「・・・彼奴らは、ストーカー集団か何かか?」
いえ、違いますからね!?
「だがな・・・」
そ、それでは!どうぞ!
〜蓮side〜
アレから数日が経った。
俺は、今から仕事の為に出ようとしていた。
今回の仕事場はそれなりに遠い、が、ギターを持っていく以上、バイクには乗れない・・・こういう時に、バイクじゃなくて車にしておけばよかったと後悔する。
「それじゃあ、行ってくるな。茜」
「うん!行ってらっしゃい!頑張ってきてね‼︎」
俺は家のドアを開けた。
そして、開けた時に見えたのが・・・
「やっほー!また会ったね‼︎」
・・・あの三人組だった。
〜キドside〜
俺達がどうやってこの兄弟の家を見つけたのかというとだな・・・追跡したんだ。
一週間前に、偶然にも男の方を見つけた為、俺の能力を使って後を追ったんだ。
・・・まあ、危なく、バレそうになった瞬間もあったがな。
「・・・」
そして、その男は、今、俺達を無言で睨みつけている。
女の方は俺達に驚いていたが、すぐに男に隠れる様に見える位置へと移動していた。
「・・・なんで、お前達が此処にいる?」
男は睨みつけたまま俺達に質問を投げかけてきた。
「一週間ぐらい前に、偶然にもお前を見つけたから、俺の能力を使ってお前の後を追っただけだ」
「・・・チッ、ストーカーかよ」
・・・まあ、ストーカー紛いの行動をしているからな、否定出来ないな。
「・・・蓮」
「・・・紅か」
すると、女の方が男の背中から堂々と出てきた。雰囲気も何か違う気がする。
それに、今、『紅』と言っていた。だが、女の名前は『茜』じゃなかったか?
そして、目が赤くなっている・・・能力特有の赤色に。
・・・能力の一端か?
「こいつらは私が追い出しておこう。だから、お前は仕事に行け。時間もないだろう?」
「・・・」
男は、女の方を睨みつけている。・・・というよりも、探っている感じか
「・・・まあ、いいか。紅の好きにしろ。だが、帰ったら何があったかを教えてもらうからな。いいな?」
「・・・ただ、追い出すだけなんだがな」
「・・・まあ、そういうことにしておこうか。それじゃあ、行ってくる」
そして、男の方は、最後まで俺達を睨みつけながら行った。
そして、後ろ姿が見えなくなるぐらいまで見送ると
「・・・さて、少し、話をしたい。中に入らないか?」
そう誘ってきた。
「・・・ああ。俺達も話をしたかったから。その誘いを受けよう」
俺達は、許可をもらったから、家に上がらせてもらった。
***
「そこに座って待っててくれ。お茶を用意する」
「いや、いい。そこまでしなくても・・・」
「形はどうであれ、お前達はお客だ。まあ、ともかく、貰っておけ」
「・・・分かった」
・・・それにしても
俺は、周りを見回して見た。
俺達が座っているの椅子も入れて、四つ。
ということは、四人で住んでいるのか?
後は、目新しい物は無かった。
少しの間、待っていると、帰ってきた。
そして、お茶を俺達の目の前に置くと、女は俺とカノとは反対の方に座った。
セトは、女と同じ方の椅子に座っている。
「さて、自己紹介をしておこうか。私の名前は、紅だ。茜と同一人物の様で違う。所謂、別の人格だ。私の能力は『目を無くす』。コレは、能力が効かない能力だ。よろしく」
「あ、ああ。よろしく」
「ふーん、てことは、初めて会った時に僕達を見たのは・・・」
「茜ではなくて私だ」
「そうだったんだ〜」
「気付かなかったっす・・・」
「初対面で気付けたならすごい才能だがな」
まだ、多少だが、警戒しているようだな。
だが・・・
「・・・どうして、今まで俺達から逃げ回っていたのに話す気になった?しかも、家にまで上げて」
そう、コレが俺の最大の疑問。普通、逃げ回ていた相手を家に上げるなんて、しないだろう?なのに、紅はした。どういうことだ?
「・・・私は、蓮と茜の為になると思うことをしているだけだ」
「茜と、蓮?蓮というのは、あの男か?」
「それ以外に誰かいるのか?」
「いや、すまない。気にするな。それで?」
「・・・見ての通り、そして、多少、勘付いているだろうが、彼奴らは人を信用していない。だが、私は、お前達は信用出来る奴らだと思って、こういう風に行動している」
「ああ、やっぱり、信用してなかったんだね」
「・・・どうして信用しなくなったのか、能力をどうやって手に入れたのか、教えてくれないか?紅」
「勿論、そのつもりだ」
紅は頷き、俺達に、過去を話してくれることとなった。
すみません。過去は次回となります。私が限界でして・・・
私の我儘ですみません
それでは!さようなら〜!