ゴジラ好きなのでパーティーをそれっぽくしてみた 作:ゲーム最高
ーワイルドエリアー
巨人の鏡池にてそれは居座っていた。全身が白でおおわれている頭から翼端までが一続きとなった全翼機のようなフォルムが特徴を持つポケモン。世間では「トゲキッス」と呼ばれており、見た目は天使のように見え、争いが起きている場所には決して近づかないと言われている。
だが、それは一部の人間が知っていることであって、このポケモンの恐ろしさはごく一部しか知らない事がある。
野生のドラゴンタイプポケモンでさえ近づけない。それはトゲキッス自体が「フェアリー・ひこうタイプ」という複合持ちでドラゴンタイプの技は一切通じない。彼らは分かっているのだ 挑んでしまったら最後「エアスラッシュ」で動きを止められ「マジカルシャイン」でとどめを刺されるというドラゴンポケモンを瞬殺するという正に天使の皮を被った白い悪魔と呼んでも過言ではない。
もしもの話だが、例外がいるとしたら?
如何にフェアリータイプだろうが相性なんぞ関係ない そんなドラゴンタイプのポケモンがいるとして、戦ったらどうなるのか?
トゲキッスの元へ一体の影が飛来してきた。それに感づいたトゲキッス自身も微笑みを浮かべながら戦闘態勢に入る。既に自分が勝ち確定だと決まったようなものだ。
飛来してきたのは両腕併せて3つの頭、背中には6枚の黒い翼が生え、蒼と黒の体、黒い目に紫の瞳を持つ多頭龍型ポケモン。その姿は「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」を想像させている。見た目の通り性格は凶暴で、動くものを敵と思い込んで襲いかかり、3つの頭で食らいつくす恐ろしい存在とされている。なお両腕の頭は脳みそを持たない。個体名を「サザンドラ」と呼ばれているポケモン。しかしそのサザンドラは通常個体より二回り大きく三メートル並みの体格を誇る。
両者が相まみえたところで先手を取ったのは素早さが高いトゲキッスだった。両翼から「エアスラッシュ」を放つ。しかも特性が「てんのめぐみ」持ちであるため相手は必ず「ひるみ」状態になり、最終的に「ずっと俺のターン」へ移行する算段でいる。毎度この方法で数多のドラゴンポケモンを葬ってきたらしい。
「ドラァ」
サザンドラが動き出した。頭部の口・両腕の口からから黄色いエネルギーを収縮させて、一気に解き放った。「チャージビーム」と呼ばれるその技はそれぞれ三つの雷の光線と化し、放ってきたエアスラッシュをかき消してトゲキッスに命中した。
「と、トゲェェ!?」
これは予想外。まさかドラゴンタイプが電気タイプの技を持っていたなんて誰が想像できるだろうか? 飛行タイプ持ちのトゲキッスには効果抜群で真っ白な美しい身体がさっきの攻撃により少し黒ぎみてしまった。
倒れずに済んだものの、しかしそれでも効果抜群だった為、致命傷になりかねないダメージを負ってしまった。一方、向こうのサザンドラは隙なんぞ見せずに突っ込んできた。なんとか態勢を整えねばと空へ逃げよう離陸する。それを既に予期していたかのように次の行動を取った。
「ドラァ!」
「と、トゲェ~」
この時、トゲキッスは初めて思い知ったのだ。
格下であるドラゴンタイプを舐めてかかったらどうなるのかと…
あぁ…間違いなく殺される。
そう死ぬ覚悟を決めた次の瞬間
「あっ!いたいた!おーい、"ギドラ"」
「ラドォ~? ドラァドラァ~♪」
白い悪魔をいとも容易く葬ったサザンドラは自身の
その様子はさっきとは裏腹に主人に甘えるイーブイのようだ。しかしトゲキッスはより恐怖を感じてしまう。
あの"バケモノ"を手懐ける人間が一番恐ろしい!!!
「ったく、ギドラどこ行ってたんだよ~」
「ラドォ~」
「まぁ、見つかってよかったわ~、カレー作ったからみんなで食べようぜ」
「ドラァドラァ~♪」
サザンドラ・♂
NN:キングギドラ
イッシュ地方にてモスラを鍛えていた時に遭遇したモノズで進化した。元々、恥ずかしがり屋でバトルも碌にできなかったが、モスラとゴジラの模擬戦を見て刺激になって、積極的にバトルするようになった。
最終進化後は暴れる事が大好きな性格になってしまい、フェアリータイプこおりタイプの相手を物ともせず叩き潰す。
恐ろしいのは彼が放つ「りゅうせいぐん」で威力が「さばきのつぶて」並みであり過去に空からやってきたメガレックウザを撃ち落としたという経歴を持つ。
普通のサザンドラは三つの首から三つの光線なんて撃つ事自体がまずあり得ない。しかしこのギドラはそれを平然とやってのける。
本人曰く「ゴジラやモスラの戦闘を学習させたらこうなった」とのこと
次回
「ガイガァァァァン、起動ォォォォ!※カブトプスです」