青き銃士と戦女神(ヴァルキリー)   作:衛置竜人

32 / 62
今回のラストに関してですが、この箇所を読む前にラブライブ!9人の女神と鋼鉄の戦女神の序章を読んでおく事をおすすめします。


第32話『空間魔法と母子の再会』

 

 

―side:Magna Convoy―

 

 

私はフリードが去った後も残って私達を攻撃してくる灰竜達をイオンブラスターやコンボイガンで仕留めながらティオと鈴にこう指示を出した。

「ティオ、鈴、よく聞け。お前達は静因石を持ってあの天井から地上へ脱出し、アンカジに届けて欲しい。

私達なら大丈夫だ。今は静因石をアンカジへ届けるのが最優先だ。火山から脱出したら連絡を入れる。そこで合流だ」

「承知したのじゃ!」

「任せて!」

ティオはそう言うと竜化して鈴を背中に乗せると採掘した静因石を持って飛び立つ。灰竜達は2人を攻撃しようとするが

「ティオと鈴の邪魔はさせないよ!」

ハジメ達や私は灰竜達を牽制し、閉まり切る寸前の扉をくぐり抜けた。それを見届けた私達は島に上陸し、件の建造物に近付く。

 

漆黒の建造物の壁の一部には七大迷宮を示す文様が刻まれている場所があり、その前に立つと、壁が音もなくスライドし、中に入れるようになった。

私達が建物の中に入った直後、マグマが中央の島をも呑み込もうと流れ込んできたが、扉が音もなく閉まり、流れ込んできたマグマを間一髪でせき止めた。

「こんな所にあるからそりゃマグマへの対策もしてあるよね。一先ず、安心だね」

「ハジメの言う通りね。それにしても…この部屋は振動も遮断するのね」

と優花が呟くと

「ん…碧刃、あれ」

「魔法陣か」

ユエが指を差した先には、複雑にして精緻な魔法陣…神代魔法の魔法陣があった。私達は互いに頷き合い、その中へ踏み込んだ。

これまでの大迷宮の攻略の時と同様に記憶が勝手に溢れ出し、迷宮攻略の軌跡が脳内を駆け巡り、マグマ蛇を全て討伐した所で脳内に直接、神代魔法が刻み込まれていった。

やはり、あれで攻略が認められたようだ。

「…これは、空間操作の魔法か」

「瞬間移動の仕組みもこれなんじゃないですか?」

「そうだろうな」

シアの言葉を私は肯定する。

 

"空間魔法"がグリューエン大火山における神代魔法らしい。

「これまたとんでもないものに干渉できる魔法ね」

「相変わらず神代の魔法はぶっ飛んでいるよ」

「優花さんとハジメさんの言う通りですぅ」

私達が空間魔法を修得して魔法陣の輝きが収まっていくと同時に、カコンと音を立てて壁の一部が開き、ある文字が輝いて浮き出始めた。

 

"人の未来が自由な意思のもとにあらんことを切に願う"

 

"ナイズ・グリューエン"

 

「随分とシンプルだね。創設者の住処にしては、かなり殺風景な部屋だし」

「オルクスの住処のような生活感がまるでない。本当に、ただ魔法陣があるだけの場所ね」

とハジメと優花は口にする。

「魔法以外、何も残さないという感じで身辺整理でもしたみたいだな。そういえば、オスカーの手記に、ナイズという人物の記載もあったが、すごく寡黙な人物だったとあったな。

さて、後は外に待機させているトレーラーに乗って脱出するだけだが…ユエ、トレーラーの搭乗口まで結界を頼む」

「んっ…任せて」

私の言葉に頷いたユエは念を入れて聖絶を三重に重ね掛けし、光輝く障壁が私達を包み込んだ。

それを確認した私達は扉の前に立ち、煮えたぎるマグマで満たされた外への扉を開いた。

開くと同時に灼熱の奔流が部屋の中に流れ込んできて、一瞬にして結界の外が紅蓮に染まった。

「まるでマグマの中からマグマを見ているって感じだね」

「そうだな、ハジメ。流石の私もこんな経験は今までなかった」

さて、後はトレーラーに乗るだけだ。

「すぐ外だ。行くぞ!」

私の言葉に皆は「了解!」と返し、私達はトレーラーまで急いで行き、なんとか搭乗する事が出来た。

「よし、このまま脱出する。こいつには飛行能力を実装してないから天井の穴を使ってのショートカットは難しい。だが、スキャナーによるとこのグリューエン大火山は幾つかの海底火山と繋がっているようだ」

