いや、本当にごめんなさい。筆が進まなかったんです‼︎
で、この前、第三者視点からやりましたけど、書きにくかったので元の方式に戻しますね
それでは!どうぞ!
〜蓮side〜
「ーーーコレが俺の過去だ」
俺は緑髪の団長に俺の過去を話した。
全部とは言わないが、ある程度は話した。
……話した事に後悔はない。もう俺の中では行動は決まってるんだ。
「……レン、話してくれて有難うな」
「……」
俺は緑髪の団長の顔を見なかった。見れなかった。
正直、今は見たくない。
「だが、俺は、俺達はどんな過去を持っていようとお前の味方だ」
「……味方、ね」
「?レン?」
俺は其処で緑髪の団長の顔を見た。
睨み付けながら。
「⁉︎レ、レン?」
「……お前達、俺達にまだ重要な事を話してないだろ」
「⁉︎そ、それは……」
「……やっぱりな」
信用出来ないわけじゃ無いんだろうが、言っていい事か迷ってたって所だろうな。
だが、悪いがそれを利用させてもらう。
「なら容赦無く言わせてもらう。俺はお前達が大嫌いだ」
「⁉︎」
「俺の何が分かる?俺が過去を語ったから、心を開いたとでも思ったか?そんな訳がないだろ。こんな風に、大事何かを隠すような連中の何処を好きになれと言うんだ?巫山戯るなよ。お戯れも此処までだ。それじゃあな」
俺はそう言うと、そのまま部屋から出て行った。
後ろから緑髪の団長の俺を呼び止める声が聞こえるが無視だ。
「?お兄ちゃん?何処に……」
「元の家に帰るんだ」
「え、ちょ、イキナリ過ぎるっすよ‼︎」
二人もまた止めようとするが、無視だ。
「茜、ハジメ達を頼む」
「え、待って、お兄ちゃん‼︎」
茜のそんな声も無視して、俺はアジトから出て行った。
……コレでいい。これ以上は本当に無理だった。
あれ以上、キド達を巻き込みたくない。
〜キドside〜
俺はレンを追ってすぐに部屋を出たが、どうやらもう出て行ったらしい。
「ごめん、セト。ちょっと話を聞いてくる‼︎」
「え、アカネ⁉︎」
セトが止める声をアカネは振り切り、レンの後を追って行った。
……俺は、彼奴を追い詰めたのか?
俺がレンに『あのこと』を話さなかったから、だから、こんな事になったのか?
「……つぼみ」
「……サクラ姉さん」
俺が涙を必死で堪えていると、サクラ姉さんが俺のすぐ近くまでやって来た。
そして、俺の目線に合わせると、その指で俺の涙を拭ってくれた。
「兎に角、さっきまで話してた内容を言ってくれるか?私達に。状況を把握したいんだ」
その言葉を受けた俺は、さっきまでの事を伝えると、サクラ姉さんは考えるポーズをしていた。
「それは……キドだけじゃなくて俺達も悪いっすよ」
「……」
……そうかもしれない。
俺達が『あのこと』を言わなかったから。
でも、それを決めたのは俺だ。なら、俺が悪いんじゃないか。
「……多分、それはレンの過去にも問題があると思うぞ」
「え……」
「サクラさん?どういう事っすか?」
「まあ、仮説だがな……」
そう言って、サクラ姉さんは腰に手を当てて話し始めた。
自分の仮説を。
「過去を話したのには二重の理由があると私は思うぞ」
「二重の……」
「理由……?」
俺とセトがそう言うと、サクラ姉さんは頷いた。
「ああ。一つは私達を自分から離すため」
「……」
俺はそれを聞いて悲しくなって、顔を下に向けてしまった。
そんなに、俺達が信用ならないのか?レン……。
「もう一つが、私達を信用して、だ」
「……え」
だけど、サクラ姉さんからその言葉を聞いて、俺は直ぐに顔を上げた。
信用……してるから?
「サクラさん、それ本当っすか⁉︎」
「いや、これ仮説だからな?」
サクラ姉さんがそんな事を言ってる声が聞こえてきたが、俺には今は聞こえてこない。
レンが……信用してくれてる?俺達を?
「……なら、何で離れようと」
俺のそれを小さな声で言ったが、サクラ姉さんにはそれが聞こえていたらしい。
「……信用してるから怖いんだろうな、レンは。信用した人から裏切られるのが」
「……だから、俺達を離そうと」
……だったら。
「行こうとか思ってないよな?キド」
俺は行こうとしたが、それをサクラ姉さんに先回りされ、止められてしまった。
「何で……」
「そんな状態なら、確かに行った方が良いかもしれない。けどな、今は駄目だ」
「何でッ⁉︎」
「今行っても逆効果だからだ」
逆効果……その言葉の意味ぐらい、俺にも分かる。
だからこそ、それを聞いて、何も出来ない悔しさが俺の中を占めた。
「……だから、今は駄目だ。せめて彼奴が此処に来れるぐらい、またはアカネが此処に来た時にアカネに確認しろ。彼奴ならずっと一緒に居たんだ。どの線で大丈夫なのか、判断が着くはずだ」
サクラ姉さんはそれを言うと、俺の顔を見てきた。
その顔からは、頷く以外は認めない、是以外は認めないと語っていた。
「……分かった、サクラ姉さん」
俺は頷くしかなかった。
そんな空気の時、扉が開く音がした。
「ただいま〜‼︎サクラちゃん‼︎……あれ?」
「ただいま帰ったよ……ん?どうしたの?この空気」
馬鹿とセイヤが帰ってきたらしい……が、何故か二人分ぐらい足音が多い。
「誰か連れて帰ってきたのか?」
俺がそう聞くと、カノは笑顔になった。
「そう!僕達の新しい仲間だよ‼︎どうぞ‼︎入って入って‼︎」
カノのその合図によって入ってきたのは、二人の男女だった。