〜茜side〜
私は、自分の部屋のベッドに座って考え事をしています。
何を考えているのかと言うと、先日の鹿野さんのパーティーの事です。
私は、準備の時に眠気に勝てずに寝てしまったはずなのに、気が付いたら皆さんと一緒にパーティーをしていました。
・・・時々あった事ですが、流石に今回のはおかしすぎます。
だから、それについて考えていますが、一向に答えが出ません。
明日からは学校ですから、どうすればいいのか・・・。
そう考えていると、扉を誰かがノックする音が聞こえてきました。
「どうぞ」
私が許可すると、瀬戸さんが入ってきました。
「失礼するっす。どうしたんすか?朝の時もそうっすけど、元気が無いっすよ?」
瀬戸さんはそう言いながら私に近付き、私の隣に座りました。
「いえ、少し気になることがありまして・・・」
私は、自分が考えていたことを瀬戸さんにも話しました。
(・・・あれ?どうして私は瀬戸さんに話してるの?)
私は、ふと疑問に思いました。
確かに、瀬戸さんは私にとってはとても話しやすい人です。でも、それだけだったのなら、私は自分の考えていたことを話すなんてことしません。
なのに、私はどうして話しているのでしょうか?
・・・私は、瀬戸さんの事を信じているのでしょうか?
だったら、私は一歩進めたことになりますが・・・、自分では分かりませんね。
「・・・ということなのですが」
「ああ、その事っすか」
「え?瀬戸さん、何か知ってるんですか!?」
私は瀬戸さんの腕を掴むと、少し揺すりました
「お願いします!教えて下さい!」
「ちょちょ!まま、待つっす!待って下さいっす!///」
「あ!す、すみません・・・」
瀬戸さんが困っているのを見たからなのか、冷静になることが出来ました。
「・・・」
私は、瀬戸さんの方を少し見ると・・・
「・・・///」
「?」
瀬戸さんは顔を赤くしていました。どうしたのでしょうか?
「瀬戸さん?」
「は、はいっす!」
「あの、どうしました?顔が赤いようですが・・・」
「あ、だだ、大丈夫っす!そそ、それで、さっきの事っすけど・・・」
そう言うと、瀬戸さんは何か考え始め・・・
「・・・分かったっす」
「!本当「ただし!」・・・」
「アカネさんにとってはもしかしたら受け入れられないことかもしれないっすよ?この事はレンさんや紅さんにも言わないよう口止めされてたことっすから」
と、言ってきました。
「・・・やっぱり、お兄ちゃんと紅が口止めしてたんですね」
「!気付いてたんっすか!?」
それは勿論の事です。ただ、私が気付けたのはそれだけで、お兄ちゃんや紅が何を隠しているのかまでは分かりません。だから・・・
「はい。でも、それでも、お願いします」
「・・・分かったっす」
瀬戸さんは私の『お願い』を了承すると、私に話してくれました。
お兄ちゃんや紅が私に隠していた『真実』を・・・