ああ…またやってしまった…
「おいおい鬼塚…今月何本目だよ…」
「…六本目…また買ってこなきゃ…」
「さすがに折りすぎだろ。力加減難しいのはわかるけどさ。」
「周りに被害が出てないだけマシだよ…前は壁とか壊してたし」
真壁先生には頭が上がらない。
「でも毎度壊してたんじゃ出費もばかにならないだろ。頑丈なの買ったらどうだ?」
「そういうのって高いし重いじゃん。これ以上強くなったらどうすんのさ。
「たかがペンでそこまで鍛えられたりしないから大丈夫だって。気持ちはわからんでもないけど。」
「鈴木君もこの間
「そうそう。おかげさまで植物にはうかつに近寄れん。千葉にも避けられるし。」
「『鈴にされるうぅぅぅ…』だっけ。流石にあれは同情するよ。」
ドップラー効果が発生しているのがわかるほどに素早く逃げていた。
「おかげさまで手袋必須。千葉には半径二m以内に近寄るなと」
「ご愁傷様。」
「でもこの後の授業どうするんだよ。先週もへし折ってたしもう手持ちないだろう」
「そうなんだよねぇ…今日に限って鉛筆の予備も持ってないし」
「したら一本貸してやるよ。」
「ホント!ありがとー…」
「ただしへし折ったら弁償な」
「そんな殺生な!」
閑話休題です。聞き取りづらい声ですみません…大丈夫だよ影浦ちゃん!私には聞こえてるよ!
「あー…終わったあぁぁぁ…」
「俺のシャーペン君は無事生還したか」
「何とか」
使ってるときになんかメキメキなってた気がするけど気のせいデス
「なんか授業中メキメキなってた気がするんだが」
「…」
「オイこっち見ろ」
「…キノセイデスヨ?」
「はあ…まあいいや取り敢えず形は保ってるし使えんd」バキッ
「…」
「…カタカタ」
「よし帰りに弁償してもらおうか」
「許してえぇぇぇ」
しょうがないよ。鬼塚少女。黙って弁償しよう。
鬼塚:鬼に変身できる。人間形態でも力が強くなる。
壊したものは数知れず。壁は真壁先生が直してくれました。
別に真壁先生はめーたいではありません。趣味でリフォーム事業ができる超人です。
次は千葉です。