「「だから、更新が遅い」」
ちゃんと、不定期と書いてます。ついでにこれは、今のところは趣味の範疇ですから仕方ありません
「・・・仕方ないか」
「そうだね」
それでは!どうぞ!
あ!セトさんが好きな方は本当にすみません!ごめんなさい!
〜蓮side〜
変な三人組に追いかけられて以来、約一ヶ月が経った。
俺は、休日の日である為、この日は茜と買い物をしている。勿論、顔を隠している。
こういうとナルシストみたいで自分を嫌いそうになるが、自分が有名人であることぐらい、自覚はある。
だが、こうやって顔を隠して茜との久々の買い物をしないといけないというのは辛い。
・・・まあ、こういうのは楽しんだ者勝ちってやつかな?
「それで?今日は何にするんだ?」
「ん?カレーだよ!」
「カレーか。なら、ジャガイモとか人参とか・・・」
俺たちは、カレーを作るのに必要な材料を籠の中に入れて行った
「コレで最後か?・・・ん?どうした?茜」
俺は、尋ねたのに返答を返さない茜を不審に思い、何かあったのか質問してみたが・・・
「・・・え?何もないよ?」
「そうか?ならいいが・・・」
・・・何かあったんだろう?茜。
まあ、本人が何もないと言うならそうしておくか。
俺たちは、そのまま代金を払い、買ったものを買い物袋の中に入れ終え、帰ろうとしたが・・・
「おい」
俺たちの前には、以前、俺たちを追いかけて来た三人組がいた。
・・・どうやら、まだ帰れそうにないらしい。
〜キドside〜
俺達は、夕食の買い物をしていた。
いつもならカノに任す所なんだが、いつあの二人に会うとも限らない為、唯一、あの二人とちゃんと会っている俺とセトも着いて行くことにした。
因みに、夕食はシチューだ。
「よし。これでいい」
結局、今回も会えなかった。そう思い、払いに行こうとしたが。
「あ!待った!キド!」
カノの奴が止めて来た。
「どうした?カノ」
「どうしたんすか?カノ。早く払いに行くっすよ?」
「いたんだよ!あの二人が!」
「な!?」
俺達はカノに連れられて、そいつ等がいる野菜売り場に来た。
「・・・ね?いるでしょ?」
「ああ。本当だな。でかした、カノ」
「どうするっすか?」
どうするか?そんなの・・・
「そんな事、決まってるだろ?メカクシ団に入れるぞ」
「けどさ、このままじゃこの前と同じ事になるだけだよ?」
そう、だがな、カノ。俺が何も考えてないと思っているのか?
「セト」
「?なんっすか?キド」
「お前には悪いとは思っているが、この中ではお前の方が分かりやすい」
「・・・能力っすか?」
「ああ。俺がこのまま『目を隠す』を使ってあいつらから一旦離れる」
「え?どうしてっすか?」
「コレがあったら話しにくいだろ?」
そう言って、俺はセトに材料が入った籠を見せた。
「成る程!それで、その後、どうするっすか?」
「その後、彼奴らが払い終えたら俺達は彼奴らが逃げない様に立つ。その時にセト。悪いが、彼奴らの考えを読んでくれないか?」
「分かったっす」
「それじゃあ、任務開始だ!」
俺達は、すぐにその場を離れた。
・・・ただ、俺には一つ奇妙に思うことがある。
あの茜という少女の能力は、俺達の能力が効かない、サクラ姉さんの様な能力だ。
そして、彼奴は俺達の方を凝視していたはずなのに、彼奴は兄の方に俺達のことを『何も』伝えてなかった。
どうして分かるかって?「何もないよ」って言葉が微かに聞こえたからだ。
前は普通に伝えていたのに・・・何故だ?
・・・まあ、いい。後でその事について聞くか。
そして、俺達はあの二人よりも先に払い、彼奴らのが来た所で姿を表した。勿論、他のお客さんからは見えていないも同然の状態にしてな。
といっても、声は聞こえるんだがな。
そして、俺は二人に声を掛けた。
「おい」
〜蓮side〜
(何でまた会うことになるんだ?)
俺は冷静に状況を把握していた。
前に二人。後ろに一人。
逃げるなら後ろの奴を倒すべきなんだろうが、生憎、後ろのやつはこの前、俺達を走って追いかけ、追いつかれそうになった緑のツナギを着た男だ。
俺一人なら別にどうにでもなったかもしれないが、妹もいるこの状況。どうするべきか・・・
「心配しなくても、俺達は何もしないっすよ」
そんな声が後ろから聞こえ、吃驚した。
あの男、俺の心を・・・?
・・・いや、これぐらいだったら状況を冷静に観察出来るやつなら分かることだ。
だが・・・彼奴の目が赤いということは、能力という可能性も・・・
「そうっすよ?俺の能力っす!」
「・・・そうか」
俺は、顔には出さず、内心でニヤリと笑った。
なんだ、なら、簡単に逃げれるじゃないか。
「俺達も、お前達と同じ様に能力を持っている。だから、信用してくれないか?」
緑の髪の女はそう言ってきた。が
「悪いな。俺は・・・嫌、俺達は、お前達を信用出来ない」
「な!?何でだ!?」
「教える義理もない。・・・ということで、帰らせてもらう」
俺は、能力を作り、ツナギを着た奴の能力を強めた。
半径50mぐらいの奴らの心の声が聞こえる様にした。
「‼︎な、何っすか、これ・・・うっ!嫌っす!」
「‼︎セト!」
「セト!大丈夫?しっかりしてよ!ねえ!」
あの二人は走って仲間の元に行った。俺はそれを見向きもせずに出口に向かった。
・・・茜は彼奴らに謝っていたがな。
俺は、もう、あの三人とマネージャー、そして、茜以外は信用しない。絶対に。
あんな思いは沢山だ。
〜キドside〜
「セト、大丈夫か?」
「はいっす。もう、大丈夫っすよ・・・」
そう言うセトは、まだ疲れているのが分かる。・・・話を聞く限り、結構、沢山の人間の心の声が聞こえたらしい。
・・・彼奴は、能力を二つ持ってるのか?
「兎に角、帰るぞ」
「「うん(はいっす)」」
俺達は、歩いて帰った。その間は終始無言だ。
・・・それにしても、あの茜とかいう奴、最後に謝ってきたな。
〜回想〜
「セト!しっかりしろ!能力を解け!」
「そ、それが、解けないんすよ!」
「え!?」
「くそっ‼︎どうすれば・・・」
「・・・ごめんなさい」
「え?」
〜回想終了〜
その後は、振り返らずにあの男の元まで走って行ったがな。
・・・一体、どういうことなんだ?
あの茜とかいう奴は、本当は、どう思ってるんだ?
疑問ばかりが残るまま、アジトについた。
その後、セトの様子を見た姉さん達が何があったのかと質問してきたから、全部答えて、一応、夕食も食べその日を終えた。
・・・謎は残ったままな。
はい!どうでしたか?
「・・・」
「・・・」
はい!どちらも無言!・・・流石にやり過ぎたことは自覚、ありますか?
「・・・ある。だが、ああする他なかった」
そうですか
茜さんは、ちょっと考え込んでいる様なのでこれで!
さようなら〜!