聖剣伝説 LOVELIVE of MANA   作:バーサーク

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 七宮 梅雨さんの小説のSaint Snowの2人の弟である俺は『人殺し』の主人公の鹿角明君がもしパラレルワールドでは人殺しにはならず、家族と一緒に幸せに暮らし続けていたら、そんな世界があっても良いと思いこの話を書かせて頂きました。
 七宮 梅雨さんの執筆した小説の1つであるSaint Snowの2人の弟である俺は『人殺し』のコラボさせて頂きました。
 何でも許して下さる方のみどうぞ。


別世界では「人殺し」になってしまったある姉妹の弟を救え

 

 寿達が知らない所で3人の聖剣の勇者達が秘密裏に行動していた。現在来ているのは北海道函館にある銀行である。

 全ては別世界では「人殺し」になってしまった。ある姉妹の弟を救う為に。

 

 

浩二「もうすぐやってくるな。例の銀行強盗が。良いな和也、透。手筈道理に頼む。」

 

 

透「分かってる浩二。彼処にいるSaint Snowの弟である鹿角明君の人殺しを阻止する事だろ。」

 

 

和也「しかし、あの映像を見た時は本当に胸くそ悪くなるぜ。Saint Snowの弟の明君が銀行強盗を正当防衛とはいえ殺めてしまったが為に家族は苦しめられ、姉に「人殺し」と言われて心に深い傷を負わされてしまうだけでなく家族と離れ離れになってしまうなんて、俺個人としては銀行強盗とSaint Snowの同級生とその親共や教師共、それに強盗教唆した黒幕の方が悪人だと思うけどな。」

 

 

浩二「全くだ。」

 

 

透「だけど浩二。イレギュラーである俺達が行動して良いのか?何かしら影響出なければ良いけど?」

 

 

浩二「わかってる透。でも、だからといってマナの女神様に見せてもらった映像であの子達の今後の事を見たらほっとく訳にはいかないだろ。確かに正当防衛とはいえ人を殺めてしまうのは周りの人間達からしたら、人殺しと思われて悪人扱いされるだろう。だがな正当防衛と殺人罪は違うんだ。その人の苦しみを知ろうともせずにいじめを正当化する様な世の中があって良いわけ無いだろ。それにどんな理由があろうと家族の関係を引き裂く事や人を傷つける権利は誰にも無いはずだ。そんな事を平気でする奴らが真の悪だと僕は思う。」

 

 

 それを言ってる時の浩二の目はまるで憎しみを宿した様な目つきだった。実は浩二は前世では検事をしていたうえに人一倍正義感が強く、如何なる理由はあれどいじめや暴力、犯罪等を許さない性格なのだ。

 しかし、その為に悪人には容赦がなく非情な一面がある為に前世では加害者達や加害者の一部の親族等から逆恨みをされる等、危ない所もあったのだ。

 

 

浩二「僕はそんな心の無い奴らや犯罪者達から人の幸せを守る為に前世では検事になったんだ。僕は犯罪者達からどれだけ恨まれようと憎まれようと罵倒されようと僕自身の正義を貫く。それに僕にとって一番大事なのは金や権力よりも人の幸せと命なんだよ。命は金じゃ買えないからな。」

 

 

和也「そうだな。お前の言うとおりだ浩二。俺だって銀行強盗や理由はどうあれいじめをする心無い奴等の為にあの子とSaint Snowと家族の人達が苦しむなんて許せねえ。このままほっとく訳にはいかないぜ透。」

 

 

透「そうだよな。すまない浩二、和也。俺だって人を守る為に前世で警官になったんだ。あの子の様な悲しい人達を何人も見てきた。そんな悲しい事を防がないといけない。必ず明くんとSaint Snowと母親を助けようぜ。」

 

 

 透が言うと、浩二達3人は首を縦に振ったのだった。それから数分後に例の銀行強盗が現れてSaint Snowと鹿角明の母親を人質にして銀行員に金を要求した。

 

 

聖良、理亞、明「「「ママ!!」」」

 

 

立川「早く金を用意しろ!!出ないとこの女を殺すぞ。」

 

 

銀行員「すぐに用意します。」

 

 

 その後は映像で見せてもらった展開になっていき、明は銀行強盗に飛び掛かりその拍子で彼の手に銀行強盗の持っていた拳銃を握ってしまっていた。その時に浩二達が彼の側に寄った。

 

 

浩二「坊や大丈夫かい?」

 

 

和也「怪我はないか?」

 

 

明「う、うん。」

 

 

透「君の様な子供がこんなもの持っていてはいけない。」

 

 

 そう言って透は明から拳銃を取り上げた。

 

 

立川「おいテメェそれを返しやがれ。殺すぞ。」

 

 

 銀行強盗の立川は透から拳銃を取り返そうと透に向かって飛びかかるがその前に和也が割って入り、立川に向かって顔面にパンチをくらわせた。前世でテコンドーの経験者である和也にとっては大人が相手でも十分に対応出来るので心配いらなかった。

 

 

立川「ぐはぁ。」

 

 

 和也のパンチを受けた銀行強盗はそのまま床に倒れたのだった。そして、浩二と和也が逃げれない様に抑え込んだ。透は念の為、守る様に鹿角家の人達の側にいたのだった。

 

 

浩二「銀行員さん。早く何か手足を縛るもの持ってきて下さい。ロープでもガムテープでも何でも良いから。早く!!」

 

 

銀行員「は、はい!!」

 

 

