カゲロウデイズ〜もしもの世界〜   作:ルミナス

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シンタローの誕生日から余り時間が経っていないけれど、カノ君の誕生日だから仕方ないね!

ということで!カノ君の誕生日を祝う為に書きました!どうぞ!


番外編〜カノの誕生日〜

〜茜side〜

 

翌日の朝

 

私達は密かに準備をしています

 

朝、カノさんが降りて来ましたが、私達の様子を見た後、何かに落胆していたのが気になりますが、今は準備に集中しましょう

 

団長さんが折角、カノさんに買い物を頼んで追い出したのに、準備をしている途中に帰って来られたら元も子もないです!

 

「団長さん、飾りは此処でいいでしょうか?」

 

「ああ、そこでいい」

 

「ワン、ワン」

 

ハジメが団長さんに何かを伝える為に吠えていました。よく見ると、ハジメの足元に壁に掛ける沢山のリボンが入った箱がありました

 

「おお、ハジメ。その飾り付け用の道具を茜の元に持って行ってやってくれ。頼む」

 

「ワン!」

 

ハジメはそれに「了解!」と言うかのように吠えて、私の元にその箱を持って・・・いえ、箱を押しながら持って来てくれました

 

「ハジメ、ありがとう!」

 

私は、ハジメの頭を撫でて、お礼を言いました

 

ハジメはとても気持ち良さそうな顔で撫でられていました

 

そんな時に、部屋のドアが開き

 

「ん?何しているんだ?」

 

お兄ちゃんが帰宅して来ました

 

「あ!お兄ちゃん!」

 

「レン、帰ったか。ほら、昨日話した・・・」

 

「・・・ああ、あれか。じゃあ、手伝うか」

 

・・・え?

 

「お、お兄ちゃん、今なんて・・・」

 

私は、お兄ちゃんが言ったことが信じられず、もう一度聞き返してしまいました

 

だって、私以上に人間不信なお兄ちゃんがああ言うとは思っていなくて、つい・・・

 

「あのな、自分の身になって考えて、この行動を決めたんだ。だから、そこまで驚くことじゃないだろ」

 

私の言葉と反応を見たお兄ちゃんは、若干、呆れながらそう言いました

 

「ご、ごめんね、お兄ちゃん・・・」

 

「いや、怒ってないからしょぼくれるな」

 

お兄ちゃんは、私の様子を見て、頭を撫でてくれました

 

・・・が、その所為なのか、少し、眠たく、なって・・・

 

私の意識は、そこで完全に途切れました

 

〜カノside〜

 

「ハァ・・・」

 

僕は、キドに頼まれたものを買って帰ろうとしたけど、キドからはゆっくりしてこいと言われ、サクラちゃんにも同じ事を言われて、ちょっと憂鬱な気分である

 

「・・・誰も僕の誕生日を覚えてないのかな〜」

 

そう、今日は僕の誕生日。だから、皆からの反応を楽しみにリビングに入ったのに・・・

 

〜回想〜

 

「おっはよー!皆!」

 

「ん?ああ、ようやく起きたか、カノ」

 

キドは今日がどんな日なのか分かっていないかのような反応で僕に挨拶した

 

「ーーーえ?ね、ねぇ、キド」

 

僕は楽しみにしていた反応とは違ったことに動揺してしまい、欺くことすら忘れて、キドに聞こうとしたら、サクラちゃんが来た

 

「お、カノ、起きたか。おはよう」

 

・・・でも、こっちも普通の対応だった

 

「ね、ねえ?サクラちゃん」

 

「ん?なんだ?カノ」

 

サクラちゃんは可愛らしく首を傾げて聞いてきた

 

いつもの僕なら「可愛すぎる!」と言って抱きつくけど、今の僕はそんな気分じゃないから無理だ

 

「サクラちゃんは、今日が何の日か、知ってる?」

 

僕はサクラちゃんに聞いてみたすると・・・

 

「今日?何かをあったか?」

 

無慈悲な答えが返ってきた

 

〜回想終了〜

 

あの後、僕はキドに買い物を頼まれて今の状態にあるわけだけど・・・今の気分じゃ帰りたくない。だって・・・

 

「僕の居場所、ないんだよね・・・」

 

そう。会って間もないアカネちゃんやレン君なら兎も角、子供の頃から一緒のキドや、彼女であるサクラちゃん。その上、血の繋がった弟の聖矢にさえ「知らない」って言われたんだ

 

帰りたくもなくなるでしょ?