私はモニターに地図とマグマの通り道、そして私達の現在地を表示させる。

「此処から一番近い海底火山から出ると恐らくミュウの故郷、エリセンの付近に出られる筈だ。

それにエリセンにあるという海底遺跡には再生魔法もあるから四つの証も揃い、フェアベルゲンの大樹にある迷宮に挑める。

アンカジへはエリセンからの帰りに立ち寄るとしよう」

 

その後、無事に海底火山から脱出し、大海原のど真ん中に出た。

見渡す限り回りは青く、空は地平の彼方まで晴れ渡り、太陽の光は燦々と降り注いでいる。

「航行機能に問題はないな…」

私はアンカジにいる綾波達に通信を送る。端末を持っていた綾波によるとティオと鈴がアンカジに到着したらしく、これから私達の元へと向かうとの事だ。

暫く待っていると竜化したティオに乗って綾波達が合流してきた。

「碧刃さん、皆。無事で良かったです」

「心配をかけてすまなかったな」

と私は綾波の頭を撫で、更にせがんでくる宮古や自分は言いと言いつつ内心では撫でてほしそうにしている嵐や鈴の頭も撫でた。

「ティオ、鈴。例の魔人族がいたんじゃないのか?」

「ふむ、碧刃殿の言う通りあのフリードという男はおったのじゃが、鈴殿が障壁を張りつつリボルビングバスターキャノンで吹っ飛ばしたのじゃ」

「でも、落ちたりしてないから多分逃げられた」

「空間魔法によって、か…」

此処で考えていても仕方がない。私はトレーラーをエリセンに向けて進ませ、暫く進むと複数の生体反応がトレーラーに向けて進んでいるのを確認し、私はトレーラーを停め、数秒後にトレーラーを囲むようにして、先が三股になっている槍を突き出した複数の人影が海の中から一斉に現れた。

 

