飛んで火に入るインデッハの火葬式   作:つヴぁるnet

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第22話

帝国歴1181年

 

 

 

ジェラルトの敵討ちが終えてからはやくも3週間が経過した。 1月を終えて2月に差し掛かると春の陽気が感じられるようになり、久しぶりに暖かな午後3時を過ごす。 しかし春の暖かさは俺にこれからの新たなる歩みを知らせていた。

 

なんだかんだでガルグ=マクに身を置いていたがそれは冬をやり過ごすためであり、まだ旅の途中だ。 2月になり白銀の世界もまもなく潜む。 旅が捗る季節になったのならそろそろ腰を上げて進まなければならない。

 

まだ足を伸ばし切っていない王国領か帝国領のどちらかに進路を取り、仲間の捜索を再開する必要がある。 大修道院は居心地が良い場所だが俺は既に旅立つ準備を済ませていた。 ガルグ=マクを旅立つ話は友達や仲間に告げ、大司教レアさんにも伝えてある。 別れが寂しい。

 

そして旅の相棒となるマンディにもその話をしようと馬小屋まで足を進めると、とある飛竜の世話をしているツィリルがいた。

 

 

 

「それにしてもでかくなったよなぁ」

 

 

「僕?……ではないか。 この子ね。 うん、そう思う。 でかくなった」

 

 

「逆賊だった頃のマイクランが3年前に強奪しようとした飛竜の子供も今ではこんなにも大きくなりやがって」

 

 

「3年前……早いですね」

 

 

「ああ。 あの時は俺の上着で容易に隠せるほどのサイズだったのにな。 今では立派なドラゴンナイトの翼役」

 

 

 

牙と硬い鱗。 そして大きな口。 獰猛そうに見えてしまうが案外そうでもなく、むしろ性格は穏やかな個体が多い。 なんなら猫に近い感じで、似たように首元を撫でられるのが好きだ。 怖い顔に似合わず「きゅるるる…」と喉を鳴らして嬉しそうにする。 まぁ、空飛ぶ大きなトカゲみたいなモノだから爬虫類好きからするとこの姿を見れば容易く噴射するだろう。

 

ちなみにこの飛竜は俺に助けられた記憶があるのか心を許してくれている。 喉を撫でても嫌がらない。

 

でも一番は…

 

 

 

「えへへ…」

 

「きゅるるる」

 

 

 

飛竜からハートマークが見えるほどに懐かれている。 最初は困惑していたツィリルだけど、三年経った今ではご覧の有様。 もうデレデレだ。 ちなみにこの飛竜は『アカネイア』と名前が付けられ、ドラゴンナイトの試験に合格したツィリルの愛馬となっている。 乗り物は竜だけどな。

 

 

 

「ああ、そうだ。 ドラゴンナイトの試験合格したってな? 今度キラーボウをプレゼントしてやるよ」

 

 

「え!?…い、良いんですか?」

 

 

「ええよ。 元は拾い物で、弦を新調して、シャミアの姉貴に微調整手伝ってもらって、ツィリル用のキラーボウに直したから。 俺が旅立つ前に後で持ってきてやる」

 

「旅…そうか、先輩はそろそろ行くんだっけ」

 

 

「ああ、仲間と家族を探しに俺は行く。 まぁ、何度かガルグ=マクには戻ると思うからその時にまた顔出すさ。 それより手が止まってるぞ?」

 

 

 

「ぐぉぉ、きゅるるる!」

 

「あ、ご、ごめん…もう! ご、ごめんって! はぁ……本当に甘えん坊だな、大きくなっても変わらずじゃないか」

 

「きゅるる〜ん、きゅるっ」

 

 

 

もっと撫でろと甘えるアカネイア。

 

ツィリルは呆れながらも笑みは崩れず手を伸ばして優しく喉元と首元を撫でる。

 

 

 

「アカネイアもだけど、お前も大きくなったなぁ…」

 

