ようこそ邪悪な教室へ   作:マトナカ

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不信前提

こんばんは、時刻はもう22時過ぎ。かなり眠いし、早く帰って寝たいけど、なぜか居残りさせられてる俺は浅井虎徹です。

 

20時から始まったグループディスカッション、規定の1時間で話し合いが終わらず、その後みんなで残って相談して、2時間近く使って、かなり良い感じに干支試験での『結果1狙い』の協定が出来上がった。

 

けれど……その直後にウチのクラスの迷惑番長がさらなる延長宣言をしやがった。なーにを考えとるんだか。これでどうでもいい話だったらマジで許さねーぞ。

 

ただ、こんなタイミングで雑談するのに人を残すとも思えないし、なんか雰囲気が真面目だったし、結構大事そうな話なんだよね……。聞くしかない、って感じ。

 

龍園が他クラスの代表者以外を部屋から追い出したので、今この場には数人しかいない。

 

Aクラス:葛城

Bクラス:一之瀬、神崎

Cクラス:龍園、俺

Dクラス:堀北、平田、櫛田

 

ハゲのAクラスだけは他のメンバーを全員帰してた。クラス内での情報共有、ルールの穴探しを優先したのかも。

 

俺も帰っちゃおうか相当悩んだけど、流石に龍園が何を言うつもりなのか気になってしまい残ってる。少しだけ嫌な予感がする、ちょっと不安。

 

ちなみにCクラスの他2人、鈴木と園田は扉の前で誰も通さないように見張りをしてくれている。

 

けど俺は何も言われてない。「帰れ」とも「残れ」とも言われてない、放置プレイだ。軽く無視されてる。なんでやねん。……なんも言われてないから居ていいっぽいけどさ。

 

 

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「それで……話はなんだ、龍園」

 

警戒度バリバリの葛城が声を上げた。めちゃくちゃ険しい顔だな。

 

「フン。仮に、この状況から全グループで結果1が実現したとしても、損するクラスが1つある。……だよなぁ?鈴音」

 

あんまり楽しくなさそうに、ダルそうに堀北を睨みつける龍園。なんのこと言ってんだ?

 

「猿グループで裏切り指名されたクラスのことね。けど……まさか、猿グループの優待生がCクラスの生徒だったと白状してるの?」

 

高円寺が指名して終わったグループか。でも指名が成功したか失敗したか分からないんだから、指名されたのがCクラスとも限らなくないか?

 

「あぁ、そうだ。猿の優待生はCクラスだ」

 

は~?何を言ってんだコイツ。言わなくて良さそうな事をあっさり言っちゃった龍園。頭おかしくなっちゃったのかもしれない。

 

「なっ、……もしかして、私達を騙そうとしてるの?」

 

堀北の言う通り、騙すために嘘ついてるって方が信じられるね。素直に言うとは到底思えない。

 

「フン。俺は既に全12グループの優待生を全員把握してる」

 

「は?」

 

「えっ?」

 

「……嘘だろう?」

 

堀北、一之瀬、他もみんな驚いてる。そしてハゲだけは『信じられない』って気持ちの方が大きそう。

 

しかし、堂々と言い放ちやがったね……。俺には言うなって言ってなかったか?どういうつもりだよ。

 

「まぁいい、証拠を見せてやるよ。あ~、一応聞いておくが、お前ら、自クラスの優待生は把握してんだろうな?」

 

リーダー格が集まってるんだし、流石に知ってるとは思うけど……。あっ、堀北だけは誰からも聞いてない可能性あるし、だから平田と櫛田も残したっぽいな。

 

「答える義務は無いな、龍園」

 

ハゲが堂々と主張してるけど、そんなこと言っちゃうと……、

 

「なら今すぐ帰れ葛城。数分後にAクラスの優待生全員が消えるだろうがな!……クク」

 

ここで久しぶりに笑顔を見せる龍園、見慣れた顔だ。っていうか、やっぱ指名しまくる方向でやりたいのかよ。俺達が散々話し合った時間をなんだと思ってんだアホタレ。

 

思わずハゲに「居た方が良いと思うよ!」って言いたくなっちゃったけど、ここで何か言ったら龍園とグルだと思われるし黙っとこう。でもマジで帰ったら容赦なく指名すると思うんだよな、残っといてくれハゲ!……届け!この想い!

