言って兵舎の部屋を出て行った。彼があそこまで辛辣な態度を取ってしまうのも、きっとこの前のトロスト区襲撃があったせいだろう。仲間の死を多く目撃し、助けられたかも知れない命を悔いているからこそ、彼は気が滅入っている。ジャンはどこまでいっても当たり前の精神力で、ジャンはどこまでいっても強くは無かった。
マルコはそんなジャンを見送ると、コニーに向き合う。
「ごめんコニー。ジャンも気が立っていたんだ」
「……マルコが謝ることでもないだろ。それに、俺が馬鹿な選択してるってのは十分理解してる。今だって、本当にそれでいいのか自問してるんだ」
マルコの謝罪をぶっきらぼうに受けるコニー。彼の手を見てみれば、明らかに恐怖と絶望で震えていた。
「そうか。コニーがそう決めたらなら誰も文句言わないと思う。それに僕も一緒だ」
そう言ってマルコは新聞を置き、自身の手を見せる。まるで自身の体から切り離されたかのように、その手は小刻みに震えていた。
「はあ!? マルコ、お前も調査兵団にするのか!?」
驚愕の声。コニーは、マルコが調査兵団に入るとは毛ほども思っていなかったために、体全体で驚きを表す。マルコも皆からそう思われているのは分かっていたのか、後頭部を恥ずかしそうに掻いた。
「エレンという前代未聞の存在が出てきた現在、目を向けるべきは外だよ。確かに王に仕えるのは夢だったけど、それよりもしなくちゃいけないことがある」
マルコの目に強い光が灯っているように見えた。生きたいと願う気持ち、人類の役に立ちたいという気持ち、そして仲間の死を無駄にしたくないという気持ち。それら全てがマルコの目に宿っているようである。
コニーはそんなマルコの気持ちを汲み取り、子供のように笑う。決して馬鹿にしている笑みなどではない。純粋に仲間がいてくれる嬉しさや、同じ心持ちをしている仲間にコニーは喜んだ。
「マルコが一緒なら心強いな!お前の指揮、期待してるぜ!」
「ははは、僕が指揮をとるのは当分先だと思うけどね」
そんな二人の会話を盗み聞きしている者が一人。その者は、部屋から出ていく振りをし、扉の前でたたずんでいた。その者はマルコとコニーの話を聞きながら、人知れず拳を固く握った。
2
同日。
フリーダとクリスタは訓練地の広場にあるベンチで一緒に座っていた。クリスタが一人ふらついていたフリーダを見つけ、ここへと誘ったのだ。最近では、フリーダがアニと仲良くしているため、中々一人になるところが少なく、クリスタ的にも声をかけるチャンスが少なかった。
ベンチに腰掛けながら、クリスタは子供のように笑い、足を揺らす。何しろきちんとした会話は一週間前を除けば五年以上前に遡る。久方ぶりの兄と二人きりの会話は彼女の心を弾ませていた。対してフリーダは、無感情を象徴したような顔で足を組み、空を眺めている。この対照的すぎる二人を第三者がみれば、きっと恐怖の感情でも抱くのだろうが、生憎周りには誰もいなかった。
「ねえ、兄さんはどこに入るの?」
クリスタは猫撫で声でそう尋ねる。
「言う必要があるのか、お前に」
フリーダはむすっとした表情でそう返した。彼にしては珍しい反応である。
「無いよ。でも聞きたいから聞いただけ。答えてくれないなら、別にそれでもいいかな」
クリスタのその純粋な返しに、フリーダはため息をつく。
「……調査兵団だ」
「そっか、調査兵団に入るんだ」
クリスタはそう言って、足元に咲く小さな花を眺めた。一つの場所から二つの花が咲いているそれは、まるで今の自分たちを表しているようである。
「じゃあ、私も調査兵団に入ろうかな」
「好きにすれば良い」
「止めないの?」
「止める必要を感じないからな」
