体は名を表す   作:水壁

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本日ふたつめーーーーー

今年中に終わらせたい…


今回は頭痛薬とお友達な人。


「小鳥遊」

朝、鳥の鳴き声が聞こえてくる。そんな描写があったらどんなものをイメージするだろう。

 

さわやかな空気に燦燦と降り注ぐ光。

夏ならばこれから暑くなるな。今日はどの服を着ていこうか。

冬ならばまだ布団から出たくないな。でも頑張らないと。

などとごく一般的な朝の描写を思い浮かべるだろうか。

あるいは徹夜でゲームをしていて「もう朝か。そろそろ寝ないと」なんてほざいて睡眠に入る人間をやめた方も一定数いるかもしれない。

しかし俺の場合はそうではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

「あさだーーーーーーーー!!!!!!」

「めしだーーーーーーーーー!!!!!!!」

「〇△☆×!?♡◇□<=*‘@+?!」

「むしうまーーーーー!!!!」

 

「あ”た”ま”い”て”え”」

鳥どもの話している言葉が聞き取れるようになってからというもの、朝は鳴き声(騒音)にたたき起こされる。

鳥の鳴き声?朝チュン?糞喰らえだ。あいつらそもそも脳みそちっせえから殆ど会話が成り立たねえ。意味のある言葉ならいくらかマシだったが感情そのままさらけ出してるだけだ。

おまけにほぼすべてが絶叫に近い。毎度毎度頭がかち割れそうだ。

 

「薬…どこにしまったっけ…」

もはや手放せなくなった頭痛薬。昨日の夜に寝ぼけながら使った後そのままベッドに倒れこんだため記憶がない。

「昨日戸棚にしまっていたぞ。小鳥遊」

「戸棚…あ”-いてえ…」

 

あった。近くにあった薬缶の水で薬を飲み、未だ痛む頭から意識をそらす。

「ありがとう。八咫。」

「いやなに。いつもの礼だ。」

 

ほぼほぼ会話が通じない鳥の中でも例外はあるようで、(というか目の前のこいつが特殊なだけかもしれないが)会話が成り立つ者もいる。

八咫。まあ名前から察する通り烏である。

「礼って…ああ朝飯。」

「寝起きのわりに察しがよくて助かる」

餌付けはよくないとか言われるだろうが八咫には朝飯としていくらか食べ物を分けてやっている。

まあただの烏なら電気柵でも用意して追い払うとか殺意高めの対応をするだろうがこいつは人と話が通じるだけあって知能が高い。

とどのつまり周りの鳥どもアホすぎて話にならないという俺と同じ悩みを抱えている。

悩みを共有できる人材は希少だ。もてなしは当然。

「毎度助かる。」

「話を聞いてもらえるのならこのくらい安いもんだ。」

いくらか話を聞いてもらい朝のお悩み相談室は終了した。

 

最初の方こそなんで烏がこんなに賢いんだとか、烏に安心感覚えたくねえとか思っていたがもう手放せない。

最近知能が高い理由にも察しがついた。本人は隠しているつもりなのだろうがどう見ても足が3本ある。つまるところ名前の通り八咫烏なのだ。

 

やっと頭痛薬が効いてきた。話を聞いてもらってある程度起き抜けの支離滅裂な思考も治ってきた。

 

憂鬱だが仕事だ。そういえば先輩が今日インコを連れてくるとか話してたな。

 

 

会社休もっかな…

 

 

頑張れ、小鳥遊青年。仕事からは逃げられないぞ。




小鳥遊:鳥と意思疎通ができるようになる。ただし鳥は殆どアホ。会話にならない場合が多い。

文章がうまく繋がってないのを登場人物のせいにする手法()

八咫は八咫烏ではないです。ちょっとブラックですが環境のせいで生まれつき足が多いだけです。それに加え他の烏より体格が大きく脳が発達しています。それ最早別の生物では…?

尚青年組の仕事は↓こうです。
百鬼:大衆食堂のキッチン担当
無敵:消防士
小鳥遊:小動物をメインとしたペットフード開発

小鳥遊は職に就いてから発症したため周りの理解が乏しい模様。
なんでここまで小鳥遊君不憫になっちゃったのかな?
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