数は二十人ほどで、その誰もがエメラルドグリーンの髪と扇状のヒレのような耳を付けていた。

「どう見ても、海人族の集団だ」

「どうする、碧刃?みんな警戒心剥き出しだけど」

「安心しろ、ハジメ。宇宙共通の挨拶をすれば良い」

「宇宙共通の挨拶って…どんな意味なの?」

鈴の疑問に私はこう答えた。

「"バーウィップ・グラーナ・ウィー・ピニボン"だ。意味は確か"宇宙は一つ、皆兄弟"という意味だ」

「それ、此処で通じるの?」

優花は頭を傾げる。

「安心しろ、あるサイバトロンの戦士がジャンキオンという惑星にいたトランスフォーマー達にこの挨拶をして仲良くなったという話もある」

私はそう言いながらトレーラーの外へ出る。

私の正面に位置する海人族の男が槍を突き出しながら、私に問い掛ける。宇宙共通の挨拶をする場合じゃないか。

「お前は何者だ?なぜ、ここにいる?その乗っているものは何だ?」

「私は頼尽碧刃。"青き銃士"と呼ばれている金ランクの冒険者で、オーダーヴァンガードというパーティーのリーダーだ。

中立商業都市フューレンのギルド支部長であるイルワからの正式な護送依頼を受けてエリセンに向かう途中だ。証拠なら此処にある」

私はステータスプレートとイルワの依頼書の他、事の経緯が書かれた手紙も提出した。

これはエリセンの町長と目の前の駐在兵士のトップに宛てられたもので、海人族の男は驚きつつも

「す、少し待って欲しい。我々の隊長を呼んでくる」

と言ってエリセンへ戻り、暫くして彼が隊長と呼んでいた人物がやって来た。

隊長はそれを食い入るように読み進めた後、驚きの表情を浮かべつつ、慌てて敬礼をした。

「依頼の完了を承認する、頼尽殿。先ほどは失礼しました」

「いや、構わない。色々聞きたいことはあるんだろうが、まずは、我々が保護している子…ミュウと母親を会わせたい。

我々の事は時間が出来たら話そう。どっちにしろしばらくエリセンに滞在する予定だからな」

私はミュウの姿を隊長達に見せた後、隊長はミュウの姿に安堵しつつこう訊ねる。

「その子を母親の元へ…その子は母親の状態を?」

「いや、まだ知らないが、問題ない。こっちには治療薬があるからな」

「そうか、わかった。では、落ち着いたらまた、尋ねるとしよう」

私達は海人族の隊長―サルゼの案内を受けてエリセンへと向かう。

 

 

海人族が暮らす海上都市エリセンに到着した私達は野次馬を散らして騒ぎを収拾しつつ案内しているサルゼと共にミュウの母親の元へ向かっていた。

道中、ミュウを知っているであろう者達が声を掛けたそうにしていたが、いちいち相手をしていればミュウの母親の元へ何時までたっても辿り着けそうにないので、私は視線で制止する。

 

「お兄ちゃん達、お姉ちゃん達、お家に帰るの。ママが待ってるの!ママに会いたいの」

「そうだね…早く会いに行きましょう」

ミュウはシアの手を懸命に引っ張り急かす。

無理もない…彼女にとって久し振りの我が家と母親だ。

これまでも私達が構うので普段は笑っていたが、夜の寝る時などにやはり母親が恋しくなるのか甘えん坊になる事もあった。

ミュウの案内に従って彼女の家に向かう道中、宮古が顔を寄せて小声で訊ねてきた。

「碧刃、あの時の兵士との話って…」

「ひとまず命に関わるようなものじゃないらしいが、怪我が酷いのと精神的に相当参っているらしい。精神の方はミュウがいれば問題ないだろうから、怪我の方は神水を使うしかない」

ミュウの家に近づくにつれて通りの先で数人の男女の騒ぎ声が聞こえだした。

「レミア、落ち着くんだ!その足じゃ無理だ!」

「そうだよ、レミアちゃん。ミュウちゃんならちゃんと連れてくるから!」

「嫌よ!ミュウが帰ってきたのなら、私が迎えに行ってあげないと!」

家を飛び出そうとしているレミアという女性…おそらく彼女がミュウの母親だろうが、彼女を数人の男女が抑えているという状況だろうか。

そのレミアと呼ばれた女性の必死な声を聞いたミュウは顔を輝かせ、玄関口で倒れ込んでいる二十代半ば程の女性に向かって、精一杯大きな声で呼びかけながら駆け出した。

「ママァァァァァァ!」

「ッ!?ミュウ!?ミュウ!」

ミュウは勢いよく走り、玄関先で両足を揃えて投げ出し崩れ落ちている女性―母親であるレミアの胸元へ満面の笑顔で飛び込んだ。

「ミュウ…ごめんなさい…貴女を守れなくて…」

「大丈夫なの。ママ、ミュウはここにいるの。だから、大丈夫なの」

「ミュウ…」

と抱き合う二人。

「ママ!足、どうしたの!怪我したの!?痛いの!?」

ミュウは肩越しにレミアの足の状態に気がついたらしい。

彼女のロングスカートから覗いている両足は、包帯でぐるぐる巻きにされていた。

エリセンへ向かう道中にサルゼから聞いたが、ミュウを攫ったことに加え、母親であるレミアに歩けなくなる程の重傷を負わせたことで海人族は殺気立っていたらしい。

何でもレミアははぐれたミュウを探している時に、海岸の近くで砂浜の足跡を消している怪しげな男達を発見、怪しみながらも娘を知らないか尋ねようと近付いたところ男はいきなり詠唱。レミアはこの事から彼らはミュウがいなくなったことに関与していると確信、ミュウを取り返そうと足跡の続いている方向へ走り出そうとしたが、もう一人の男に殴りつけられ転倒。