 

「……それで、証拠と言うのは何なんだ」

 

よっしゃ、残ってくれるっぽい。良かった良かった。そりゃまぁ気になるだろうしね。

 

「フン、別に面白くもねぇ。お前らそれぞれのクラスの優待生の名前を見せてやるよ」

 

面白くもないって何だよ。本来それを見つけ出そうと競争する話だったんじゃねーの?

 

 

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困惑するクラスリーダー達を放置して、部屋の壁に背を向けた龍園はスマホに何かを打ち込むと、

 

「来い葛城。……他の奴らはその場を動くな」

 

なるほどね、画面が他の誰にも見えないように壁を背にしたってことか。

 

そして呼ばれたハゲは、龍園の横に立ち、スマホ画面を見て、

 

「……ノーコメントとさせてもらおう」

 

何か反応あるかと思ったら表情を全く変えないハゲ。なんかつまんないな……。

 

いやまぁ、ここで「すごい!合ってる!」とも「違う!」とも言えるはずないのか。テキトーに名前を並べただけかもしれないし。

 

「次はBの2人だ。……こっちに来い。これがBクラスの優待生のはずだ」

 

また同じように壁を背にして、他の誰も画面が見えないように位置取りをして、何か文字を消してから打ち直した?っぽいスマホ画面を一之瀬と神崎に見せる龍園。

 

「……。」

 

「っ!」

 

画面を見るというより龍園を警戒してるだけで無反応な神崎と、画面を見て一瞬とはいえ目をちょっと大きくして驚いちゃった一之瀬。なんか、本当に名前合ってるっぽいかな?

 

もちろん龍園が間違ってる場合も、一之瀬がそれを悟らせないように演技した、もしくは騙そうと演技したって可能性もあるけど……。俺にはマジのリアクションっぽく見えたかな。でも、まぁ女は分からないからね。演技かもしれない。つまり分からない。

 

「ラストはDの3人だ。……いや待て、鈴音、お前1人でも優待生が誰か知ってんのか?」

 

「……それを、あなたに言う必要は無いはずよ」

 

「フン、やっぱ知らねぇのか。なら平田と櫛田の2人だけでいいな、鈴音はそこで眺めてろ」

 

「……。」

 

一方的に決めつけたけど、堀北も強く反論してないし、ホントに知らないっぽいかな。

 

1人だけ仲間外れ、ちょっとかわいそうだけど仕方ないね。堀北は仲良くなろうと歩み寄ろうとするタイプじゃなさそうだし、リーダーとして認められてるかも微妙っぽいし。誰にも相談されてなさそう。

 

「龍園くん、それは……」

 

平田がなんか申し訳無さそうにしてるけど、いや優待生が誰かを知らんヤツが見たって何にもならないじゃん。仕方ないでしょ。

 

「さっさとしろ。……ほら、これがお前らDクラスが隠しておきたかった優待生だろ?」

 

有無を言わせず平田と櫛田の2人だけを呼び、またさっきと同じように画面を見せた。

 

「……。」

 

「……。」

 

画面を見ても2人とも無言、そして変わらない表情だ。リアクションを完璧に隠してる、うーむ、何も読み取れない。人付き合いが上手いだけあって真意を隠すのが得意とかあるのかもしれない。

 

やっぱこれ……龍園が間違ってんじゃないの?なんか不安になってきた。早まって指名しまくって全部失敗とか嫌だぞマジで。結果1にならないどころか、CP激減したら毎月の収入も激減しちゃうじゃん。

 

 

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「それで、龍園。今見せてきたメンバーが正しいかは保留だが……お前は何を要求するつもりだ」

 

いつも通り落ち着いた様子で質問してくれるハゲ。

 