 

「・・・あ」

 

僕は、いつの間にやら何時も『あの子』と会う路地裏に来ていた

 

「・・・来るわけないだろうけど」

 

僕は、何時もの様に座り込んだ

 

そして、それから数分して・・・

 

「珍しいね。カノが昼間からここに来るなんて」

 

何時もの服装で、何時も通り、僕に顔を見せない様に顔を覆うぐらいのフードを被った『あの子』が来た

 

「・・・」

 

「・・・何か、訳ありみたいだね」

 

そう言うと、その子は僕の隣に座って

 

「悩みがあるなら聞くよ?何があったの?」

 

と、その子は聞いてくれた

 

「・・・ねぇ、君は僕の誕生日を知ってる?」

 

「知ってるよ。今日でしょ?カノから聞いたからね。それがどうしたの?」

 

彼女は僕の顔を隣で見ながら聞いてきた。僕からは見えないのが残念だけどね

 

「・・・君以外の皆が僕の誕生日を忘れてるんだ」

 

「・・・」

 

僕は、その子にさっきまであった事を全部話した

 

そして、最後まで黙って聞いていてくれたその子は、少しの間沈黙していた

 

・・・いや、考えていたんだろうね

 

少ししてから、僕に言ってきた

 

「ねえ、カノ。もう夕方だし、帰ったら?」

 

「・・・でも、彼処にはもう、僕の居場所は」

 

「大丈夫だよ。居場所はまだ残ってる。だから、もう帰りなよ。きっと良いことが起こるから。ね?」

 

彼女はそう言うと、そのまま立ち上がり、僕に手を振りながら「またね」っと言って帰ってしまった

 

「・・・良いこと、か」

 

僕は、その言葉に期待したくて、アジトに帰ってみた

 

そして、リビングの扉を開くと、それと同時に何かの破裂音が聞こて、僕の目の前には大量の紙吹雪と紙テープが舞っている光景が目に飛び込んで来た

 

「・・・え?」

 

「「「「「「カノ(猫目)、誕生日おめでとう!」」」」」」

 

「え?え?皆、覚えてたの?」

 

僕は、驚きの余り、また欺くのを忘れてしまっていた

 

「当然だろ?お前の誕生日を忘れるわけがないだろ。何年一緒だと思ってるんだ」

 

キドが僕にそう言ってくれた

 

「そうだよ、兄さん。第一、僕は兄さんの血の繋がった弟だよ?それこそ、忘れるわけがないよ」

 

聖矢が僕にそう言っくれた

 

「そうっすよ!俺だって同じっす!忘れるわけがないっすよ!」

 

セトが爽やかな笑顔を僕に向けながらそう言ってくれた

 

「私はお前の彼女であり、お前達にとっては姉だぞ?忘れるわけがないだら」

 

サクラちゃんが呆れた顔でそう言ってくれた

 

「・・・皆、そうだね!」

 

僕は、皆を信じ切れてなかったんだね。だから・・・

 

「あれ?でも、レン君は何で分かったの?それに、こういう事には参加しなさそうだけど・・・」

 

僕は一つの疑問をレン君にぶつけてみた。すると・・・

 

「ああ、キドから聞いた。それに、俺自身がされて嬉しいことをしないわけにはいかないだろ?」

 

レン君は腕を組みながら僕にそう言ってきた

 

「そうだったんだ!ありがとう!・・・それで?アカネちゃんは?」

 

僕は、この中で一人だけ居ないアカネちゃんの存在が気になって聞いてみた。すると

 

「・・・彼処だ」

 

レン君が僕から見て左を指差したから、そっちを見て見ると

 

「ん〜?皆〜?どうしたの?あ!誰々!その人!」

 

「・・・え?あ、アカネちゃん?」

 

性格が全く違うアカネちゃんがそこにいた

 

「あ、アカネちゃん?どうしたのかな〜?何か、全然性格が違うんだけど?」

 

僕は動揺しながらも欺いて、笑顔を見せた。けど、アカネちゃんは首を傾げながら

 

「アカネ?誰それ?私は『楓』だよ!よろしくね!猫ちゃん!」

 

「え?ね、猫ちゃん?」

 

アカネちゃん、もとい楓ちゃんは僕の事を『猫ちゃん』と言った・・・え?なんで?

 

「・・・お前がなに考えてるかは何と無く分かるから答えておこう。多分、お前が猫目だから、それからきてるんだろう」

 

「ああ、なるほど」

 

その後は、誕生日パーティーをして、ケーキやプレゼントも貰って、其の後のこと

 

僕とサクラちゃんは僕の部屋にいる

 

というか、僕が無理矢理連れてきた

 

「カノ?どうし「今は二人きりだから其の呼び名は辞めて」分かった、修哉。それで?どうしたんだ?」

 

サクラちゃんは、首を傾げながらそう聞いてきた。この状況でも分からないんだね、サクラちゃん

 

「ねえ、今日でしょは僕の誕生日でしょう?」

 

「?何を当然な事を、て、まさか!?」

 

お?サクラちゃんはようやく気付いたみたいだね!

 

「そ!ということで、プレゼント、貰うね!」

 

僕はそう言うと、そのままサクラちゃんにキスした

 

其の後の展開は、みんなで想像してね!




さて、今回は長くなってしまいましたがどうでしたか?

私は、正直、折角のカノ君の誕生日での話を駄文にしてしまった気がしてなりません。いや、真面目に

カノ君!ごめんなさい!(DOGEZA☆)

それでは!さようなら〜!
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