寿は悪の勢力と悪質転生者達の存在に警戒しながらもいつもの様に学校生活を送っており、いつも通りに授業を受けていた。現在寿は休み時間敦也達と昼食を食べていた。考え事をしていると不意に声をかけられた。
敦也「おーい寿聞こえてるか。」
寿「あ!ごめん何だ敦也。」
敦也「何だ。じゃねえよ。どうしたんだ寿何か考え事してたみたいだけど。」
寿「ごめん。ちょっと悪の勢力と悪質転生者達の存在が気になってさ。」
敦也「!!そうか。やっぱり気になるよな。」
龍馬「そうだね。今の所マナナビの反応は無いし、この数年悪の勢力はおろか悪質転生者の動きすら無いからね。」
総司「あぁ。未だに何も無いというのもかえって不気味な気もするからな。」
健司「それにマナの女神様からも悪の勢力はおろか悪質転生者の詳細についての連絡すら無いからな。」
博人「まぁ今は何も無い事を祈ろうぜ。下手して誰かが傷ついたり、死ぬ事になるなんて考えたくもないからな。」
啓太「そうだね。でももしそいつ等が現れた時は僕達が力を合わせて立ち向かわないといけないね。」
恭介「その通りだ。何れにせよ僕達は悪の勢力と悪質転生者達と戦う事になるんだからね。」
賢「それにμ'sのメンバー達の事もそうだが、俺達の家族や周りの人達が巻き込まれない様に気を付けないとならないからな。」
寿「そうだな。その為にも頑張らないとな俺達。」
寿達は決意を新たにして昼食を食べた。休み時間が終わると午後の授業を受けた。最後の授業を終えて帰り支度をしていると放送がなった。
教師「1−Aの手塚寿君、高梨龍馬君、本宮啓太君、1−Bの北郷敦也君、宮野博人君、杉村賢君、1−Cの遠野総司君、遠野健司君、浅見恭介君至急理事長室まで来て下さい。」
寿「理事長室に一体何の用だろ?」
龍馬「僕達何もしてないよね。それに僕達だけじゃなくどうして敦也達まで。」
啓太「とにかく理事長室に行ってみよう。」
寿達は敦也達と合流して理事長室前にやって来た。寿が理事長室のドアをノックする。
コンコン。
理事長「はい?」
寿「手塚です。北郷君達も一緒です。理事長入ってもよろしいでしょうか?」
理事長「入りなさい。」
9人「「「「「「「「「失礼します。」」」」」」」」」
寿達はそう言うと理事長の前までやって来た。
寿「理事長僕達を呼んだのは何か御用でしょうか?」
敦也「あのー。俺達何かやりましたか?もしかして何か気に障る様な事でもしてしまいましたか?」
龍馬「こら。敦也理事長の前だよ。僕って言わないと。」
理事長「フフフ(笑)まぁまぁ高梨君そこまで気にしなくても大丈夫よ。あと安心しなさい別に貴方達が私に気に障る様な事はしてないわ。ただちょっと大事な話があって呼んだのよ。」
啓太「大事な話?」
博人「それは何ですか理事長?」
理事長「単刀直入に言う事になって申し訳無いんだけど。貴方達には音ノ木坂学院のテスト生として4月から音ノ木坂学院へ通ってもらえないかしら?」
9人「「「「「「「「「え!」」」」」」」」」
総司「ちょっと待って下さい。どういう事ですか理事長。」
健司「そうですよ理事長。音ノ木坂学院は女子校じゃないですか。」
恭介「男子である僕達が音ノ木坂学院に通うなんて問題にはならないんですか。」
賢「それにテスト生って。一体どういう事ですか。」
理事長「まぁまぁ落ち着きなさい。貴方達が驚くのも無理は無いうえに言っている事もわかっています。実はね音ノ木坂学院が廃校になるかもしれないという事を知らないかしら。」
寿「音ノ木坂学院の廃校。えぇ噂程度ですけど知っていますよ。」
寿と敦也達はラブライブの原作を知っているので廃校の事は勿論知っている。しかし、ここはあえて噂程度なら知っている。と言う事にしたのだった。あまりに詳しいのもおかしいと思われない為に。
理事長「その音ノ木坂学院の理事長さんとは学生時代からの知り合いで廃校阻止の為に共学化を検討しているらしくてそれでテスト生について私の方に相談に来たのよ。それでテスト生で貴方達が選ばれたんです。」
龍馬「でも、どうして僕達何ですか他にも生徒がいるのに?」
理事長「それはですね。まず高梨君貴方は以前廊下でハンカチを拾って渡した女性を覚えていますか?」
龍馬「ハンカチ?あ!もしかしてあの時の人。」
理事長「思い出した様ですね。以前貴方が親切にした人が音ノ木坂学院の理事長の方だったんですよ。」
龍馬(心の声)「思い出した!あの人は南ことりの母親で音ノ木坂学院の理事長だった。」
龍馬はあの時の事を思い出し、その時の人物は南ことりの母親で音ノ木坂学院の理事長である事も思い出した。
理事長「電話で話している時にその事だけでなく、貴方はその理事長さんの娘さんにも親切にしていた事も覚えていますかこの人何だけど?」
そう言って理事長はことりの写真を龍馬に見せた。龍馬達は知っているもこの世界では初対面なので初めてを装った。
龍馬「あ!この人はあの時の。」
理事長「この人も思い出した様ですね。貴方が以前親切にしたこの人は音ノ木坂学院の理事長さんの娘さんだったのよ。」
龍馬「そうだったんですか。この人音ノ木坂学院の理事長の娘さんだったんですか。」