「フン、俺は今すぐ全グループで指名させたっていいんだが、流石にリスクが大きすぎるからな。浅井が提案した『全グループで結果1』ってのが実現するなら、それで構わねぇ。CPなんぞより即金で入ってくるppの方が……都合が良い。入ってくる収入を俺が全部徴収すりゃ、それなりの額になる」

 

それなりって合計したら2000万くらいだろ?とんでもないでしょ。っていうか、やっぱり徴収する気だったのね。まぁ、それならそれで200万くらい堂々と俺がもらっても大丈夫そうだな。500万くらい欲しい、何千万も持ってても使い道が無いでしょ。俺に使われた方が金も嬉しいだろうて。

 

「……では、我々に要求したい事というのはなんだ?」

 

「2つある。猿グループの裏切り指名、Dクラスはその落とし前をつけろってのが1つ目だ」

 

あれ、意外と普通の要求だ。高円寺が勝手に指名した責任を取れって、同じように1人分指名させろってことかね。

 

「ふむ……。それで、もう1つとは何だ?」

 

「2つ目は、全クラス、全グループの優待生を見逃してやるんだから、その見返りをよこせ」

 

あー、まぁそういう話になるのか……。せっかく分かったのに何もしないのは流石にもったいなさすぎるから、少しは譲れって要求かな。

 

「それは、裏切り指名をすると宣言しているの?……もしそうだと言うなら、1グループが終わるだけでも、結果1で得られるはずだった100万から200万ほどのppを捨てることになるはずだけれど。それはクラスポイントよりプライベートポイントを優先するアナタとしては嬉しくないんじゃないのかしら?」

 

結果1だったら、そのグループ所属の生徒全員にそれぞれ50万ppずつ。そして1グループにはクラスごとに2人~4人。けれど、裏切り指名をしちゃうと、成功しようが失敗しようが全員がもらえるはずだった結果1の報酬が無くなっちゃうから、そういう意味では損をするよ……っていう説得だな。確かに100万~200万の損失っぽいね。

 

「黙れよ鈴音。そもそもの原因はDクラス、お前らが統治されてない集団で、まとまりの無いゴミカスの集まりだからだろうがよ」

 

「……。」

 

おぉ、不機嫌を隠そうともしないね。威圧しまくりだ。

 

別に昨日の時点では結果1狙いで決まってた訳じゃないんだから、裏切り指名したとしても文句言われるようなことじゃないけど……それはそれとして、1グループだけ早まって終わっちゃったってのは事実だもんね。

 

「何度も言うが、俺は別に全グループを今すぐこの場で裏切り指名してもいいんだ。試験自体を今すぐ終わらせてやっても構わねぇんだよ」

 

「えぇ……」

 

やめてくれよ……って思わず声出ちゃった。チラ見されただけで無視されたけど。

 

「つまり、結果1にしたいなら、多少の損を甘んじて受け入れろと言うのか?」

 

「そういう事だ」

 

「じゃあ龍園くん……見返りって何を要求するの?」

 

少しだけ不安そうに一之瀬が問いかける。

 

「俺が指定したグループで、わざと間違った裏切り指名をしろ」

 

んん?どゆことだ?

 

「……結果4にして、Cクラスは裏切り指名をされない状況にしたいということか?」

 

あー、つまり……結果4は確か『裏切り指名の失敗』だったはずだ。わざとそうさせることで、優待生がCクラスのグループは試験終了するし、CクラスはCP50ゲット、ついでに優待生は50万ppってことか。

 

「そうだ。俺はお前らが裏切り指名をせず協力すると信じてないからな。Cクラスが優待生のグループは、俺らの勝ちという形で終わらせておきたい。……拒否するってんなら、今すぐ試験終了だ」

 

おぉ~、みんなちょっと嫌そうな顔だ。そりゃそうか。

 

「それは……どのクラスの生徒に指名失敗させるつもりだ?」

 

「Dクラスが1回やるのは確定だ。もう1グループは、どのクラスが犠牲になろうと構わねぇよ。……クク」

 

