東方殺女王   作:ダイナマイト

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注意ッ!
作者がジョジョネタを放り込みたいがため、影斗のキャラが今後壊れることが多々あります。

ご了承ください。


妖々夢~春風潮流~表
猫は蒼々影斗が好き


 

今日の服、DIOの服

 

 

(最近おかしくないか?)

 

わたしが幻想郷を訪れて数ヶ月・・・いろいろなことがあった。

D4Cのディスクを使って、隣の自分に会いにいたり(幻想郷にいない自分はいなかった)

黄金長方形を探したり(ジャイロのディスクがなくともある程度分かるようになってきた)

幽香が時々、家を訪れるようになったり(自分も幽香のほうに行ってる)

文の取材につき合わされたり、わたしの仕事がかなり繁盛したり

咲夜が時々、わたしの部屋を掃除してくれたり、料理を作ってくれたりした(正直、かなり助かった。)

・・・とこのようなことがあったが、これらの話は割愛させていただく。

 

そして季節は春・・・のはずなのだが・・・

 

「おかしい・・・」

 

神によって用意されたという自宅で、わたしはそう呟いた。

たしかに暦の上では春なのだが、異様に寒いのだ。

それこそ、まだ冬が終わっていない(・・・)かのように・・・

 

「このままこのような気候が続けば、いずれ里の食糧は尽きてしまうだろう・・・そうなっては平穏に暮らせない・・・

・・・・・動くか・・・・・」

 

異変のときは霊夢が動くそうだが、その気配は依然見られないし、そもそも自分のことを他人に任せるというのは性に合わんッ!

 

そう思ってディスクを一枚持って、わたしは外へ出た・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて・・・ここはどこだろうか?」

 

薄暗い森の中、わたしは考える。

来る途中にあの氷精にあった気がするが・・・まあ気のせいだろう。

 

ミャー

 

ン?

 

ミャー、ミャー

 

この声は・・・?

 

ミャー、ミャー、ミャー

 

「猫かッ!」

 

その声のする方に駆けてく。

(いたッ!猫だッ!)

そのまま目についた猫を撫でる。

 

「よぉお~~~~しッ!よしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし。」

 

「・・・おーい。」

 

「のどかッ!?のどを撫でられたいのか!?

のど・・・イヤしんぼめッ!!」

 

「聞いてまーすかぁー?」

 

こつん・・・と頭をたたかれた感覚があったので振り向いた。そこにいたのは猫耳の少女だった。

 

「・・・ああ、すまない。少し夢中になっていた様だ。」

 

「別にいいんだけど・・・」

 

改めて全身を見ていると、彼女が何かを手にしているのが見えた・・・

 

「・・・それは?」

 

「・・・?ああ、これ?これは最近ここに生えていたのを見つけたの。なんだか猫みたいだし、ここの一員にしてあげようと思って。」

 

それにたまに動いたりするのよ・・・と彼女は続けたが、わたしの意識は別のことに向いていた。

胸ポケットから煙草を取り出し、それに近づける。

するとそいつはブギャーと悲鳴を上げながら身をよじらせた。

・・・間違いない・・・ッ!こいつは猫草だッ!

 

猫草・・・ジョジョの奇妙な冒険 第4部に登場するスタンド使いだ・・・

 

こいつの能力は、わたしのキラークイーンの能力と非常に相性がいい・・・もらっておくか。

 

「ちょっと、嫌がってるじゃないッ!」

 

「すまない、わたしのモノに似ているものだから、・・・少し確認をしたんだ。」

 

「へえ、そうなの?・・・でどうだった?」

 

「ああ、多分これはわたしの飼っていたものと同じものだ。よかったら譲ってはくれないか?」

 

嘘をつくのは少々罪悪感があるが・・・わたしはこれがどうしてもほしいのだ、許してほしい。

 

「ほらみろ・・・こいつ、わたしにすり寄ってきている。」

 

わたしの言うとおり、猫草はフミャーンと鳴きながら、わたしにすり寄ってきている。

 

「むぅ・・・だめよ!わたしが見つけたんだからわたしのモノよ!」

 

見た目通りの思考回路をしているな・・・

 

「わたしのものかもしれないのにか?」

 

「そうよ!」

 

「だったらこうしよう・・・」

 

ここ幻想郷では、争い事には・・・あるルールを用いて解決するのだったな。

 

「弾幕ごっこだ。」

 

「望むところッ!」

 

そういってわたしたちは距離をとった。・・・絶対に手に入れてみせるッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いきなり全力よッ!」

式符『飛翔清明』

 

わたしがそう宣言し、空を縦横無尽に飛び回りながら弾幕を放つ!

 

「ほう・・・なかなかの密度の弾幕だ・・・」

 

わたしの弾幕を見て、目の前の青年はそう言った、わたしの仲間を決して渡したりはしないッ!

 

「だが・・・!きさまの弾幕が一番・・・なまっちょろいぞッ!」

 

彼がそういっていくつかの弾幕を放たれた!

わたしの弾幕は彼の霊弾にはじかれていった。

 

「な・・・なんてやつよ・・・

わたしのスペカをたった数発の弾でかわすなんて・・・・・!!」

 

いくらなんでもたったあれだけで・・・

 

「そして次はわたしの番だッ!」

前進『ドン・ストッピーナ』

 

わたしが戸惑っているのを構わず、彼はそう宣言した。

彼から一つの霊弾が放たれた。

 

「ぐうッ!」

 

へ?へ?な、なんで!?

彼から弾幕が放たれていたと思ったら、もう当たっていた(・・・・・)

そう考えている間にもわたしの体は背後の木に叩きつけられた。

 

朦朧とする意識の中、彼が語りかけてきた。

 

「光のスピードを遅くした・・・

たった今、貴様が見ていた光景は・・・数秒前の出来事だ・・・」

 

わたしはそこで意識を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて・・・猫草はもらっていくぞ・・・

と言っても聞こえないか・・・」

 

キラークイーンの腹のスペースに猫草を収納しながら、わたしはそう呟いた。

先ほどの少女は木陰に休ませている、猫たちが彼女にすり寄っていてかなり微笑ましい光景だ。

 

「しかし・・・今まではやみくもに、この異変の手掛かりを探していたが・・・これからはどうしようか・・・

ン・・・?あれは?」

 

わたしが上空を見ると霊夢たちが、さらに上を目指して空を飛んでいるのが見えた。

 

「よし・・・彼女たちと合流しよう。」

 

そう思い、わたしは空へと飛び立った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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