聖剣伝説 LOVELIVE of MANA   作:バーサーク

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 Saint Snowの弟の鹿角明の救済に成功した浩二達の転生する話しとなります。


己の覚悟と信じる正義

 

 

 現在、浩二達は再びマナの女神の元に戻ってきていた。鹿角明の人殺しの阻止した事で鹿角一家の今後の様子はどうなるかをマナの女神が用意した映像で確認していたのだった。映像を見ると、浩二達の活躍で鹿角明は家族と共に幸せに暮らしている姿が映っていた。それを見た浩二達は安心していた。

 

 

マナの女神「ご苦労様でした浩二、和也、透。貴方達のおかげで鹿角明君は家族に捨てられずに済んだうえに家族と共に暮らして行くことが出来ています。」

 

 

 その映像を見終わると、次は別世界の明と大沢達の映像を浩二達は見ていた。大沢と交友関係の暴力団を初め、聖良と理亞と明の同級生の父親や母親、学校の担任と養護教諭、近所の何人かの住人、さらに校長までも逮捕されている所の映像だった。大沢に脅されていた内容については、まず聖良の担任は聖良の同級生の母親とは不倫関係で結婚する前からの付き合いでありその子供は父親ではなく、担任の子供だった事。それを担任と母親は知っていたものの真実を隠して、今の夫の子供として育てさせようと企てていた事。次に理亞と明の担任と養護教諭と現在の校長は先代の校長からパワハラやセクハラの被害を受けていた為に我慢が出来ずに共謀し、雨の日に神社へ呼び出して階段から事故に見せかけて転落させて殺した事。他の同級生の親達は学生時代にグレていた時に犯罪を働いて少年刑務所入りの前科がある者、痴漢冤罪を利用して示談金詐欺を働いていた者、同級生にいじめを働いて自殺させた者、揉み合いの中で相手を殺してしまった者、自分の会社の金を横領、違法な金に手を出していた事等の悪事や汚職を働いていた者がいたのだった。それを大沢はお得意の情報網や隠れてビデオカメラで録画したり、会話を録音する等の様々な証拠を手に入れ、それをネタに彼等をゆすっていた事が判明した。その親達から口止め料の金を要求、会社の顧客の情報を流すように命令していた事、警察の関係者も大沢と交友関係の暴力団に警察の情報を流していた事が判明した。中には借金の返済の肩代わりと金欲しさのために協力していた者もいたとのこと。

 そして、大沢は明が正当防衛で銀行強盗を殺めてしまった事を利用して真実を隠すためにその同級生達の親達と担任と養護教諭と校長に過去の罪や不正行為等を理由にゆすりや借金の返済の肩代わりと裏金の条件として隠蔽工作に協力させていたのだった。

 別世界では、真実が明るみになってからは大沢と交友関係の暴力団、校長と担任と養護教諭、同級生の父親や母親は逮捕されたのだった。大沢は恐喝や悪質な地上げだけでなく過去に5人の人を殺していた事が判明。さらに大沢は反省の色はなかった。

 判決の結果、大沢は死刑となったが、彼と交友関係のあった暴力団や他の者達は無期懲役や懲役10〜20年以上の実刑判決となった。さらに新聞や週刊誌に顔写真付きで載った為に学校や同級生の家にマスコミが来るぐらいの大騒ぎになり、誰が行ったのかインターネット中にもその情報が流れる事になってしまったとのこと。それが原因で聖良と理亞の同級生は以前の聖良と理亞と同じ又はそれ以上のいじめや嫌がらせを受ける事と家に落書きやゴミを捨てられる等をされる事となり、その同級生の兄弟達も学校でいじめを受けてしまう事、親族も肩身狭い思いをしてしまう羽目になった様子だった。さらに同級生の兄弟の中には高3や中3の兄と姉がいてその兄や姉は決まっていた大学や高校の推薦は取り消しになってしまった事。学校で孤立したり、家に引き籠もりになったり、グレて問題行動や暴力事件等を起こして少年院入りしてしまったり、余りに酷い場合は少年刑務所送りになったとのこと。

 黒幕である大沢の犯行の動機は聖良と理亞と明の母親とは中学時代の同級生で中3の時に告白したものの断られてしまった事。さらに当時犬猿の仲だった聖良と理亞と明の父親を選んだうえに人並みの幸せを送っている事への逆恨みという下らない理由で強盗教唆と殺人教唆して立川洋一を利用した事。そして、真実が明るみなった後、明は保身を守ろうとする罪人達によって家族と引き裂かれた悲劇の少年の扱いとなり、人殺しから悲劇の少年となった。

 その後、鹿角一家は明を迎えに行くも既に里親となった奥山零に引き取られた後だった。

 鹿角家はその連中に精神的苦痛と名誉毀損等で訴えた事により多額の慰謝料を手にする事となった。残された加害者達の家族である同級生と同級生の父親や母親、祖父母等の親族は何度も謝罪するがもう手を遅れも同然で彼等は一生罪の意識を背負う事になる様子だった。

 しかし、10年後に明は家族と復縁したということが映像を見て浩二達は喜んでいた。

 

 

和也「別世界の明君は鹿角家と引き裂かれてしまったけど、後に復縁して家族の絆を取り戻したんだな。」

 

 

透「そうだな。Aquarsと里親の奥山さんのおかげだな。」

 

 

浩二「しかし、愚かな事をしたものだな大沢という男は。下らない逆恨みで犯罪を行い、さらに他の奴等も金欲しさや自分達の罪を隠すためにあんな馬鹿な事をするとは、そんな事をしなければそれ以上の実刑判決を受けなくて済んだのにな。この連中は。」