 

 

今から役3年前、空腹のままで生きてきたツィリルはガルグ=マクに来て、レアさんのために生きたいと懇願したからお世話係の役割と作業を教え、叩き込み、そして読み書きや喋り方なども手ほどきした。 結果としてツィリルのお腹は満たされる生活で充実している。 幼い頃は愛情をあまり受けなかった彼だけど、一匹の飛竜を3年に愛情を注いで育てている。 今の彼は本当に立派だ。

 

涙出ちまうよな。

 

優しい少年になって本当に良かったよ。

 

 

 

「ツィリル。 アカネイアはいずれドラゴンナイトを超えたドラゴンマスターの飛竜として相応しくなるだろう。 その時は、ツィリルも其れ相応になってやりな」

 

 

「それはつまり、ドラゴンマスターになれってことですか? 僕はドラゴンナイトの試験は滑り込みのようなものでしたのに、ドラゴンマスターは…」

 

 

「まぁ、いまは無理だけどいずれツィリルはドラゴンマスターになると思うよ。 お前は素質が高い。 これからもベレス先生の授業をしっかりと力にすれば大丈夫さ」

 

 

「ドラゴンマスター……考えた事はあまり無いから、本当にこの先どうなるかはわかりませんけど…アカネイアがこれからも僕を乗せてくれるなら、頑張れる…頑張りたい」

 

 

「ああ、頑張れ。 ガルグ=マクを出た俺がいつかフラッと戻ってきた時にはもっと逞しい君を望むよ、先輩として。 だから…レアさんと大修道院を頼んだぞ、ツィリル」

 

 

「……はい」

 

 

 

ツィリルを横切り、少し離れた小屋まで歩くと俺の気配を感じたのかヒョコッと顔を出したマンディと対面する。 挨拶がわりに鼻元を撫でながらマンディの眼を見れば「明日か?」と訴えている。

 

俺は「明日だよ」と言えばマンディは理解したかのように眼を閉ざして小屋の奥の方に引っ込み、眠り出した。 すぐ旅立てるように力を蓄えてくれてるらしい。

 

本当、コイツは頭良すぎて俺には勿体無い。 ここまで有能な個体はイングリットのような子が使うべき天馬だよな。 あの女性は天馬騎士のために生まれたような人だし。 槍さばきはピカイチで、剣技も悪くない。 判断力も申し分なく、高い観察眼は天馬に必須スキル。 筋肉の鍛え方が騎馬戦を重視したものばかりで、あの努力家は必ず騎士になれる。 あとよく食べるから丈夫な体作りも欠かさず……え? それはただの食いしん坊? そこはギャップ萌えってステータスだろ、細かいこと考えんな。 食べることが好きで良く食べるって素敵だと思うぞ。

 

 

 

「さて時間的に放課後だし、部屋に居るよな」

 

 

 

馬小屋組に別れを告げて後にする。 歩き慣れた大修道院の中を進み、生徒や職員の間を横切り、知人と通り過ぎる度にコチラの名を呼んでくれたのなら手を上げて返事する。 ここ数ヶ月変わらない日常風景であるが、それも明後日にはお別れ。 この寂しさに肌寒さが上乗せされるから余計にガルグ=マクから離れたく無い気持ちになるのは仕方ないかもしれない。 けれど果たすべき使命がある。 個人で勝手に掲げた使命だが、掲げたそれを降ろすことは無い。

 

そして忘れてはならない。 俺の家族達を引き裂いたあの貴族(ヴァーリ伯)に湧き上がる増悪を。 その感情が溢れすぎないように抑えながらもその痛みと怒りを。 いずれ報復出来るならば…と、想像も出来る心の黒さも理解しつつ、成すべき優先順位を履き違えないようまたフォドラを旅しよう。

 

 

だから、その前に…

 

 

 

コンコン

 

 

 