なんで楽しそうなんだ?……と思ったけど、3クラスで喧嘩になりそうだからかな。せっかく結果1狙いで協力体制出来た所なのに何をしとんねんクソボケ。面白さ優先で余計な事しないで欲しいんだけど。まだ勝手にお前が決めたほうがマシだぞ。

 

「あー、龍園?Dクラスにやらせるのはプラマイゼロにするために納得だし、賛成だけどさ、もう1グループは見逃しても良いんじゃないの?」

 

仲が悪くなって、結果1が成り立たなくなるかもしれないデメリットの方が大きいでしょ。

 

「……黙ってろ浅井、ここまで有利な状況で見逃してやるんだ。何のメリットも無く終わってたまるかよ」

 

「いや、まぁ……うん……」

 

何のメリットも無いってことは無いけど、他と比べてアドバンテージがある訳でもないってのはあるか……。

 

確かにDクラスにだけ間違った裏切り指名をやらせても、ただ2グループが消えてCP増減はゼロ。結果1になった時の報酬が12分の2消えるだけってか。要求して当然っちゃ当然、かも。

 

「……無人島でも俺らの増加CPはゼロだ。少しは増やしておかないと余計なことを言う奴が出てくるかもしれねぇ。成果で黙らせておく必要もある」

 

「あー、……なるほど?」

 

大きくCPを増やせる可能性があった特別試験で、2回連続でCPがそのままだと……文句とか不満が出るかもしれない。取引でppが振り込まれる契約をやりまくったから、pp的にはめちゃ儲かってるとはいえ、ね。

 

けど、お前の恐怖政治下でそんなこと言うヤツ居ないんじゃないの?てか居たとしても、殴ったりしてすぐ黙らせそうだけど。もし居たとしても……伊吹くらいかな。文句言いそうなの。

 

 

---------------------------------------

 

 

「まずは、Dクラスだ。おい平田、櫛田でもいい。俺が指定したグループのヤツに、AかBクラスの名前を伝えて指名させろ。……今この場で、電話で伝えてすぐにやらせろ」

 

「……分かったよ」

 

何か言いたそうだったけれど、素直に受け入れる平田。それをちょっと困ったような顔で見る櫛田と、不機嫌そうな堀北。

 

「まずは、羊グループにするか。おい一之瀬、誰が居るか言え」

 

「それは……」

 

「早くしろ」

 

「……うん。羊グループだと、今野さん、井本くん、あとは……後藤くん、だったはず」

 

よく覚えてるなぁ。偉い。

 

「……確かに居るな。イモト、アキラか?」

 

自分のスマホを見ながら確認する龍園、知ってたのかよお前。じゃあなんで聞いたんだよ。

 

「うん。そうだね」

 

「聞いたか平田。羊グループの誰かに今この場で電話して、名前を伝えて、指名させろ」

 

「……分かっ」

 

「ちょっと待ってくれるかしら平田くん」

 

堀北が阻止しやがった。なんだよもう。

 

「なんだ鈴音、邪魔すんな」

 

「龍園くん、絶対に必要な約束が抜けてるわ」

 

「……なんのことだ」

 

「もし2グループがアナタの言う通りにして終わったとして、残る9グループで『Cクラスには裏切り指名させない』という約束をしてもらわないと話にならないでしょう」

 

あ~、なるほど。龍園が嘘ついてて、なんだかんだ『やっぱ裏切り指名するわ』ってなる可能性があるから、それを潰してくれないと困るよって事か。当然の要求だね。

 

「……フン。仕方ねぇな」

 

あれ?意外とすんなり受け入れたね。俺もちょっとだけ、龍園が全グループの裏切り指名をまだ諦めてないかも?と思ってたけど。

 

「それなら、今ここで約束……契約して頂戴。『龍園くん、干支試験において、Cクラスの誰にも裏切り指名をさせないと約束しますか?』」

 

スマホを取り出し、ちょっといじくって、録音機能をオンにしたっぽい?そして聞き取りやすい声でしゃべり出した。

 