追い打ちを掛けるように炎弾が放たれ足に被弾、レミアはそのまま衝撃で吹き飛ばされ海へと落ちた。

痛みと衝撃で気を失い、気が付けば帰りの遅いレミア達を捜索しに来た自警団の人達に助けられた。

一命は取り留めたが、時間が経っていたこともあり、レミアの足は神経をやられていて、もう歩くことも今までのように泳ぐことも出来ない状態で、それでもレミアは娘を探しに行こうとしたが、そんな足では捜索など出来るはずもなく、自警団と王国に任せるしかなく、今に至る。

「お兄ちゃん達!お姉ちゃん達!ママの足が!」

「えっ、ミュウ?お兄ちゃんとお姉ちゃんって?しかも達って!」

「待ってろ、今行く。ハジメ、着いてきて欲しい」

「うん、わかった」

私はハジメを引き連れてミュウとレミアの元へ行く。

「あらら…」

彼女が驚くのも無理はない。ミュウに呼ばれて現れたのは白髪の青年と10代後半くらいに見えるであろう金髪の女に見える男だったのだからな。

「ママが…」

「大丈夫だ、ミュウ。ちゃんと治るから、泣きそうな顔するな」

「はいなの…」

私は泣きそうな表情で振り返るミュウの頭を優しく撫でながら、レミアに視線を向けた。彼女はポカンとした表情で私を見つめている。

「こんな所では落ち着いて診察も出来ない。ハジメ、彼女を家の中へ」

私の言葉にハジメが頷いた後、私は再び視線をレミアに移す。

「すまません、ちょっと失礼します」

「え?あらら?」

ハジメはレミアをお姫様抱っこすると、ミュウの先導を受けながらレミアを家の中に運び入れるのだった。

 

私とハジメはミュウとレミアの家の中に入り、ハジメリビングのソファーにレミアをそっと下ろした。

「どれどれ、スキャナーで診てみよう。足に触れるから、痛かったら言って欲しい」

「は、はい?えっと、どういう状況なのかしら?」

レミアが困惑している中、スキャナーと触診で診察し、結果を伝える。

「足の神経が傷付いているが、これなら神水で治癒できるだろう」

「そうか、良かった」

私の言葉にハジメは安堵の表情を浮かべ、私は改めてレミアの方を向く。

「デリケートな場所だが、後遺症なく治療する事が可能だ」

「あらあら、まあまあ。もう、歩けないと思っていましたのに…何とお礼を言えばいいか…」

「構わないですよ。貴女はミュウの母親ですからね」

ハジメの言葉に私はそうだ、と頷く。

「えっと、そういえば、皆さんは、ミュウとはどのような…?」

私がレミアの足に神水を注射した後、私達は事の経緯―フューレンでのミュウとの出会いと騒動、私達が何者かなどについて映像を見せながら話した。

レミアはその場で深々と頭を下げ、涙ながらに何度も何度もお礼を繰り返した。

「本当に、何とお礼を言えばいいか…娘とこうして再会できたのは、全て皆さんのおかげです。このご恩は一生かけてもお返しします。私に出来ることでしたら、どんなことでも…」

「私達は放っておけなかったから救出し、貴女の元へ送り届けたに過ぎない。

貴女が立派な親なのはミュウを見ていてわかる。そんな子が大切な人との再会を望んでいるのなら叶えてあげた、それだけだ。だから気にしないで良い」

治療が終わった後、今日の宿はどうしようかと考えているとレミアは自分の家を使って欲しいと言った。

「どうかせめて、これくらいはさせて下さい。幸い、部屋も空いています。エリセンに滞在中はどうか遠慮なく。それに、その方がミュウも喜びますね」

「ご厚意に感謝します。ですが、僕達は何せ人数が多いので全員は…」

「分けてはどうだ?私は宿を取るからハジメ達は彼女の家に泊まるといい」

私はちらりと綾波、宮古の方を向く。ミュウを保護してから私との"行為"を我慢しているのか欲求不満の様だ。

ハジメも察したらしく

「うん、わかったよ。じゃあ、碧刃と綾波と宮古は宿で―」

と言いかけたが

「いえ、嵐と鈴さんも宿に泊まるです」

綾波がそう申し出てきて、嵐と鈴はえっΣ(゜Д゜)と言う顔を浮かべる。

「…という事は5人ずつで分けてだな。それで良いか」

 