龍馬を初め寿達はμ'sのメンバーに会っていた事をそれぞれ話したので寿達は特に驚いてはいなかった。
寿「でも、理事長高梨君がその件で採用されたならともかくどうして僕達も何ですか?」
理事長「貴方達は各教師の方々から聞きましたが、それぞれ性格は違いますが授業態度も良いうえに人格面でも信用出来るからです。それに音ノ木坂学院の理事長さんが考えて選んだそうですよ。でも、急な話だし貴方達の気持ちもあるかもしれないから断っても構わないですよ。こっちは無理なお願いをしてる訳だから。」
寿「すみません理事長。北郷君達と少し考えさせてもらっても良いですか。」
理事長「わかりました。すぐに決まらないなら明後日か明々後日でも良いですよ。」
寿「はい有難うございます。では失礼しました。」
寿はそう言うと礼をした。敦也達も礼をすると全員理事長室から退室したのだった。その後、皆はテスト生について話し合う為に現在寿の家で集まっていた。
寿「原作には何れ関わる事になると思っていたけど、俺達がテスト生として音ノ木坂学院に通うなんてな。」
敦也「そうだな。でも俺はμ'sの音ノ木坂学院に通えるのは嬉しいけどな。」
龍馬「敦也そんな呑気な事を言ってる場合じゃないだろ。原作に関わるって事は悪の勢力と悪質転生者達と戦う事になるって事何だよ。」
敦也「あぁごめん龍馬。」
賢「しかし原作に関わる事になるとは思っていたけど、まさか俺達がテスト生で音ノ木坂学院に通う事になるとはなぁ。」
総司「だけど、どうする?理事長は急な話だから断っても良いとは言ってたけど。俺達が音ノ木坂学院に通うなんて大丈夫なのか。」
健司「そうだよな。総司の言うとおり俺達が音ノ木坂に通って大丈夫なのかな。俺達は転生者でイレギュラーの存在だしさ。」
博人「俺としては音ノ木坂学院に通えるのは嬉しいけど、安易に考えてはいけないよな。」
啓太「確かに。」
恭介「僕も同感。」
寿達はしばらくの間考えていると。
フェアリー「皆大変だよ。」
9人「「「「「「「「「フェアリー!」」」」」」」」」
何とフェアリーがやって来たのだった。何か慌てた様子で。
寿「どうしたんだフェアリー。何が大変なんだ。」
フェアリー「マナの女神様からの伝言を伝えに来たの。皆よく聞いて貴方達以外にも他からもテスト生がやって来るんだけど、そいつ等は全員悪質転生者よ。」
9人「「「「「「「「「何だって!!」」」」」」」」」
フェアリー「お願い皆μ'sを守る為にもテスト生として音ノ木坂学院に通って。」
フェアリーは寿達にお願いをしたのだった。しばらく皆で考えて話し合った後で寿はようやく口を開いた。
寿「わかったフェアリー。俺達音ノ木坂学院のテスト生として通うぜ。皆もそれで良いな。」
8人「「「「「「「「おう!」」」」」」」」
フェアリー「皆有難う。私と他の精霊達も力を貸すからね。じゃあ私はマナの女神様に連絡してくるね。」
フェアリーはそう言うとマナの女神に連絡をする為に消えたのだった。
一方、とある様々な場所では。
?「もうすぐだ。もうすぐで俺は音ノ木坂のテスト生として通う事になる。穂乃果はこの俺の物だ誰にも渡さねぇぞ。へへへへ(笑)」
?「俺は絵里ちゃんをもらうぜ。俺との約束忘れるなよ。絶対に絵里ちゃんに手を出すんじゃねえぞ。」
?「わかってるって。俺は真姫をもらうぜ。」
下衆な笑いをする男3人がμ'sのメンバーを手に入れようと考えていた。それを遠くで見ていた二人がいた。その人物は全身黒の鎧を着けている騎士と赤いマントを羽織っている男だった。
?「本当に大丈夫なのですか。あんな男達に任せて。」
?「竜帝様の指示だ。まぁあんな奴等は所詮捨て駒も同然だ。所謂有効利用と言うものだ。」
?「ヒッヒッヒッ。もうすぐで凛ちゃんに会える。そして俺の物となるんだ。」
?「待ち遠しいな。あと少ししたら花陽は僕だけの物になる事が。」
?「待っててねにこちゃん。君のハートは俺が頂いてあげるよ。」
ここにも下衆な笑いをする男3人がいた。それを神官の姿をした人物と道化師の格好をした不気味な男が見ていた。
?「やれやれ。欲望に満ち溢れているなあいつ等は。」
?「まぁ今は好きにさせておきましょう。こちらの目的が果たせれば奴等に用は無いですからね。」
?「ことりちゃん。今君の王子様である俺が会いに行ってあげるからね。ハハハハ(笑)」
?「くっくっくっ。希。君の心は僕が盗んであげるからね。」
?「もうすぐ愛しの海未に会えるんだ。俺が彼女の全てを手に入れてやる。」
さらに別の場所でも欲望に溢れた男3人が笑っていた。その様子を見ていた2人は汚らわしい物を見る様な目をしていた。1人は吸血鬼の格好をした男。もう1人は美しい姿の女だった。
?「全く呆れて物も言えんな。これだから人間は嫌なのだ。いくら黒の貴公子様の命令とはいえあんな下衆な奴等を使うとはな。」
?「仕方が無いだろ。黒の貴公子様の命令なのだ。私もあんな男共を見ているだけで吐き気がするが、我々の計画の為にも利用する必要があるからな。」
裏ではすでに各悪の勢力と悪質転生者達の邪悪な魔の手が動き始めていた。
もうすぐで寿達は原作に関わります。最後の方で会話していた悪の勢力の人物は聖剣伝説3に詳しい方ならもうわかりますね。