URZ インフィニット・ストラトス   作:NS-105

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09:不束者

殺那「あの…どゆこと?」

 

刀奈「そのまんまの意味!///」

 

簪「私たち二人と恋人になって///」

 

殺那「は、はあ(どうしよう…)」

 

殺那はいきなりのことで戸惑う。

 

簪「それで」

 

刀奈「返事、くれないかな?」

 

刀奈と簪が上目遣いで迫り、ますます混乱する。

 

殺那「とりあえず、告白してくれたのは嬉しい。だけど、俺なんかのどこが良いんだ?」

 

殺那はなんとか言葉を絞り出した。

 

刀奈「あの時、ミラーモンスターに初めて襲われたとき、簪ちゃんが殺されて、目の前が真っ白になった。でも、あなたが簪ちゃんを助けてくれて、『守ってやる』って言われたとき、すごく胸が熱くなって…///」

 

簪「私も同じ///最初は憧れの仮面ライダーに助けられたことが嬉しかったからだと思ってた。でも、そのことを思い出すたびに胸が熱くなって、お姉ちゃんに相談したらお姉ちゃんも同じで、だから二人で話し合って、またあの仮面ライダーと再会出来たら告白しようって///」

 

2人はモジモジと恥ずかしがりながら答える。

 

殺那「それだと最悪どちらかが失恋するだろ…」

 

簪「だから、私達2人と付き合って欲しい」

 

殺那「要するに二股かけろと?」

 

刀奈「私達は合意の上よ、どちらかと言えばハーレムね♡」

 

殺那「ハートやめい…二人の気持ちは分かった、それに、俺も初めて二人に会った時、正直一目惚れした、だけど…」

 

そう言うと一瞬言葉に詰まる。

 

殺那「俺は、不老不死の化け物だ、それでも…それでもいいのか?」

 

こう切り出すが、2人は、

 

刀奈「そんなの関係ないわ」

 

簪「殺那は殺那、どんな存在でも私達を救ってくれた、私達のヒーロー」

 

殺那「そっか…それじゃ、不束者だけどよろしく」

 

刀奈「それじゃ///」

 

簪「よ、よろしく///」

 

三人は晴れて恋人同士になった。

一方他の2人は、

 

白夜、フィリップ「「((何見せられたんだ?俺(僕)等…))」」

 

完全に空気だった。

 

 

 

更識と協力関係を結ぶ代わりに(いつの間にか)生徒会に入った白夜達は、(約一名除いて)疲労困憊の様子で、部屋に入った。

 

~2000号室、白夜の部屋~

 

白夜「お前が俺のルームメイトか…」

 

静寐「うん、私は鷹月静寐、宜しくね。」

 

白夜「ああ、宜しくな。ベッドはどっち使うか希望あるか?」

 

静寐「うん、窓側で良いかな?」

 

白夜「りょ」

 

静寐「あはは、結構ノリ軽いんだね…それはそうと、もう夕飯は食べた?」

 

白夜「んや、まだだが」

 

静寐「そうか、じゃあ一緒に食べない?私も今からだから。」

 

白夜「おお、ええで」

 

2人は食堂へ向かった。

 

~2009号室フィリップの部屋~

 

フィリップ「君が僕のルームメイトな訳か、宜しくね本音ちゃん」

 

本音「よろしくなのだ~ふぃーふぃー」

 

フィリップ「うん、(ふぃーふぃー…)そういえば、本音ちゃんは夕飯はもう食べたかい?まだなら一緒に行かないかい?親睦を深めるためにも。」

 

本音「それはいいね~いこ~いこ~」

 

2人は食堂に向かった。

 

~寮、廊下~

 

白夜「お、フィリップも食堂か?」

 

食堂に向かう途中の白夜と静寐は、同じく食堂に向かっていたフィリップと本音に出会った。

 

フィリップ「白夜もか、隣の子はもしかしてルームメイトかい?」

 

白夜「おん」

 

静寐「鷹月静寐だよ、よろしくね。」

 

フィリップ「よろしく、静寐ちゃん」

 

本音「ルームメイトの布仏本音なのだ~」

 

白夜「おう、よろしくな」

 

そうして、四人は一緒に食堂に向かうことにした。

 

フィリップ「そういえば殺那は?」

 

白夜「先に更識姉妹と席とってるらしい。」

 

本音「へ~かんちゃんとたっちゃんさんにも春が来たのか~」

 

白夜「知り合いなのか?」

 

本音「うちは代々更識家の召使の家なんだよ~だから~前々から二人の恋路を応援してたんだ~因みに私はかんちゃんの専属メイドで~たっちゃんさんはお姉ちゃんが専属メイドだよ~」

 

白夜「へぇー…」

 

四人は途中で円夏と彼女のルームメイトだという相川清香も加わり、そこそこの人数になって食堂に向かう。すると、

 

一夏「箒待て!それはまずい!」

 

箒「問答無用!」

 

一夏「ギャアアアアアア!!!」

 

遠くから怒号と断末魔が聞こえたが、

 

白夜「無視するか、」

 

フィリップ「そうだね」

 

円夏「お兄ちゃん…」

 

無視して、無事に食堂へ着いた。

因みに寮の一角では血の海、食堂では砂糖の海が出来ていたという。




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