 

 

 浩二は大沢とその連中を毛虫を見る様な目で見ていた。

 

 

和也「なぁ浩二。これで良かったのか。明君の事をほっとくわけにはいかなかったけど、俺達が行くラブライブの世界のあの子達の同級生達を始めとする残された加害者家族の人達はきっと酷い生活を送ることになるぜ。それにこの子達はその加害者の親達に人生を狂わされた被害者も同然だろ。中には子供にいじめをするように仕向けた親もいたわけだし。」

 

 

透「確かにな。和也の言うとおり別世界とはいえこの子達のした事は許せないけど。この子達は加害者である親達の被害者だ。それに俺達が行くラブライブの世界のこの子達や他の家族の人は酷い生活を送ることになってしまう。そう考えると。」

 

 

浩二「和也、透。僕達は間違ったことをしたわけじゃない。僕達にも守らなければならないものと譲れないものがあったんだ。それに別世界のこの子達と親と教師はいじめや明君を家族と引き裂いた事に反省の色もなかったんだ。それに子供だからといって、何でも許されるわけじゃない。この子達もいじめ等をすればそれ相応の報いを受ける事を学ばなければならないんだ。僕達のやった事が仮に罪だとしても。その覚悟がなければ誰も守る事は出来ない。例え誰に恨まれる事になるとしても僕は信じる正義の為に人を守る為に戦う。そう決心したんだ。そうじゃないか和也、透。」

 

 

和也「そうだな。別世界と俺達が今から行くラブライブの世界のこの子達には気の毒だけど、俺達は一度決めた以上それを破るわけにはいかない。俺もラブライブの世界を守る為の覚悟は出来てる。」

 

 

透「俺もだ。それに明君達や多くの人達を守らなければならないんだ。誰が何と言おうと。俺達も一緒に戦い続けるぜ浩二。」

 

 

浩二「有難う和也、透。これからも仲間として頼む。」

 

 

 浩二はそういうと和也と透と握手を交わすのだった。

 

 

マナの女神「浩二すみませんが、話しがあります。」

 

 

浩二「わかりました。和也、透すまないがマナの女神様と話があるから席を外してくれるか?」

 

 

2人「「わかった。」」

 

 

 和也と透が退室してから浩二はマナの女神と内密の話をしていた。

 

 

浩二「そうですか。大沢と暴力団、銀行強盗の立川が死を喰らう男とその仲間達に殺されてしまったんですね。」

 

 

マナの女神「ええ!痕跡を上手く消していました。さらに大沢と大沢に脅されていた人達が行った過去の犯罪の証拠のデータと現在行なっていた不正行為と汚職のデータがインターネット中に流出していました。世間ではコンピューターウィルスが原因で情報漏洩したという事となっていますが、これは連中の仕業だと思われます。これが原因で残された加害者の家族や親族の人達といった。多くの人達が苦しむ事になってしまうでしょう。」

 

 

浩二「マナの女神様すみませんが1つお願いがあるのですがよろしいですか?」

 

 

マナの女神「何でしょう浩二?」

 

 

浩二「その人達の事なんですが、実は頼みたい事があるんです。」

 

 

 その後、浩二はマナの女神に加害者の家族の人達の事であることを頼んだのだった。

 

 

マナの女神「それなら可能ですが宜しいのですか浩二。あの銀行強盗の事件の事を知ったら、加害者と加害者家族の人達から銀行強盗を捕まえた事が原因で貴方を恨むかもしれないんですよ。」

 

 

浩二「僕は前世で検事として、加害者と加害者の親族から恨まれてきた身です。それに明君を救うためにしたことです。これは全て覚悟の上です。」

 

 

マナの女神「加害者と加害者家族の人達があの事件の事を知られたら、貴方に逆恨みをする可能性があります。私でもその人達の恨みまで取り除く事は出来ませんよ浩二。」

 

 

浩二「それらも全て背負う覚悟です。それに覚悟がなければ何も守ることは出来ないと自分に言い聞かせてます。」

 

 

マナの女神「あまり無理をしないで下さい浩二。私も出来る限り貴方と和也と透の手助けをします。何かあれば私を頼って下さい。」

 

 

浩二「お気遣い感謝しますマナの女神様。」

 

 

マナの女神「では浩二。和也と透と彼等の家族と貴方の家族の皆さんを呼んできて下さい。これから転生の準備をするので。」

 

 

浩二「はい。」

 

 

 マナの女神にそう言われると浩二はすぐに和也と透に連絡してから家族を呼び、転生の準備をするのだった。

 

 

マナの女神「では、これから転生させます。浩二達A-RISEとラブライブの世界をお願いします。皆さんにマナの加護があらんことを。」

 

 

 そして、浩二達は家族と共に転生し、彼等のいた場所から姿が消えたのだった。

 

 

マナの女神「彼等も転生したことで、これでラブライブの世界を守る聖剣の勇者は12人になった。出来れば彼等と協力して戦ってくれた方が良いのですが、浩二は協力しない様子ですから望みは薄いですね。とにかく彼等にも出来る限りの手助けをしなければ。それに転生前に浩二に頼まれていた例の事も実行しないと。」

 

 

 マナの女神は浩二に頼み事を行い始めたのだった。しかし、浩二の身を案じていた。例の事も含めて。

 

 

マナの女神「本当に不器用な人ですよ浩二は。」




 七宮梅雨さんとのコラボ作品4話目です。よろしかったら読んで下さい。
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