此方の身勝手で本当に申し訳ありません。
それでは!どうぞ!
〜茜side〜
私達がメカクシ団に入ってから二日後。
今は家で住んでいる訳ではなく、メカクシ団アジトに住んでいる。
もちろん、何時家に戻ってもいい様に、時々戻って掃除もしている。
ハジメやミーヤ、そしてラピ(ウサギ)とルリちゃん(小鳥)はアジトへと移した。
ハジメ以外は全員同じ態度だったけど、ハジメだけは違った。
ハジメは団長さんと小桜さん、桜さんと聖矢君には懐いているのですが、鹿野さんと瀬戸さんには懐きません。
ハジメが懐かないのは嘘つきだけなのですが・・・
「う〜ん・・・」
「どうしたんすか?アカネさん」
私がハジメの事で悩んでいると瀬戸さんが話しかけてきました。
・・・私は皆さんの事を信用しようとしているのに、今だに身構えてしまいます。
そんな自分を嫌いになりそうです・・・。
「瀬戸さん、実は・・・」
私は、ハジメの事で悩んでいることを話した。
・・・何故か、私は瀬戸さんが一番話しやすく感じます。
悩みとかはお兄ちゃんと瀬戸さんに聞いてもらっています(昨日も瀬戸さんに聞きました)。
お兄ちゃんを除けば、一番話してるのは瀬戸さんですね。
「はは、確かに俺はハジメに嫌われてるっすね!」
「本当にすみません・・・でも、何で嫌ってるのかが分からないんです。それを解決したいんですけど・・・」
「俺も、ハジメと仲良くなりたいっすからね・・・」
私達は一緒に考えました。
「・・・あ!いい事思い付いたっす!」
「!本当ですか!」
「はいっす!」
そして、瀬戸さんのいい考えとは・・・
「一緒に散歩に行くっすよ!」
「・・・え?」
・・・まさかの散歩でした。
***
「ハジメ!行くっすよ!」
「ワン!ワン!」
今は、瀬戸さんと一緒にハジメの散歩に来ています。
そして、瀬戸さんはフリスビーをしています。
私はベンチに座って待ってます。
「おー!ハジメはいい子っすね〜!」(ナデナデ)
「ワンッ!ヘッヘッヘッ」
「あの〜、休憩しませんか?瀬戸さん」
「そうっすね!ずっと遊んでたっすから流石に疲れたっすね!ハジメ!」
まさかの自分じゃなくてハジメですか・・・(汗
・・・本当に、動物が大好きなんですね。
そして、私達は休憩を取ることにした。
「はい、どうぞ。お水です」
「あ、ありがとうっす!」
瀬戸さんは爽やかな笑顔を私に向けてくれました。
私も笑顔を向けます。
「!?そ、その、お水のお礼は・・・」
?何故か瀬戸さんの顔が赤くなってしまっています。どうしたでしょう?
「お礼ですか?必要ありませんよ。ハジメと遊んでくれるだけで有難いんですから」
・・・これで、ハジメも瀬戸さんと仲良くしてくれれば嬉しいんですがね。
***
「ウーッ!ワンッワンッ!」
「ハジメ、餌をあげるだけっすよ・・・」
「・・・」
・・・ハジメと瀬戸さんの距離は、縮まってませんでした。残念です。