青き銃士と戦女神(ヴァルキリー)   作:衛置竜人

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皆さん、お待たせしました。いよいよ開戦です。

この年末年始は親父の入院(コロナではないものの腰痛と肺炎を発症)や家の掃除・片付けに母方の祖父の死去でバタバタしたり作品を書く気力がなかったりでした。
それとまんだらけやジャングルの通販で新旧問わずトランスフォーマーを買い漁りました(ある意味何時も通り)



第57話『開戦』

 

 

 

―side:Magna Convoy―

 

 

 

エヒトが言ってた猶予まで残り1日を切って20時間…つまり明日になれば奴の言う"ゲーム"が始まる。

『此方、遠藤。頼尽、聞こえるか?』

遠藤は黒いクワガノスに乗ってハウリア達と共に開戦に備えて偵察に出ている。

「あぁ、聞こえている」

『突然、巨大な魔法陣が現れてそこから巨大なタワーが現れた』

遠藤の言葉を受けて私は王宮の外に出る。

神山の方角…具体的には神山の先、人の肉眼で見えるギリギリの所に金属で出来たタワーが現れており、建物の外見からしてトランスフォーマー発祥の地たるセイバートロン星由来の物だと推測される。

「まさか、あれが…」

「神域、だろうね」

そう答えたのは小さめのゴーレム…そう、ミレディだ。

シアに頼んで彼女にも来て貰った。

「嘗て"彼"しか辿り着けなかった場所…私達は奴らを倒す為に長い年月をかけて準備をしてきた。なのに向こうから現れるなんて…私達を虚仮にしているのかな」

ミレディは怒りを見せながらそう呟く。

「おそらくそうだろうな。だが、貴女方のやってきた事は決して無駄ではない。託してくれた物や力のおかげで私達は此処まで来れた」

私の言葉にミレディは少し落ち着いたのか

「…ありがとう、マグナコンボイ」

と礼を言うのだった。

 

私は王宮の一室に作られた作戦司令部を訪れた。

「現状はどうなっている?」

「騎士達は準備が済んでいる」

「志願した冒険者達もだ」

「帝国兵も何時でも戦える」

とメルド、イルワ、ガハルドは答える。

「魔人族と亜人族、竜人族はどうだ?」

「使役出来る魔物は出来るだけ戦力に加えた。後は時が来るのを待つだけだ」

「我々も準備万端です。完成したゾイドは同胞達に加え、人間族や魔人族にも出来るだけ配備しました」

「妾達も問題ない」

フリードとカム、ティオもそう答える。

「了解した。現在、神山の方角の先にて金属の塔状の建造物が出現した。おそらくそれが神域であり、日時が変わると同時にエヒトの軍勢も攻めてくると推測される。

その戦力規模も現段階では予測不可能だが、奴らの事だから少なくともDジーオスや使徒は複数いるのは確実だ。諸君らは民間人、そして己の身を護る事、そしてこの戦いを生き残る事に専念して欲しい。エヒトは私が倒す」

「碧刃さん、発言の許可を願うです」

「発言は常に許可されている。どうしたんだ、綾波?」

「あの勇者(ゴミ)の相手は私に殺らせて欲しい…です」

その言葉に八重樫は驚いた。

「私がインドミナス・レックスだった頃に犯した罪は贖罪すら生温い一生背負っていくべき物です。碧刃さん達は受け入れてくれたですが…」

「あの勇者(クソ)の様に今でも非難する者もいる、か」

「はい。その事実に改めて向き合う為にも奴は私に殺らせてほしい、です。奴の為に皆が手を汚す事はないです。それに奴は今や変異種ジーオス…自惚れるつもりはないですが、対抗するにはトランスフォーマーかアデプトマスターしかないです」