 その後、浩二と和也が抑え込んでいる間に透は銀行員が持って来たガムテープで手足を拘束した。しばらくして警察が到着し、銀行強盗の立川洋平は逮捕され連行されて行ったのだった。

 

 

浩二「ふぅ~。どうやら一件落着だな。」

 

 

和也「あぁ。これであの銀行強盗と強盗教唆した黒幕も終わりだろう。」

 

 

透「本当に良かったぜ。あの子が人殺しにならずに済んで。」

 

 

 銀行から出ようとする浩二達だったが、その時。

 

 

?「あの。待って下さい!」

 

 

 浩二達は振り返ると、幼いSaint Snowとその弟の明と3人の母親がいた。

 

 

聖良「お兄さん達。さっきは有難うございます。」

 

 

理亞「あ、ありがとう。」

 

 

明「有難うお兄ちゃん達。悪い人をやっつけてくれて。」

 

 

鹿角母「本当に有難うございました。何とお礼を言って良いか。」

 

 

 4人は浩二達にお礼を言った。

 

 

浩二「気にしないで下さい。僕達は人として当然の事をしただけですから。」

 

 

和也「そうですよ。俺達だってあのままほっとく訳にはいかなかったんで。」

 

 

透「それよりもそこの坊やにお礼を言ってあげて下さい。その子が犯人に飛びかかったおかげで隙が出来ましたからね。」

 

 

鹿角母「そうですね。有難う明。」

 

 

明「えへへ。」

 

 

浩二「ところで坊や。君の名前は?」

 

 

明「明。鹿角明です。」

 

 

浩二「明君か。いい名前だね。」

 

 

明「うん。僕の名前はママがつけてくれたんだ。」

 

 

和也「そうか明君。君は勇気あるね。さっき本当は怖かったはずなのに銀行強盗に飛びかかるなんて。」

 

 

明「だってママが危なかったんだもん。それに聖良姉ちゃんと理亞姉ちゃんも危なかったからそれで。」

 

 

透「この子達は君のお姉さん達かい明君。」

 

 

明「うん。僕の大事な家族の聖良姉ちゃんと理亞姉ちゃんだよ。」

 

 

聖良「鹿角聖良です。よろしくお願いします。」

 

 

理亞「鹿角理亞です。よろしく。」

 

 

浩二「うん。よろしくね聖良ちゃん、理亞ちゃん。」

 

 

透「明君。君は確かに勇敢だった。でも気をつけて欲しい事がある。」

 

 

明「何?」

 

 

 透は明と話をする為に母親に許可をもらうと明と一緒に少し離れてから会話を始めた。近くには浩二と和也もいる。

 

 

透「君はさっき拳銃を握っていただろう。俺達が助けたから良かったけど、下手をすればさっきの銀行強盗か周りの人に怪我させてしまうか、間違えば人を殺してしまうかもしれなかったんだ。もしかすると君は人殺しになって。家族と離れ離れになっていたかもしれないんだ。」

 

 

明「人殺し。」

 

 

和也「おい透。子供にそんな事を言うもんじゃ。」

 

 

 和也は止めようとするが浩二が制した。

 

 

浩二「待て和也。あいつに任せよう。」

 

 

透「よく聞いてくれ明君。一人だけど俺にも君と同じ様に姉がいるんだ。俺の姉さんは刑事をやっててね。さっきの様な状況で人を殺してしまった人の事を教えてもらった事があるんだ。相手がどんな悪人だとしても殺してしまったら周りの人達はその人を「人殺し」扱いするんだ。それだけじゃなくその人の家族の人達も人殺しの家族と言って、酷く傷つける事をするんだよ。つまり君のお父さんとお母さん、お姉ちゃん達は酷いいじめにあっていたかもしれなかったんだ。君だって家族の人達が傷つくところを見たく無いし、家族と離れ離れは嫌だろう。」

 

 

明「うん。僕はパパやママ、姉ちゃん達が傷つくのも、離れ離れになるのも絶対に嫌だ。」

 

 

透「だから約束してくれ明君。どんな事があっても決して人を殺してはいけないんだ。約束出来るかい?」

 

 

明「うん。約束するよお兄ちゃん。」

 

 

 ようやく話が終わった所で浩二と和也が声をかけた。

 

 

浩二「話は終わったか透。」

 

 

透「あぁ。」

 

 

和也「どうやら大丈夫そうだな。じゃあ行くか。」

 

 

 そして、浩二達は明を家族の元に連れていった。

 

 

透「どうも失礼しました。それじゃあ俺達はこれで。」

 

 

 3人は離れようとすると。

 

 

鹿角母「待って下さい。あの良かったら家は喫茶店やってるので来てくれませんか。お礼もしたいので是非。」

 

 

 鹿角母にそう言われた浩二達は最初は断ったが、聖良と理亞と明のお願いに折れてお邪魔する事にしたのだった。

 




 七宮 梅雨さんの小説のコラボをさせて頂きました。
 明×花丸の方や小説のファンの皆さんに誤解しない様にお伝えさせて頂きますが、どうか気を悪くしないで下さい。
 ただ私は明くん1人を人を殺めてしまったとはいえろくに理由を知ろうともしないうえに、あの時の状況も分からないで悪者扱いするのは間違いだと思い。子供時代の明くんの救済の話を執筆しました。
 私も七宮 梅雨さんの小説のファンの1人なのでどうかご理解下さい。これはパラレルワールドの設定なので七宮 梅雨さんの執筆した本編とは関係ないのでどうかご了承下さい。
 
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