フリーダはそう言って足を組み直す。クリスタはそんな兄の動作を真似て足を組んでみた。が、途中で足の感覚が気持ち悪くなったため、すぐさま元に戻す。
「なんだか、こんなふうに会話するの懐かしいね。ここの場所も草原みたい」
そう言って辺りを見渡せば、一面に土と草が広がっている。ウォール・シーナ北部にある小さな牧場で生まれ育った彼女からすれば、どれも見慣れたものばかりであった。ここに馬と兄を用意すれば、それこそそこが故郷である。
「でも最近おかしいの。その会話が思い出せない。兄さんとはもっと仲良く楽しげに話していたはずなのに、こういう会話の方がしっくりくる」
クリスタはフリーダの頬を突きながら面白そうに言う。彼女の思い出せる限りの記憶であれば、いつも兄が笑い自分が笑い、動物たちがその周りを取り囲んでいた。しかしなぜか、その記憶が間違いだと思う自分もいる。現にフリーダは動物に全く好かれない性質をしているし、純粋に笑うところなどほとんどない。どこかむすっとした表情で、いつも自分の会話を適当にあしらう今の状況の方が、彼女は酷く懐かしい気持ちを覚えた。
「ねえ」クリスタはフリーダの肩(厳密には腕の部分に近い)に頭を乗せる。男らしく大きなフリーダの肩は、クリスタに大きな安心感を与えた。
フリーダはクリスタの頭を動かすこともなく、されるがまま「なんだ」と返す。
「兄さんは私のこと嫌い?」
率直な質問。一週間前のことを思い出すようにクリスタは尋ねる。
「ああ。好ましくは思っていない。今も感情を殺しているだけだ」
フリーダはそう淡々と返した。
「うっ、そこまで素直に言われたら、流石の私でも傷つくからね」
胸の部分を抑え、本当に傷ついたのか苦笑いを浮かべるクリスタ。
「でも私は兄さんのこと好きだよ。ずっと前から好き。なんでこんなに好きなのか分からないくらい好き」
そうこれは言葉に表現できない感情。例え相手に嫌いと言われても、捨てることのできなかった感情。周りからみれば、非常に歪に見えるかもしれないそれを、クリスタはいつだって大切にしている。
フリーダはそんなクリスタの表情を横目で見る。幸せそうで、満たされたような顔がそこには広がっていた。
「……何故か分からないが、お前の言葉を今の俺は信用できない」
それが本心からくる言葉だということをクリスタは理解した。なぜ兄がそんなふうに思ってしまうのか、それは分からないけれど、今嘘をつかれていないことだけは分かった。
クリスタはフリーダの肩から頭を動かし、徐に立ち上がる。理由を考えても今は分からないのだから仕方がない。それは追々理解するとしようと彼女は考えた。
「うん。だから、もう遠回しに伝えるのをやめる!妹って立場に甘えるのもやめる!これからはどんどんアタックする!今日はそれが言いたかったの。時間とらせてごめんね」
クリスタはそう言って快活に微笑む。
「さて、これから私も頑張らなくっちゃ。フリーダも一緒に頑張ろうね」
クリスタはフリーダの顔に自身の顔を近づけると、そのまま彼の額に唇を当てる。コンマ数秒触れ合ったそれを惜しむように離し、クリスタはフリーダへもう一度微笑んだ。誰もが見惚れるような笑顔。ライナーやジャンといった女に対する免疫が無い男が食らえば、一発で悩殺されるだろう威力が、そこにはあった。
「えへへ、お裾分け。昔読んでくれた絵本にこういうのあった気がするから」
クリスタはそれだけを言うと、満足したように鼻歌を歌いながら兵舎へと戻っていった。
3
日は沈み夜になった。昼間に比べ気温は著しく下がっている。あたりでは教官達が松明に火をつけており、その周りに訓練兵が群がっていた。