綾波の言葉も一理ある。

「分かった。勇者(バカ)もといジーオスFB(フォールンブレイブ)の相手は綾波、お前に任せる。八重樫、お前もそれで良いか?」

「えぇ、構わないわ。彼女の言う通り…ジーオスになった光輝の相手を出来るのはこの中ではアデプトマスターしかない…それは理解しているわ。

光輝がああなったのは私、私達の責任だからその後始末を貴女にさせるのは申し訳なく思うけれど…」

「いえ、お気になさらず」

八重樫に対し綾波はそう答える。

「その代わりというのも何だけど、香織は私に任せてほしいわ」

「…良いだろう。白崎は八重樫、お前に一任する」

「碧刃、恵里の事だけど…」

と今度は鈴が声を上げる。

「分かっている。中村はお前が決着をつけろ、鈴」

「うん、ありがとう。碧刃」

鈴にそう返した後、私は皆にこう呼びかけた。

「総員、開戦まであと数時間だ!何時でも戦えるように準備と休息を取るように!」

 

時刻が23時50分になった頃、神域の周辺に変化が起きた。

無数の魔法陣が出現した後、幾多ものDジーオスや使徒が出現したのだが、そのDジーオスや使徒達は静かにその場に佇んでいる…まるでその時が来るのを待っているかの様に。

私を含めて多くの者達はハジメによって神域と王都の中間辺りに急造された壁…第1防衛ラインに待機していた。

「総員、臨戦態勢に入れ。奴らか何時動き出してもおかしくはない」

私達もそれぞれトランステクターを顕現させて乗り込む。

「碧刃」

そこに私を呼び止めたのはハジメだった。彼はユエ達と共に第1防衛ラインにて使徒やジーオスの相手をする事になっている為、神域に入る私とは別行動となる。

「気をつけて…生きて帰ってきて」

彼の言葉に私は頷くと

「あぁ、約束しよう。必ずエヒトを倒して帰還する事を」

ハジメはその言葉を聞くと自分の持ち場に戻る。

時刻が23時59分30秒となった頃、Dジーオス達に変化が現れた。青い発光箇所が輝きを失った後、その白い外殻が黒く染まり、発光箇所は赤く輝き出した。

「まるでジーオスそのものだ…」

「いや、ジーオスそのものになったんだろう」

嵐の言葉にヴェルはそう答える。

そして、私は皆にこう呼びかけた。

「総員に告げる。決戦の時は来た!良いか、諸君らはこの戦いを生き延びる事を考えろ!決して無茶はするな、消耗したら一時撤退をしろ!」

私の言葉に皆はそれぞれの言葉で返す。

開戦まで10秒、9秒、8秒、7秒、6秒、5秒…刻一刻とその時が迫る中、私は皆にこう告げた。

「オーダーヴァンガード・特殊災害対策機関(ネスト)・トータス連合―」

4秒、3秒、2秒、1秒…

攻撃開始(アタック)!」

時刻が0時0分0秒になると同時にジーオスとしたら使徒達は私達に向かっていき、私達も連中との交戦を開始した。

 

 

―side out―

 

 

空ではジェネラル級を筆頭とするジーオスの大群に対しニトロスクリーム(宮古)、ピンク髪のアデプトマスターが運用するジェット機型トランステクターを戦闘に背後にストームローター()とコンボバット、銀髪のアデプトマスターが運用するレスキューヘリ型トランステクターが、更にその後ろに白竜ウラノスに乗るフリードを筆頭に飛竜に乗る魔人族、更にティオを筆頭とする竜化した竜人族にスナイプテラやクワガノスに搭乗した人間族や魔人族が応戦する。