「ベルナデッタ、いるか? デフォルトが健在ならもちろん上等だよなぁ? ああそうとも! 君は期待は裏切らない。 だって俺は知ってる。 天地がひっくり返っても裂けてしまっても紛いなくそこにいる事を揺るぎなき志は誰をも驚愕させて頂きの果てに君臨しつづける最強の穴熊ならこの扉の奥にいることはどのような季節になろうとも色褪せることなく敢然と経たずむその姿勢は巨兵をも踏み止ませてしまう程に当然としてしまう常識に認知しない人間など存在する筈もなくメリセウス要塞と双璧を成す以上の当然たる結果を示し続けてしまうのは間違い無く君が引き篭もりだからだ」

 

 

「ごめんなさい、意味がわかりませんユーク」

 

 

「大丈夫、俺も途中からよくわからんかなってきたから」

 

 

「あ、はい」

 

 

 

ガチで中盤何を言ってるのは自分でも理解出来なかったがデフォルト設定は健在でベルナデッタは部屋にいた。

 

 

 

「邪魔するぞ、徹底的に」

 

 

「いや!? 邪魔しないでください!?」

 

 

 

そう言って強引に部屋に入り扉を閉めて…

 

ガチャ

 

 

「ぇ!?」

 

 

鍵を閉める。

 

 

 

「ベルナデッタ」

 

 

「ひゅい!?…っ、え、ええと!? あ、あ、その…ま、まさか? いや、その…ユ、ユーク? わ、わたしに何を? いや、鍵を閉めて閉じ込めてしまうのは、つ、つまり、そ、そそ、そう言う事だと言う事になると言う事だって言う事になる事なんですね!?」

 

 

「パニクりすぎだ」

 

 

「ぅぅ、じょ、上等ですぅ! あんなことやこんなことだとしてもユークが相手ならベルは迎え撃ちますともぉ!」

 

 

「被害じゃなくても妄想が激しいベルナデッタ、落ち着け。しばしの別れを言いにきた」

 

 

「!!?………っ、行くんです…ね? アロイスさんから聞きました」

 

 

「知ってたか」

 

 

「はい。 春になって暖かくなればいずれ…と、ユークは言ってたから。 そして今日は今年一番とても暖かい日です。 なら、そのタイミングで旅立つってベルは思ってました」

 

 

「そうか」

 

 

「はい…」

 

 

 

引き篭もりで外の情報が入らない子と思ってたが案外情報通な事に驚きつつ落ち込む彼女に苦笑いする。 裁縫の趣味で少し散らかった彼女の部屋はしばらく見られなくなるだろう。 なんなら士官学校に戻ってくる頃にはベルナデッタも卒業してしまって居なくなってしまうかもしれない。 なんとか彼女の卒儀式に……と、贅沢言って士官学校に戻ってこれる保証も無い。

 

そうなるとまた彼女と離れてしまうだろう。 貴族の彼女と平民の俺なんかでは容易に会えるとも思えない。 だから今日はとても大事な日になる。

 

 

 

「ベルナデッタ、俺は君とまた出会えてよかった。 短い数節の中だったけど一緒に過ごせてよかった。 お茶会も、舞踏会も、色んな事を君と共有できて嬉しかった。 ありがとう」

 

 

「いえ、私は、昔出会った頃みたいに色々とユークが与えてくれて、楽しい時間を過ごせました。 まだ…引き篭もりから抜け出せれるほど強くなれませんが、ユークが手を引いて外に連れ出してくれた事は私とってかけがえのないモノです。 ありがとうございます」

 

 

「……」

 

 

「……」

 

 

 

しばらくの沈黙。

 

そして…

 

 

 

「……なんか違うな。 春の陽気がそこまで来てんだ。 こんな時にシリアスなんて似合わない」

 

 

「うぇ!? えぇ…あ、そうですか…」

 

 

「そうだ。 なんなら俺は君にこうしていたい」

 

 

「!」

 

 

 