「……俺から『指名するな』って命令するのは構わねぇが、その上で命令を無視するアホが出たって知ったことじゃねぇぞ」

 

まず居ないだろうけど、可能性はゼロじゃないもんね。命令違反で勝手に指名されて、それの責任取らされるってなったらどうしようもないもんね。

 

「なら……じゃあ、今すぐ『裏切り指名をするな』ってCクラスの全員に伝えてもらえるかしら?グループチャットとかで。そして、『その命令を試験終了まで撤回しない』というのも約束して頂戴。そして当然、『指名しろ』と受け取られる命令を出さないのも約束して」

 

「……あぁ、分かった。約束してやるよ」

 

素直な龍園、めっちゃレア。意外だけど、話を進めるのを優先したっぽいかな。

 

けど、約束って言ったって、違反時のペナルティが無かったら意味無いんじゃないの……?

 

「龍園、約束を破ったらどうするつもりだ」

 

横からハゲが口出してきちゃった。あーあ。

 

「は?知るか」

 

知るかて。いやまぁその気持ち分かるけど……。そんな返答を見た堀北が、慌てた様子で補足してきた。

 

「龍園くん、もし約束を違反したら『今回の干支試験でのppの増減と、CP変動を無効化する』に同意してくれるかしら」

 

「フン……。CPの扱いを生徒同士のやり取りで決められるかは微妙な所だが、まぁ今回の試験に関して限定したら意味あるかもな」

 

なんかボンヤリしてんね。

 

無人島生活で暇潰しに話してた時、龍園から聞いた話かな。『生徒同士でCPのやり取りが可能なら、生徒達だけで勝手に特別試験っぽいことしたり、ギャンブルみたいにCPを賭けて勝負とか出来ることになる。だから基本的に無理なはず』とか言ってた気がする。

 

けど今回の話だと、龍園の言う通り、特別試験に関わる部分だと認められて、試験結果が変わったりする……かもしれない。

 

「口頭での約束とは言え、録音データでの証拠が残るなら……試験結果への影響も認められる可能性はある。ちょっと待っていてくれ、もう遅い時間だが真嶋先生に確認してみよう」

 

ハゲはそう言うと電話をかけて、話し始めた。

 

 

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ふー……ちょっと休憩できそうかな。

 

このまま龍園の要求が通ったら、減ってるっぽいCクラスのCP50がDクラスからの指名失敗で相殺されて、もう1グループを他クラスに指名失敗させることでCP50の増加。

 

それで他のグループすべてで結果1になれば、Cクラス全体としても1500万ppくらいは入ってくるはずだ。

 

うーん、俺個人的にはCPまぁどうでもいいんだけど、完璧に優待生が誰かの法則に気付いておいてCPが減っただけってのも認めがたいってのはまぁ理解出来る。

 

無人島試験、Aクラスからアホほど巻き上げる契約を結べたし、他クラスからもCP50相当の儲けがあるけど、CPの増加は無かったからねぇ……。

 

確認しておくと、無人島試験を経て、現在のCPはこんな感じだ。

 

Aクラス:CP1004(+0)

Bクラス:CP897(+234)

Cクラス:CP512(+0)

Dクラス:CP306(+219)

 

無人島試験でBとDはCPを200以上増やして、今こうなってる。Cクラス的には、Bクラスにめちゃくちゃ差を付けられて、Dクラスにめちゃくちゃ追い上げられてるね。

 

それなのに干支試験でDクラスはCP50増やして、CクラスはCP50減らしてっていうのは、そりゃまぁ認められないか。流石のCクラスでもリーダー龍園に反逆するやつ出てきてもおかしくなさそう。本当の意味での裏切り者が出てきちゃうかもしれないし。

 

むしろCP50の増加だけで譲歩した龍園がめっちゃ優しい気もしてきた。

 

なんにせよ、1000万以上のppが入ってくるのに変わりは無い。俺は大量のppゲットに貢献出来たとして、200万ppくらいはもらいたい所だね。


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