カゲロウデイズ〜もしもの世界〜   作:ルミナス

9 / 28
*元は番外編にしていた茜さんの話です。内容は変わってません。

此方の身勝手で本当に申し訳ありません。

それでは!どうぞ!


アカネの交錯精神(Ⅲ)

〜茜side〜

 

私達がメカクシ団に入ってから二日後。

 

今は家で住んでいる訳ではなく、メカクシ団アジトに住んでいる。

 

もちろん、何時家に戻ってもいい様に、時々戻って掃除もしている。

 

ハジメやミーヤ、そしてラピ(ウサギ)とルリちゃん(小鳥)はアジトへと移した。

 

ハジメ以外は全員同じ態度だったけど、ハジメだけは違った。

 

ハジメは団長さんと小桜さん、桜さんと聖矢君には懐いているのですが、鹿野さんと瀬戸さんには懐きません。

 

ハジメが懐かないのは嘘つきだけなのですが・・・

 

「う〜ん・・・」

 

「どうしたんすか?アカネさん」

 

私がハジメの事で悩んでいると瀬戸さんが話しかけてきました。

 

・・・私は皆さんの事を信用しようとしているのに、今だに身構えてしまいます。

 

そんな自分を嫌いになりそうです・・・。

 

「瀬戸さん、実は・・・」

 

私は、ハジメの事で悩んでいることを話した。

 

・・・何故か、私は瀬戸さんが一番話しやすく感じます。

 

悩みとかはお兄ちゃんと瀬戸さんに聞いてもらっています(昨日も瀬戸さんに聞きました)。

 

お兄ちゃんを除けば、一番話してるのは瀬戸さんですね。

 

「はは、確かに俺はハジメに嫌われてるっすね!」

 

「本当にすみません・・・でも、何で嫌ってるのかが分からないんです。それを解決したいんですけど・・・」

 

「俺も、ハジメと仲良くなりたいっすからね・・・」

 

私達は一緒に考えました。

 

「・・・あ!いい事思い付いたっす!」

 

「!本当ですか!」

 

「はいっす!」

 

そして、瀬戸さんのいい考えとは・・・

 

「一緒に散歩に行くっすよ!」

 

「・・・え?」

 

・・・まさかの散歩でした。

 

***

 

「ハジメ!行くっすよ!」

 

「ワン!ワン!」

 

今は、瀬戸さんと一緒にハジメの散歩に来ています。

 

そして、瀬戸さんはフリスビーをしています。

 

私はベンチに座って待ってます。

 

「おー!ハジメはいい子っすね〜!」(ナデナデ)

 

「ワンッ!ヘッヘッヘッ」

 

「あの〜、休憩しませんか?瀬戸さん」

 

「そうっすね!ずっと遊んでたっすから流石に疲れたっすね!ハジメ!」

 

まさかの自分じゃなくてハジメですか・・・(汗

 

・・・本当に、動物が大好きなんですね。

 

そして、私達は休憩を取ることにした。

 

「はい、どうぞ。お水です」

 

「あ、ありがとうっす!」

 

瀬戸さんは爽やかな笑顔を私に向けてくれました。

 

私も笑顔を向けます。

 

「!?そ、その、お水のお礼は・・・」

 

?何故か瀬戸さんの顔が赤くなってしまっています。どうしたでしょう?

 

「お礼ですか?必要ありませんよ。ハジメと遊んでくれるだけで有難いんですから」

 

・・・これで、ハジメも瀬戸さんと仲良くしてくれれば嬉しいんですがね。

 

***

 

「ウーッ!ワンッワンッ!」

 

「ハジメ、餌をあげるだけっすよ・・・」

 

「・・・」

 

・・・ハジメと瀬戸さんの距離は、縮まってませんでした。残念です。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。