ベルナデッタが反応できない速度で接近戦して腕を掴み、背中を支えながらグッと後ろに押し込み、彼女のベッドに倒れこんだ。

 

 

 

「ユーク!?」

 

 

「ごめん、俺はこう見えて少し寂しがりやだから。 家族に会いたくて堪らないからフォドラ中を探し求めて、そして君に出会えば秘めてた想いが溢れてどこでも奪いたくなって、俺は自分で分からない程にどうしようもなく不安定。 その分の後悔は多く、せめて戦いだけは負けぬよう強くなってきたけど……とても辛い…」

 

 

「…」

 

 

「ベルナデッタ、いまは弱い俺を許して聞いて」

 

 

「ユーク…?」

 

 

「俺は本音を言うならお前と離れたくない。 今すぐ君を抱きしめてここから連れ去りたい。 あんな父親の元に戻してしまうくらいなら俺の側に置きたい。 家族も仲間もなにもかも忘れて君だけを覚えたい」

 

 

 

これはそう言う感覚だろうか。 自分が王女である事を忘れたひとりの女性(エイリーク)と、自分が騎士である事を忘れたひとりの騎士(ゼト)のように俺は何もかも縛られずベルナデッタを連れ去りたい。

ああ、今日はすごく弱気だ。

 

なんだろう。

 

別れがテーマになった日だからかな?

 

それだけここは居心地が良くて、そこにベルナデッタが居たから愛おしいんだろう。

 

 

 

「……ユーク、わたしは、行って欲しくないです。 でも昔、ユークが舞台裏からわたしに見せてくれた演劇団の姿は今でも覚えています。 ポテチを貰い、演劇の話を貰い、貴族なんかでは貰えないモノをあの場所から与えてくれた。 だから願います。 わたしはまたあなたが招いてくれて、そして演劇を見せてほしいです」

 

 

「……」

 

 

「まだわたしがあなたのVIPなら、また特別席に招待してください」

 

 

 

彼女はそう言って抱きしめ返す。 ぎこちなくもこちらの頭を撫でて彼女は願う。 また、あの場所に連れてほしいと。 昔と同じように…

 

 

 

「……VIPにそう言われたら、そうするしかないじゃないか」

 

 

「えへへ、そうですね。 だからお願いしますユーク」

 

 

「だが舞台裏じゃなく、それは予約制で、しかも特別席を希望するなら、お高く付くよ。 だから、これはその一部として前払いだ、ベルナデッタ」

 

 

 

ベットに押し倒した彼女と顔を合わせ、ゆっくりと見つめ合う、 俺は真横にある毛布を掴んで真上に広げる。 ふわふわと広がり、重力に従って落ちる毛布は俺と彼女に覆いかぶさり、彼女だけが見えて他は暗くなる。 ほんの少し恐怖心に揺れる彼女の瞳だけが良く見えるが、もう少しで触れ合いそうな数センチから期待が込められている事を理解する。 彼女の頬に手を添えて、口付けをする。

 

 

「ん…んん…ちゅ…」

 

 

女神の塔と同じくらいか、またそれ以上か、あの時のように求め合う。 彼女。押し倒す形で倒れこんでいるから彼女の心臓の音がとても伝わる。 愛おしい。 彼女も同じようでおいかぶさる毛布ごとこちらを抱きしめる。 熱く啜り合う事で前払い分しっかりと支払うために離すまいと、可憐なその腕を背に回す。

 

 

 

「……ゅ、ゆーく」

 

 

 

熱く交わし合う口付けで恍惚に堕ちる彼女を見て腹の底から熱くなりそうだ。 でも、むしろ理性は落ち着いていてそれ以上を起こすことはない。 彼女をギュッ抱きしめ頬を撫でる。 そしてもう一度だけ口づけをして思い残す事が無いようにする。

 