「ニトロスクリーム、トランスフォーム!ほんでもって戦女神砲ファイヤー!」

ニトロスクリームはロボットモードへ変形すると戦女神砲からエネルギー弾を発砲、そのエネルギー弾はジェネラル級の一体をコアごと貫く。

「先ずは一体!」

と叫ぶニトロスクリームに対し

「お前と空を飛ぶのって何だか始めての気がしねぇな」

と銀髪のアデプトマスター―イヴァックは2連装ブラスターをジーオス達に剥けてエネルギー弾を発砲しながら言う。

「そうそう、私もそんな感じだよ!」

「…なぁ、自分の事をアタシって言ってみろよ」

「えっと、アタシ…アタシ…あれ、何だかこっちの方がしっくり来る!ありがとう!」

「ウチも何故かそんな気がしただけだ」

とイヴァックはニトロスクリームにそう返した。

ジェネラル級ジーオス達は彼女達を挟み撃ちしようとするが、ニトロスクリームは戦女神砲で、イヴァックは2連装ブラスターとローターブレードで切り裂く。

一方、コンボバットはその機動力を生かしてジーオスや使徒の動きを翻弄し、背後に回っては両手に持っている刀で切り裂いて確実に仕留め、エネルギー弾や砲撃魔法に対しては小型ジェット機にも変形するゴリラ型ドローンのエイプXドローンをブラスターモードへ変形させてそれを発砲して相殺。その際に発生した爆発と煙が止んだ後、コンボバットの姿は見当たらず見失ってしまう使徒やジーオス達だったが、それが命取りとなる。

コンボバットは元々暗殺者として育成された経歴があり、その時に身に付いた技能は今も健在である…そう、彼はエネルギー弾を相殺し爆発が生じた後、すぐさま使徒やジーオスの背後に回って刀をジーオスのコアや使徒の身体に突き刺してトドメを刺したのだ。相手を仕留めたコンボバットはまた次の標的を仕留めていく。

ピンク髪のアデプトマスターが運用するストームジェットはその昔、セイバートロン星を一時的ではあるが支配したメガトロンを名乗るプレダコンが使役していたスパークを持たぬ量産型トランスフォーマーのビーコンの一種たるエアロドローンの指揮官機(ビーコンジェネラル)のスペアボディを魔改造して作り出された機体である。

機体強度は元々のジェットビーコンから大幅に上がっているのに加え、そのスピードはこの空を飛ぶ者達の中でも最速である。

そのスピードにジーオス達も使役は追い付けず

「ストームジェット、トランスフォーム!ホバーモード!」

ストームジェットはロボットモードへ変形すると更にそこから両足を繋げて2基のジェットノズルを展開したホバーモードへ変形するとジェットノズルを前に向けて噴射し、ジーオス達や使徒の背後に下がると両腕のジェットブラスターを連射し、使徒やジェット達を爆散させる。

そんな彼女の背後から迫るジェネラル級ジーオスもいたが、ストームローターのターボブラスターで蜂の巣になる。

「中々やるじゃないか」

ストームローターはストームジェットに対してそう言いながらローターブレードで使徒やジーオスを真っ二つに切り裂く。

「ありがとうございます。コンボバットやアズちゃん…あのレスキューヘリのアデプトマスターの子と一緒に宇宙各地を旅していたので」

「なるほど、今度手合わせを願いたいよ」

ストームローターの言葉にストームジェットははい!と返すとジーオスや使徒との交戦を再開するのだった。

 

 

激しい空中戦が繰り広げられている中、陸上もまた激しい戦闘が繰り広げられていた。第1防衛ラインとその近辺ではメルド団長達騎士やガハルド皇帝に率いられた帝国兵、冒険者に亜人族の兵士達が各々の武器やゾイドで使徒やジーオス達と交戦している。

因みに影の薄さに定評のある遠藤だが、その影の薄さは使徒やジーオス達にすら攻撃するまで気が付かれないというレベルであり、ハジメ達に並ぶ撃破数を記録している…そして、そんな彼にあるハウリア族の女性が気付き、2人は相思相愛となった末に結ばれるのはまた別の話である。

ハジメはこの短期間で再現したライオン種のゾイドであるワイルドライガーに乗り、その機動力や鋭い牙に爪、そしてタテガミクローで切り裂いては追加武装の重火器やハジメ自身の技能たる錬成でトラップを瞬時に作成して応戦し、優花は同じくライオン種のゾイドのライガー・ジ・アーサーを操ってジーオス達と応戦しながら投擲術でトライデントスピアー等を投げて使徒と応戦している。

ユエは金色のクワガノスに乗って飛びながら魔法を連発し、シアと坂上は縦横無尽に駆け巡りながらその怪力とインパクトナックルやスパイクハンマーで小型のジーオスや使徒を次々と仕留めていた。