これから行われるのは新兵勧誘式、もとい配属兵科決めである。駐屯兵団、調査兵団、そして憲兵団の三つから訓練兵達は己の所属を決めなければいけない。その中でも憲兵団に関してのみ、成績上位10名だけが配属資格を持つ特殊な兵団である。憲兵団になれば、ウォール・シーナでの生活権を得られるだけでなく、豪華絢爛な生活が待ち望んでいる。まさに高嶺の花であった。
そんな高待遇な憲兵団への資格を持ちながらも、クリスタはそれを一蹴することをユミルに伝える。午前中、フリーダとの会話も交えながら説明すれば、ユミルは困った顔をしながらも渋々と頷いた。
「本当にいいんだな? クリスタ」
「うん。もう決めたから」
最後の確認をしたユミルに、クリスタは力なく笑う。正直、調査兵団にいくことが怖く無いのかと聞かれれば、彼女は迷うことなく「怖い」と答えるだろう。しかし、彼女の中では人知れず兄が死ぬことの方が怖いし、何より兄から逃げたく無いと思っている。フリーダが調査兵団に行くと考え直したのなら、クリスタはそれに必死にくらいつく気でいた。
クリスタ達と少し離れたところに、マルコとコニー、ジャンがいた。マルコは未だ震えているコニーを見ながら、優しく微笑みかける。が、正直なところ、彼のその行動は自分がこれから行うことへの恐怖を緩和しようとしているようにしか見えなかった。
「コニー。別に無理しなくていいんだよ……?」
マルコが言う。コニーはその言葉にハッとなり、マルコの胸を叩いてやった。
「き、気にすんな。自分で決めたんだからよ……」
そんな二人のやりとりをジャンは何も言わず見つめる。彼には彼で、何か迷うところがあるらしい。
みんなが訓練兵として思い思いの最後を過ごしていると、教官達から号令がかかる。どうやら新兵勧誘式が始まるらしい。壇上の前に訓練兵達はきれいに整列した。
最初に勧誘をするのは調査兵団団長のエルヴィン・スミスだった。彼は舞台袖から姿を表すと、品性漂う姿で壇上中央にたたずむ。やはり、階級がそれなりに高い立場なだけあって、こういう場で見せる風格は別格であった。
「私は調査兵団団長のエルヴィン・スミス。本日、私が行うのは諸君らの勧誘だ」
最初の自己紹介。訓練兵達はみんなそれを苦々しい表情で見つめる。
「もう皆知ってると思うが、調査兵団の基本方針は壁外での調査活動である。今回のトロスト区襲撃により、諸君らは巨人の恐怖を知り、そして絶望を知ったと思う」
それはあの日の地獄を彷彿とさせる言葉であった。巨人が人間を食い、潰し、殺す、悲惨な場面。顔見知りの仲間達はどんどん死んでいき、阿鼻叫喚の中で生き残ってしまったことへの罪悪感。整列している訓練兵の中には、何人かその光景を思い出してしまい、嗚咽を漏らしているものまでいる。
「しかしだ。今回のトロスト区奪還作戦では見事、人類史初の勝利を収めることができた。その功績も、巨人化能力を手にしたエレン・イェーガーの尽力があってのこと。彼の生家の地下室にはその巨人化についての秘密があるとされている」
その情報に、また何人かの訓練兵が食いついた。エレンの家の地下室については、新聞でも報じられておらず、この場で初めて聞かされる情報であったからだ。
けれど、その情報の開示に懐疑心を抱く者もいる。頭の回るその者達は、その情報の重要性よりも、何故この場でエルヴィンがその情報を発信したのかを勘ぐった。
「我々、調査兵団はその地下室を目指すべく、ウォール・マリア奪還が第一の目標とされる。少なく見積もっても、これらを成し遂げるための労力は20年の歳月と数百人、下手をすれば千人単位の屍が必要だ」
エルヴィンは隠すこともなくそう宣言した。彼の見積もりで言えば、相当の死者と年月がウォール・マリア奪還には必要とされるらしい。