いや、寧ろ名残惜しくなりそうだ。 でもそれほどに俺はベルナデッタに想い寄せていることが再確認できた。 だがら嬉しくなる。 鼓動も足取りも軽い。 最後に「ありがとう、ベル…」と言葉を残しながら器用に自分だけ被さっている毛布から出て、彼女だけがそこに取り残される。 口づけも合わさり、やや息苦しかったのかその布が上下に動いていた。

 

気持ち昂ぶる彼女に聞こえるかわからないが、部屋を出る前に言葉を残す。

 

 

 

「またいずれ、君に逢いに行くから」

 

 

 

それだけを残して扉を閉める。

 

 

 

「……」

 

 

 

夕日と共に影を伸ばしながら寮を後にする。

 

 

釣り場を横切り、門番に挨拶をして、城下町を歩く。

 

 

そして旅団の元に向かい、舞台裏の役割を受け渡した役7つ程年下の後輩達を集める。

 

 

 

「最後の引き継ぎをする。 後を任せる君たちは三人だけど、俺はこれまで一人で三人分やってたがそこまでは真似しなくていい。 一人一人が自分の分をしっかり出来るようになって、演劇団をサポートする事。 いいね?」

 

 

「「「は、はい!」」」

 

 

 

この三年半で半分ほど、元の形に戻ってきた演劇団。

 

この場所をガルグ=マクに残してまた俺は一人旅。

 

いや、マンディがいるから一人ではないが、また仲間探しの旅に出る。

 

改めて不安だけど、しっかり受け取った前払いを裏切ぬよう俺は頑張ろう。

 

 

 

フォドラの春風が明日には新風となるから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだまだ寒い春風が吹くガルグ=マクの朝。

 

 

活気がまだ湧かない街中に一つの影が通る。

 

 

それは天馬に乗った一人の青年。

 

 

早起きの子供達はそれに気づくと空に指を刺してはしゃぎ、それが街の最初の活気となる。

 

 

小さな子供達に手を振り返し、ガルグ=マクの空を巡回するペガサスナイトとすれ違いながら朝の空気を肺いっぱいに。

 

 

気持ちを込め直した眼差しと共に先を行へと。

 

 

 

「…」

 

 

 

とある箇所に視線を向けてまた戻す。

 

 

そして…

 

 

 

「次会うときは…」

 

 

 

その言葉をガルグ=マクの空に残して天馬は羽ばたいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不意に目覚めた少女が一人。

 

ボサボサの頭を指で梳かしながら扉を開ける。

 

まだ誰も外にはいないので、今だけこの朝日を独り占めして体を伸ばす。

 

 

「?」

 

 

足元に何かが置いてある。

 

それを手に取るとガサッと軽い音がする。

 

そして彼女はすぐに確信を得た。

 

 

「えっへへ…」

 

 

自然と笑んでしまう幸せな朝。

 

覚める眠気と共に袋の中身を取り出そうとすると不意に風が少女を撫でる。

 

風が吹く方向になんとなく目を向けると天馬が飛んでいた。

 

ここからでは乗っている人間は見えない距離。

 

 

しかし、少女は…

 

 

 

「行ってらっしゃい」

 

 

 

味付けのないポテチを齧って 彼 を見送った…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく





この二人良いなぁ(自惚れ)
あとベルナデッタはむっつりさん。
素敵ですね。


《ツィリル》

パルミラからレア様にドナドナされた後、ユークリッドの後輩になった将来有望なドラゴンマスター。 ユークリッドからは仕事だけではなく、読み書きや簡単な計算、ガルグ=マクにおける日常的な生活方法を教わる。 あとレア様に好かれるための方法を教えたりとツィリルからはそこそこ慕われ、また「先輩」と呼ぶようにそうさせたりとユークリッドが旅立つまで3年近く手解きを受けていた。 アカネイアと名付けた飛竜を育てており、沢山の愛情を受けて大きく育ち、でもツィリルに甘えん坊な飛竜になった。


ではまた
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