真面目な戦闘は迷宮ボスで書くので、サソリモドキ君はあっさり攻略です。
区切りがいいので短いのは許してください...
では、どうぞ。
「創生せよ、天に描いた星辰を──我らは煌めく流れ星」
紡がれる
「
雷は天地に轟き、人々はその背に新世界の影を見た。
それは、古き神々を廃する叛逆の世界」
怪物が台風の名を冠することを証明するかの如く、そこに暴風が、台風が作られる。
大気が荒れる、空間が軋む。吹き荒れる旋風は、あらゆるものを削り取る。
「故に、母なる大地は怪物を産み落とす。
「我は山を穿ち、海を裂き、天を喰らう。遂に神々は逃げおおせ、残るは
轟く雷霆、金剛の大鎌、いずれの武具を用いても我を討つには程遠い」
「それでも潰えぬその闘志、なんと雄雄しいことだろう。
ならばその光輝で
古き神話において、天頂神と戦った怪物は無常の果実を口にしたことで敗北したとされる。
それはつまり、
「聖戦は此処に在り。さあ神々よ、我が骸を越えるのだ。
約束された繁栄を、光の下で齎そう」
天頂神すらも地に堕とし闇に封じる、最強の怪物。
その名は――
「〝
――
――消えた
ユキを見ていた者はそう感じただろう。
実際、ハジメとユエはそう感じていた。
サソリモドキも標的を見失ったようで、顔を上下左右に振ってユキの姿を探している。
瞬間、サソリモドキの背に衝撃が走り地面に叩きつけられる。
「キシャァァァァア!!!」
「チッ、硬いな」
背に立っていたユキを振り払うように身をよじる。
ユキはサソリモドキの背から飛び退き、ハジメたちの前に降り立つ。
そこには、ベヒモス戦の時のように風を纏ったユキの姿があった。風、というより暴風ではあったが、感じる威圧は桁外れに膨れ上がっていた。雷も発生しているらしく、バチッと雷も纏っている。
ハジメたちがユキを見失った理由は単純だ。
「キィィィィィイイ!!」
サソリモドキが絶叫を上げる。ユキはその場を飛び退くと、周囲の地面が波打ち、轟音を響かせながら円錐状の刺が無数に突き出してきた。
完全にユキ一人しか認識していないようで、円錐の杭はユキを追い続ける。
避けまわりながらユキは、先ほど攻撃した箇所に視線を向ける。そこには不自然な傷を負ったサソリモドキの外殻がある。
(単純に斬り付けただけなんだがな...)
斬られた、というより抉られたという傷を見て、
「―――ふッ!」
再び死角を狙いつつ回避から攻撃へ移る。一撃、三撃、六撃斬り付けた結果、ユキの
「グゥギィヤァァァアアア!?」
単純に雷を叩きつけるで決着する。サソリモドキが絶叫を上げる。サソリモドキの外殻が融解し、雷が体内にまで貫通したのか地に沈んでいる。
かすかに息が残っているサソリモドキに
サソリモドキが絶命したことを確認すると、ユキはハジメたちのもとへ戻り
瞬間、
「ッ! げほっ、ごほっ――かはっ」
ユキは口から大量の血を吐き出した。
「ッ! おい、大丈夫か!」
ハジメたちが急いで駆け寄るがユキは制止する。
「い、いや。大丈夫だ、こういう能力だからな」
これは、
ユキの
「いや、だが...」
「あとで説明するさ。
とりあえず、此処を離れよう。ユエだってここには居たくないだろう」
そうして、三人はサソリモドキと、いつの間にか彫刻から魔物に戻っていた一つ目巨人の素材や肉を持って、拠点に戻っていった。
基準値:C
発動値:AA
集束性:C
操縦性:B
維持性:D
拡散性:C
付属性:B
干渉性:AAA
竜巻の創造、気圧の変動、積乱雲の形成など、
しかし、水流を操作していたり、爆発現象を引き起こす様子も見られたこともあり、本来の能力偽装しているのではと言われているが、真相を知る者が極一部となっている。
全体的に平均的の能力値を保っており、ユキ自身の技量や経験が組み合わさることにより、最上位の
上に残った人たちの幕間を挟んで迷宮ボス戦です。
能力詳細はその時に...