 

その日、私は宿にて綾波と宮古に加え嵐と鈴も加えた5人で性行為をする羽目になったのだが、以外にも鈴がノリノリだった。鈴曰く

「グヘへ…碧刃って見た目が金髪美人でかわいいよぉ」

らしい。そうなのだろうか?私はそういうのには少し疎いからな。綾波、宮古、嵐、鈴はそんな私から見てもかわいいとは思うが…

因みに鈴は処女だった。

 

 

―side out―

 

 

『ニクイ…ニクイ…ワタシヲトジコメルレンチュウガニクイ…

ニクイ…ニクイ…ワタシヲウミダシタレンチュウガニクイ…ワタシハノゾンデウマレタワケジャナイノニ…』

とある(パドック)の中で複数の生物の遺伝子を掛け合わした事で生み出された"彼女"は狂気に呑まれつつあった。

生まれてから"彼女"に自由などない…檻の中でずっと暮らし、エサもただ与えられるだけで狩猟本能は満たされない。

『コロシテヤル…ジユウヲオウカスルレンチュウ、コロシテヤル!』

狂気に完全に呑まれた"彼女"はある日、報復へと出た。憎い者達を殺していった。

そんな中で"彼女"は2人の人間と思わしき存在に出会った。これまで出会った人間達は"彼女"を物か実験動物、見せ物としか見てこなかったが、その2人は他の人間達と違い、"彼女"に憐れみを抱き、涙を流していた。

「■■■■■■、“人間の傲慢”の被害者である君にこれ以上罪を犯して欲しくない…だから…」

2人の内の一人―茶髪の人間はそう言う。"彼女"はその時、一瞬だけでも狂気から解放されたが

『ゴメンナサイ…モウオソカッタノ…』

閉鎖的な空間に閉じ込められて過ごし、罪のない多くの命を奪った事によって心が壊れていた"彼女"は再び狂気に呑まれ、"彼女"を止めようとする"女王"と小さき"ハンター"と戦った。

2匹を前に"彼女"は劣勢となっていき、湖まで追い込まれた末にそこに住む者によって湖の中へ引き摺り込まれる。

「■■■■■■!」

湖に引き摺り込まれる前に"彼女"が目にしたのは己の為に涙を流すあの茶髪の人間だった。

『…アナタニモットハヤクアイタカッタ…』

それが"彼女"が死ぬ前に思った事だった。

 

 

「っ!?」

宿で眠っていた綾波は目を覚ました。

「…またですか…この夢…最近、よく見るです」

狂気に呑まれた"彼女"…その夢を綾波は以前から何度か見た事があり、アデプトテレイターとして転生してからは見る頻度も多くなっていたのだ。

綾波(アヤナミ)、どうしたの?」

とたまたま目を覚ました鈴は綾波に問う。鈴が綾波の事をアヤナミと呼ぶのは彼女が親しい人の大半は渾名で呼ぶという事と綾波をそのまま読むとアヤナミになるからである。

「夢を見た…です」

「夢…?」

「白い恐竜が狂気に呑まれて他の恐竜や人間を次々と殺してしまう…そんな夢です」

その夢は綾波の前世に於いては歴史の中に埋もれてしまった過去に起きた出来事であった事を綾波はまだ知る余地もなかった。

 

 

 

 

To be continue…

 

 

 

 

メタルスダイノヴェインのベース(あくまでもベースなので色や形状を変えます)

  • ADブラックナイトグリムロック型
  • TLKダイノボットスコーン
  • メタルスメガトロン型
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。