しかし、そんなハジメに接近する影があった。

「ハジメくん、見つけたぁ」

そう、ジーオスに跨がってハジメに恍惚の表情を向ける白崎香織である。

「白崎さん…何度でも言うけど僕は白崎さんの事、好きじゃないから」

「うんうん、わかっているよ。そう思うのも全部頼尽のせいだから安心して!エヒト様が頼尽を倒したらハジメくんも正気に戻るから」

「僕は正気だ!」

とハジメは白崎に返し

「アンタをハジメには指一本触れさせない」

と優花はトライデントスピアーの先端を白崎に向ける。

「何で園部さんが入ってくるのかな?かな?」

「それは私はハジメの女だからよ!」

優花の言葉に白崎はショックを受けたのか

「嘘だウソだうそだウソダ嘘だウソだうそだウソダ嘘だウソだうそだウソダ嘘だウソだうそだウソダ嘘だウソだうそだウソダ嘘だウソだうそだウソダ!」

と発狂するかの様に叫ぶと使役しているジーオスに優花とライガー・ジ・アーサーを攻撃するよう指示を出す。

「あの泥棒猫を殺して!」

しかし、そんな白崎に向けて一閃が放たれる。白崎は小型のソルジャー級ジーオスを盾にしてその一閃を凌いだ。

「香織、貴女の相手は私よ!」

そう、その一閃を放ったのは他の誰でもない、八重樫である。

「南雲君、園部さん。貴方達はジーオスや使徒の相手をして!香織は私に任せて」

「えぇ!」

「任せたよ!」

優花とハジメはそう言うと他のジーオスや使徒との交戦を始める。

「雫ちゃん、私と戦う気なの?」

「えぇ、そうよ。貴女を止めるのが私の役目よ」

「私はハジメくんを手に入れるまで止まらない!例え相手が雫ちゃんでも容赦しないよ」

「私もよ。私には貴女を止める責任がある。だから手加減しないわ!」

 

そんな地上に於いてマグナコンボイ達アデプトマスターはジーオスや使徒の大群を轢いたり噛み砕いたり撃ち抜いたりして蹴散らしながら神域に向かっていた。

「こりゃ100年前の東京湾より数が多いな」

と3列の背鰭が特徴的なスピノサウルスとバリオニクスの融合生物(フューザービースト)に変形するスパイクスコーンを駆るつばめは呟く。

「ジーオスFBと中村恵里の現在地を特定。それぞれ神域の中にいる」

グリムヴァルキリー(ヴェル)は先行させたキラービークから得た情報を報告する。

「だったらマグナコンボイとメタルスダイノヴェイン、トリケランダーが神域に入って私達は此処でジーオスの相手をするって所かな」

ヴァルキリーコンボイ(あかり)は判断する。

「相手はジーオスだけではないがな」

そう答えたのはアルヴである。

ヴァルキリーコンボイ、グリムヴァルキリー、スパイクスコーンはそれぞれロボットモードへ変形し、ヴァルキリーコンボイはブラスターをアルヴに向けて発砲するとマグナコンボイ達に向けてこう言う。

「此処は私達に任せてマグナコンボイ達は神域に行って!」

ヴァルキリーコンボイの言葉にマグナコンボイは

「わかった、此処は任せる。綾波、鈴、神域へ入るぞ!」

と返してメタルスダイノヴェイン(綾波)トリケランダー()に呼びかけ、3人は神域へ入るのだった。

 

マグナコンボイ達が神域へ入った後、グリムヴァルキリーはヴァルキリーコンボイにこう言う。

「あかり、あれはフラグだぞ」

「わかっているよ。だけどさ、フラグはへし折るのが私達じゃないかな?」

「確かにそうだが、お前にもしもの事があったら…」

「それはお互い様でしょ?」

「それもそうだな」

2人のやり取りにスパイクスコーンはやれやれと言わんばかりにため息を吐くと

「おい、そこの百合カップル、さっさと連中を仕留めるぞ」

と言う。

「百合というよりレズになる気がするけど」

「あぁ、そうだな。だが、つばめの言う通りだ」

「さて、血祭りにしてやるよ、糞野郎ども」

ヴァルキリーコンボイとグリムヴァルキリーはアルヴとジーオス達との交戦を始めるのだった。

 

