ちょっとずつ、書いて行こうと思います!
でも、早くデパートテロの所を書きたいよ(一話は書いてるけどね)
それでは!どうぞ!
〜蓮side〜
俺は、仕事の為にテレビ局に来ていた。
「でさ〜・・・」
「マジかよ!?」
「マジもんみたいだな・・・」
「ヘェ〜、なら・・・」
俺達は雑談している。本番前の緊張感をほぐす為に。
・・・本当に、この三人はいい奴らだよ。
「あ、あの〜、れ、蓮さんですか?」
「ん?・・・ああ、そうだが、君は桃だっけ?」
「‼︎は、はい!如月桃です!15歳です!よろしくお願いします!」
モモは顔を赤くしながら俺にそう挨拶してきた・・・はぁ、面倒臭い。
「そうか、で?何の様だ?」
「は、はい!じ、じ、実はですね・・・」
と、今度はモジモジしながら何かを言おうとしているが切り出せないでいるみたいだ。
「・・・サインか?」
「は、はい!あ、その、皆さんの!」
「お!俺達も?」
「OK!いいよ!サインしてあげるよ!」
「俺、モモちゃんの大ファンなんだよな〜!いや〜、会えてよかったよ!」
「い、いや〜、大袈裟ですよ・・・ね?」
モモはそう言うと俺に同意を求めてきた・・・仕方ないか。
「いや、大袈裟でもないと思うがな」
「れ、蓮さん!?」
ちなみに、コレは本心だ。ただ、俺達兄妹は除くと付くがな。
「ファンの奴は会えただけでも嬉しいものだと思うぞ?」
「そ、そうですね!」
モモの顔は明らかに変わった。
普通の顔から赤みがかった顔に。
(・・・本当に面倒臭いな。俺は好きじゃないのに)
俺は鈍感というわけじゃない。こういう風に歌手活動をする前は普通に恋愛をしていた。
・・・どれもいい恋愛じゃなかったがな。
それ以来、俺は極力人を、特に女を信用しない様にしている。
信用した時に何されるか分からないからな。
「おーい!モモちゃん達!時間だよ!早くスタジオに入って‼︎」
「あ、ハーイ!それでは!行きましょう!皆さん!ほら、蓮さん!」
と言って、俺に手を差し出してくるモモ。
「・・・行こう」
俺は差し出された手を取らずに先に向かった。
・・・三人がモモの奴をフォローしてる声が聞こえる。
その中に『あいつはシャイなんだ』ってのもあったが、俺はシャイじゃないからな?
***
そして、俺はバイクに乗ってアジト近くまで帰ってきて、歩きでアジトに帰ってきた。
「・・・ん?」
俺は、あとちょっと先にある何時もの路地裏から出てくる猫目を見た。
「・・・ほっとくか」
俺には関係のないことだ。踏み入るべき問題じゃないだろう。
俺はそのまま路地裏に入り、アジトに戻って来た。
「ただいま」
「ああ、おかえり」
「・・・」
俺は緑髪の団長を無視した。
「お前、返事ぐらい・・・」
「ちゃんと言ったと思うが?最初に」
「・・・それもそうだな」
何か言いたそうな顔をしていたが、口には出さなかったようだ。
「ワンワンッ!」
「おかえり〜!お兄ちゃん!」
奥からハジメと茜が出てきた。
そして、ハジメは俺に飛び込んで来て顔を舐め始めた。
「おい、ハジメ!やめ、はは!分かった分かった!だから舐めるのを一旦止めろ、ハジメ!」
「ワンッ!」
ハジメは、俺の言うことをちゃんと聞いてくれた。でも、尻尾が振られているままなのは素直に嬉しいな。
俺は、ハジメの頭を撫でた。ハジメの顔は嬉しそうに見えた。
「はあ、たく。で?夕食は食べたのか?」
「・・・いや、食べていない」
折角のハジメとの時間を・・・
まあ、仕方ないか。夕食が冷めてしまうからな。
・・・本来は茜のを食べたい所だが、まあいいだろう。
そして、俺達は奥へと戻って行った。