俺の幼なじみ(響)はヤンデレです。   作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)

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ヤンデレ……


無印
彼の幼なじみはヤンデレです


 皆さん、ヤンデレは好きだろうか……。

 

 ヤンデレとは、相手への好意が強く高まり過ぎた結果、病的な精神状態になってしまうこと。もしくはそうした精神状態といった意味合いの言葉である。

 

 しかし、とは言ってもだ。それは相手の好意が成り立たない限りそれは起きないのだ。簡単に言ったら猫が中々懐かないみたいなもので、まぁ、それは別にいいのだ。ただ、俺が言いたい事は……

 

 ヤンデレは最高だ(白目

 

 

 俺の朝はいつもの縛られた手首の物を外すことから始まる。まず、それをしなければ俺は身動きが取れないからだ。昔はガムテープやリストバンド、縄などのホームセンターで買えるもので何とか外すことが出来たが、最近は段々分かってきたのか、縄の中にワイヤーを入れたオリジナルの縄で俺を縛っている。フッ、愛が重いな……

 

「今日はまた一段と強力だな」

 

──ガチャ

 

「あ、起きたんだ。りゅうくん」

 

「やぁ、おはよう響。とりあえずこれ、外してくれないかな?」

 

「嫌ですよ。だって、りゅうくんは私がいないとすぐに他の女に手を出すんだから。いつものように私だけを見てくれたらいいのに……」

 

 そう言って彼女……立花響は俺の提案を拒否する。響はそう言いながら俺に近づいてきて俺の隣に横になって抱きつく。その後、響はいつものように俺の体を匂って幸せそうにしながらどんどん体を密着していった。

 

「りゅうくんりゅうくん……はぁ、はぁ……」

 

「響、何してるの。学校間に合わないよ?」

 

「えぇ……ん……未来、もう少しで……私」

 

「はいはい。行くよ響」

 

「ヤダヤダヤダヤダヤダッ!もっとりゅうくんの匂いを堪能するのッ!もっとりゅうくんの匂いでイ」

 

──キィ、バタン

 

 気がついた時には、いつからそこにいたんだと言わんばかりに響の親友であり、俺にとっての抑止力である小日向未来が響を連れてそのまま学校に行ってしまった。……うん、いや、止めてくれたのありがたかったけどね?

 

「せめて、これを外してくれ……」

 

 

 改めて自己紹介をしよう。俺の名前は赤間隆一、15歳だ。とは言ってもそれは肉体年齢であり、精神年齢は23歳だ。その理由は至極簡単なことだ……それは、俺がアニメの世界に異世界転生をしたからだ。いや、じゃないとなんで俺が生きてるか分からないからね。

 

「あー。今日は遅刻だよ……」

 

 俺が転生した場所はどうやら俺が死ぬ前の友人が熱く語っていた戦姫絶唱シンフォギアと言うアニメ作品に転生を果たしたらしい。とは言っても俺は実は戦姫絶唱シンフォギアを見た事がないのだ。そして、1番の問題は友人が語っていた内容しか知らないこと……ただそれだけだ。

 

「おう。隆一今日は遅刻か?」

 

「あぁ。今日はちょっとな」

 

 まぁ、最初のアレを見た人はどう思っただろうか?どう見たって響はヤンデレになっているのだ。しかし、今の俺にとって日常と化しているのもまた事実。でも、何故響はヤンデレになっているのか、分からない人もいるだろう。

 

「隆一。お前また女の子と一緒にいるって聞いたぞ。そろそろリア充撲滅隊に制裁を加えられるんじゃないか?」

 

「いや、大丈夫。多分その団体が撲滅されるから」

 

 それは昔、俺はこの世界に転生して気がついた時には響と幼なじみの関係だった。しかし、俺は最初の頃は転生した時の嬉しさについ舞い上がって、自分が主人公ではないかと錯覚してしまったのだ。今思うと完全に黒歴史だが。俺は特に転生した時に特別な何かとか全くと言っていいほど無かったが、特技が1つだけあった。

 

「なぁなぁ。最近のエロゲーでさッ!最高の奴が出たんだよ」

 

「マジかッ!何のタイトルだよッ!」

 

 それはエロゲー攻略、それが俺の特技だった。友人からはこの作品がモブには厳しい世界だとは聞いていたが、まさか本当に簡単に人間が目の前で塵になって、消えてしまったのを覚えている。そして、俺は死なない為に、幼なじみである響に好意を持たせるために攻略を始めたのだが、あの時の俺はどうかしていたと思う。

 

「それでさッ!……ってもう掃除終わりかよ。それじゃ帰ろうぜ」

 

「おう。分かった」

 

 最初の頃、響はあまり俺には好意を持ってはいたが、まぁ友人以上幼なじみ未満な感じでそれが中学生まで続いた。そして、あの時俺はツヴァイウィングのライブには行けなかったが、響が怪我をして入院したのだ。そして、退院した後……ここからが問題だった。

 

「いやー学校マジでダルいわー。しかも男子校だしよー。あー女の子と仲良くなりてぇなぁッ!」

 

「気持ちはわかる。だが、俺は……」

 

 退院した後、響はイジメを受け始めたのだ。あの時は本当に大変だった。未来と力を合わせてイジメの主犯をなんとかしたり、被害を抑えたりと色々した。だが、ある時俺が不良グループに攫われてボコボコにされた後から響は変わってしまった。まぁ、結局は何が言いたいのかと言ったら……

 

「りゅうくん?誰と仲良くなるの?」

 

「ッひ、響ッ!?」

 

「ッ……あ、俺用事を思い出したから……失礼ッ!」

 

「え、ちょっッ!逃げ」

 

「りゅうくん。ちょーっとお話しようか?女の子って何?私だけで十分だよね?あ、もしかしてまたエロゲーの話?何処に隠してるのかな?……ねぇ?」

 

俺のせいです、ごめんなさい。

 

 

 

 




※ここでは新たに作者の考えたスキルを主人公は持っています。
赤間隆一
幸運・E〜S+〈ピンチの時に絶対に生き伸びる〉
運命力・EX〈原作に抗えなく、巻き込まれる〉
エロゲー攻略・A〈エロゲーと同じように攻略することができる〉
夜の帝王・B-〈本来は無かったのだが、響によって生まれたスキル。成長可能〉
逃亡・C++〈本来は無かったのだが、度重なる拘束などで独自に生まれたスキル〉

立花響
ヤンデレ・A+〈ヤンデレになる。物語によって成長可能〉
制裁・B〈あらゆる敵を対象とする〉
御奉仕・B+〈本来は無かったスキルだが、響の自制心が抑えきれなかった。大体は夜に3回程度─でしている。成長可能〉
成長力・A++〈融合症例なので成長は早い〉
洗脳・B-〈目的の為ならばなんでも……。成長可能〉

まだ考え中だけどXVが終わったら書いて欲しいって思うもの。

  • やっぱりXVの後日談ショッ!
  • 並行世界のヤンデレ……見たいだろ?
  • 小日向未来を堕としたい(調編)
  • 俺とペットのワンニャン物語(並行)
  • 書くかどうか未定だがR-18……
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