 

 

To be continue…

 

 

 

 




アンケートですが、結果次第では…というか2になった場合、そのコンボイが本作にチョイ役で登場するかもです。


・コンボバット
種族:トランスフォーマー/ヘッドマスター→アデプトテレイター/アデプトマスター
所属:ブルー・オーダー→なし→特殊災害対策機関《ネスト》
役職:アマゾン戦士
変形(トランステクター):蝙蝠
ストラクサスの手によって作り出されたブルービッグコンボイのクローンであり、暗殺者として育成されたが叛逆した(この辺りはTFレジェンズのスピンオフコミックを参照)。
本作の彼は厳密に言えばマグナコンボイとは異なる未来を歩んだ世界線の人物であり、宇宙を旅していた中である戦いで重傷を負ってマグナコンボイを筆頭とする仲間達に看取られながら死亡したが、オルタニティのコンボイ達の手によって本作の世界へ転生し、その際に出会った2人のアデプトテレイター達と宇宙各地を旅していく中で第46太陽系の地球に辿り着き、あかり達と出会ってマグナコンボイがこの世界に転生していた事や彼がトータスへ召喚された事を聞かされた。
アデプトテレイターとして転生したが、その存在はマグナコンボイ以上に特殊であり、まず人間としての姿から小型のトランステクター(トランステクターと言うよりはゴッドマスターやヘッドマスターJr.のマスターフォースに近い)を纏ってヘッドマスターとしての姿になり、更に蝙蝠型のトランステクターに合体するというものである。


・ヴァルキリーコンボイ
金属細胞ベース:サイバトロン/オートボット
変化:セミトレーラートラック
ネストが開発したボンネット式セミトレーラートラック型トランステクターで、現在の頼尽あかりのトランステクター。
彼女が嘗て運用していたトランステクターはある戦いで大破しており、その際にこの機体に変更した。
モチーフはトランスフォーマープライム ファーストエディションのサイバトロンサテライト限定のダークガードオプティマスプライム。


・グリムヴァルキリー
金属細胞ベース:サイバトロン/オートボット
変化:ティラノサウルス型ロボ
G1グリムロック(本作の世界線では一時期ヴェロキラプトルへ変身するマキシマルへアップグレードしたが、第二次グレートウォーの後に再び元のオートボットに戻った上に他のG1ダイノボットと合体出来るコンバイナーへとアップグレードした)の金属細胞から作り出された機体。
過去の戦いで元のトランステクターが大破してしまったヴェルが運用する。
モチーフはトランスフォーマージェネレーションズ サイバーバタリオンのグリムロック。


・スパイクスコーン
金属細胞ベース:サイバトロン/ビースト戦士(マキシマル)
変化:スピノサウルスとバリオニクスのフューザービースト
立木つばめが運用するトランステクターであり、フューザービーストタイプのトランステクターの実験機。
3列の背鰭が特徴であり、水中でも高い機動力を有する。
モチーフはTLKシリーズのダイノボット スコーン。


・イヴァック
金属細胞ベース:サイバトロン/オートボット
変化:レスキューヘリ
コンボバットが旅の中で発見したトランステクターの一機で、アデプトマスターの手によって魔改造されて本来のスペックより性能が上がっている。
モチーフは実写版一作目公開後に発売されたオールスパークパワーのイヴァック。


・ストームジェット
金属細胞ベース:ビーコン/エアロドローンの指揮官機(ビーコンジェネラル)
変化:ジェット機
元々はセイバートロン星をウィルスを使って一時期に支配したメガトロンを名乗るプレダコン(ビーストメガトロン)が運用していたビーコンの指揮官機たるジェネラルのスペアボディを元にトランステクターへと魔改造された機体。
機体強度などのスペックが元のビーコンジェネラルより大幅に上がっている他、ロボットモードも両足がある通常ロボットモードの他に両足を繋げてエアロドローンに近い姿になったホバーモードの2種が存在する。
モチーフは2001年版RID(カーロボ海外版)のストームジェット。

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