確かにトロスト区の門の穴を完全に塞いでしまったことで、今や彼ら調査兵団がこれまで作ってきた行路は無駄となった。今ではカラネス区からの出発が計画されており、また4年以上の歳月をかけて行路を築かねばならない。
「隠すことはしない。君たちには一ヶ月後行われる壁外調査にも参加してもらう。調査兵団は毎回多くの死者を出すため、慢性的な人不足なのだ。参加する新兵は、その初陣でおよそ半数近くが死に、生き残った新兵もまた回を重ねるごとに死んでいく」
みな息を飲む。調査兵団に入ると決めていたもの達ですら、その決心が揺らぐ。
「もう一度言う。君たちが調査兵団に入れば、近々この場に残る者の殆どが死ぬ。それでも人類に心臓を捧げられるのであれば、ぜひ、この場に残ってほしい……」
エルヴィンのその言葉で訓練兵たちは続々とその場を去り始めた。残ろうとしているのは、コニーやクリスタ、アルミン、ミカサ達といったそれしか選択肢のない奴らばかりである。
ジャンは辺りを見る。この流れに乗ってこの場を去れば、晴れて自分のなりたかった憲兵になれるのだ。あの日見た地獄をもう二度と見ないですむ。そう思うだけで、心の中で何かがすっとなる気分になった。
だが、その気分と共に出てくるのである。訓練兵時代、幾度となく自分とぶつかりあったエレンの顔であった。戦術を放棄し、巨人に食べられるのを待つ人生でいいのかと、ムカつく顔でそう聞いてくるのである。
ジャンはマルコとコニーの顔をみた。目頭に涙を浮かべ、必死に何かに耐えている。調査兵団に入り、これから地獄を見にいく己を必死に奮い立たせている。
彼らも同じ気持ちなのだろうと思った。憲兵団になれば、それは楽な人生を歩める。最初はこき使われるかもしれないが、段々と裕福な人生になっていく。約束された勝利。約束された安寧。それを謳歌すれば、ジャンはきっと一時の平和を手に入れることができるだろう。
しかし、それはどこまで言っても一時の平和でしかない。また、不安定な平和でしかない。巨人が攻めてくれば内地などなくなるし、真っ先に憲兵団も戦わなければいけない。
ならば自分のすることは何だろうかと思考する。現状で求められるものは何かと、考え直す。感情でも心でもなく、頭に判断を委ねる。
そして彼の下した決断は___。
「君たちは、死ねと言われたら死ねるのか?」
エルヴィンの静かな問いかけ。それに答えるものがいる。
「死にたく、ありません……」
細々とした声でそう言ったのは、ジャンであった。彼は体を震わせて、今でも発狂してしまいそうな衝動を必死に押さえ込んでいる。
そんな彼の姿を見たマルコは乾いた笑みを浮かべた。
「はは、ジャン……」
ジャンは頭を抑える。
「クソっ、まじで死にそうな気分だ……。今すぐにでも引き返してぇ……」
コニーはジャンの言葉を聞いて、呆れた様子で空を見上げた。
「ああ……。心に決めてたけど、やっぱりこえーよ……」
そんなみんなの反応を伺いながら、エルヴィンは静かに笑う。この場にいるもの、みな誰にも負けない勇者である。恐怖に打ち勝ち、人類のために前進することを選んだ英雄達である。
「そうか。みないい顔つきだ」
そう言って、エルヴィンは鋭い眼差しで“調査兵団の新兵”を見た。
「第104期訓練兵団 総勢22名。これより君たちは調査兵団の新兵である。皆、人類に心臓を捧げよ!!!」
「「「「「ハッ!!!」」」」」
フリーダはエルヴィンの号令に従いながら、先ほどまでアニが立っていた隣を盗み見た。
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