カゲロウデイズ〜もしもの世界〜   作:ルミナス

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お久しぶりです、ルミナスです‼︎

いや、本当にごめんなさい。筆が進まなかったんです‼︎

で、この前、第三者視点からやりましたけど、書きにくかったので元の方式に戻しますね

それでは!どうぞ!


束縛レジスタンス(Ⅶ)

〜蓮side〜

 

「ーーーコレが俺の過去だ」

 

俺は緑髪の団長に俺の過去を話した。

 

全部とは言わないが、ある程度は話した。

 

……話した事に後悔はない。もう俺の中では行動は決まってるんだ。

 

「……レン、話してくれて有難うな」

 

「……」

 

俺は緑髪の団長の顔を見なかった。見れなかった。

 

正直、今は見たくない。

 

「だが、俺は、俺達はどんな過去を持っていようとお前の味方だ」

 

「……味方、ね」

 

「?レン?」

 

俺は其処で緑髪の団長の顔を見た。

 

睨み付けながら。

 

「⁉︎レ、レン?」

 

「……お前達、俺達にまだ重要な事を話してないだろ」

 

「⁉︎そ、それは……」

 

「……やっぱりな」

 

信用出来ないわけじゃ無いんだろうが、言っていい事か迷ってたって所だろうな。

 

だが、悪いがそれを利用させてもらう。

 

「なら容赦無く言わせてもらう。俺はお前達が大嫌いだ」

 

「⁉︎」

 

「俺の何が分かる?俺が過去を語ったから、心を開いたとでも思ったか?そんな訳がないだろ。こんな風に、大事何かを隠すような連中の何処を好きになれと言うんだ?巫山戯るなよ。お戯れも此処までだ。それじゃあな」

 

俺はそう言うと、そのまま部屋から出て行った。

 

後ろから緑髪の団長の俺を呼び止める声が聞こえるが無視だ。

 

「?お兄ちゃん?何処に……」

 

「元の家に帰るんだ」

 

「え、ちょ、イキナリ過ぎるっすよ‼︎」

 

二人もまた止めようとするが、無視だ。

 

「茜、ハジメ達を頼む」

 

「え、待って、お兄ちゃん‼︎」

 

茜のそんな声も無視して、俺はアジトから出て行った。

 

……コレでいい。これ以上は本当に無理だった。

 

あれ以上、キド達を巻き込みたくない。

 

〜キドside〜

 

俺はレンを追ってすぐに部屋を出たが、どうやらもう出て行ったらしい。

 

「ごめん、セト。ちょっと話を聞いてくる‼︎」

 

「え、アカネ⁉︎」

 

セトが止める声をアカネは振り切り、レンの後を追って行った。

 

……俺は、彼奴を追い詰めたのか?

 

俺がレンに『あのこと』を話さなかったから、だから、こんな事になったのか?

 

「……つぼみ」

 

「……サクラ姉さん」

 

俺が涙を必死で堪えていると、サクラ姉さんが俺のすぐ近くまでやって来た。

 

そして、俺の目線に合わせると、その指で俺の涙を拭ってくれた。

 

「兎に角、さっきまで話してた内容を言ってくれるか?私達に。状況を把握したいんだ」

 

その言葉を受けた俺は、さっきまでの事を伝えると、サクラ姉さんは考えるポーズをしていた。

 

「それは……キドだけじゃなくて俺達も悪いっすよ」

 

「……」

 

……そうかもしれない。

 

俺達が『あのこと』を言わなかったから。

 

でも、それを決めたのは俺だ。なら、俺が悪いんじゃないか。

 

「……多分、それはレンの過去にも問題があると思うぞ」

 

「え……」

 

「サクラさん?どういう事っすか?」

 

「まあ、仮説だがな……」

 

そう言って、サクラ姉さんは腰に手を当てて話し始めた。

 

自分の仮説を。

 

「過去を話したのには二重の理由があると私は思うぞ」

 

「二重の……」

 

「理由……?」

 

俺とセトがそう言うと、サクラ姉さんは頷いた。

 

「ああ。一つは私達を自分から離すため」

 

「……」

 

俺はそれを聞いて悲しくなって、顔を下に向けてしまった。

 

そんなに、俺達が信用ならないのか?レン……。

 

「もう一つが、私達を信用して、だ」

 

「……え」

 

だけど、サクラ姉さんからその言葉を聞いて、俺は直ぐに顔を上げた。

 

信用……してるから?

 

「サクラさん、それ本当っすか⁉︎」

 

「いや、これ仮説だからな?」

 

サクラ姉さんがそんな事を言ってる声が聞こえてきたが、俺には今は聞こえてこない。

 

レンが……信用してくれてる?俺達を?

 

「……なら、何で離れようと」

 

俺のそれを小さな声で言ったが、サクラ姉さんにはそれが聞こえていたらしい。

 

「……信用してるから怖いんだろうな、レンは。信用した人から裏切られるのが」

 

「……だから、俺達を離そうと」

 

……だったら。

 

「行こうとか思ってないよな?キド」

 

俺は行こうとしたが、それをサクラ姉さんに先回りされ、止められてしまった。

 

「何で……」

 

「そんな状態なら、確かに行った方が良いかもしれない。けどな、今は駄目だ」

 

「何でッ⁉︎」

 

「今行っても逆効果だからだ」

 

逆効果……その言葉の意味ぐらい、俺にも分かる。

 

だからこそ、それを聞いて、何も出来ない悔しさが俺の中を占めた。

 

「……だから、今は駄目だ。せめて彼奴が此処に来れるぐらい、またはアカネが此処に来た時にアカネに確認しろ。彼奴ならずっと一緒に居たんだ。どの線で大丈夫なのか、判断が着くはずだ」

 

サクラ姉さんはそれを言うと、俺の顔を見てきた。

 

その顔からは、頷く以外は認めない、是以外は認めないと語っていた。

 

「……分かった、サクラ姉さん」

 

俺は頷くしかなかった。

 

そんな空気の時、扉が開く音がした。

 

「ただいま〜‼︎サクラちゃん‼︎……あれ?」

 

「ただいま帰ったよ……ん?どうしたの?この空気」

 

馬鹿とセイヤが帰ってきたらしい……が、何故か二人分ぐらい足音が多い。

 

「誰か連れて帰ってきたのか?」

 

俺がそう聞くと、カノは笑顔になった。

 

「そう!僕達の新しい仲間だよ‼︎どうぞ‼︎入って入って‼︎」

 

カノのその合図によって入ってきたのは、二人の男女だった。

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