俺の幼なじみ(響)はヤンデレです。   作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)

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彼女達は強い。しかし……


彼は食べられる

 あれから少し経ち、俺はあの眼鏡と調、切歌に連れられてカ・ディンギル跡地にいた。辺りは夜で周りは月明かりによってある程度視認できるほどの明るさだったのだが、これは……

 

「……やはり、腹の足しにしかなりませんか」

 

「俺、縛る必要ある?逃げないよ?」

 

「ごめんデスお兄さん」

 

「私達もあまりしたくなかったけど、命令だから」

 

 あの眼鏡が檻から出した黒い化物。確かネフィリムだったけか?そいつがさっきからずっとカ・ディンギルの破片をボリボリと食べていたのだ。ただ、そんな事を思っているとどうやら響達が助けに来たようだ。

 

「りゅうくんッ!……またお前かッ!ウェルッ!」

 

「ヒィッ!?……お、落ち着くんだ。僕が育てたネフィリムは最強なんだッ!いけ、ネフィリムッ!あのシンフォギア装者を食えッ!」

 

 すると、ネフィリムが響と交戦を始めると、それと同時に翼さんとクリスがお互いに別れてこっちにやって来たのだが……

 

「させないデスッ!」

 

「クッ、やはり難しいか……」

 

「癪だけどドクターには手を出させない。先輩は私達が貰う」

 

「悪いがあたしも引く気はねぇんだよッ!」

 

 そして、両者引かない状態で交戦が続く中、俺はただそれを見ることしか出来なかった。でも、やっぱり相性なのか翼さんとクリスは押してる感じがするよなぁ……ん?何かこっちに飛んできて……

 

「え、ちょっ、ま、ぎゃぁぁぁああああッ!」

 

「ネフィリムぅッ!どうしたッ!立てッ!」

 

「りゅうくんの邪魔をする奴は絶対にユルサナイ……」

 

「響さんッ!?殺す気ですかッ!」

 

「ごめんね?りゅうくん……まだ、このギアに慣れなくて。でも、大丈夫だよ。あの忌々しいノイズ擬きは私がぐちゃぐちゃに引き裂いてあげるから……アハ、アハハハハハハッ!!」

 

 この時、俺が見た響のシンフォギアは何故か黒色のギアに変化しており、一方的にノイズをフルボッコにしていた。なんか響が新しい力に目覚めてるんですが……余計悪化してるんですかッ!

 

「ッ!勝機ッ!」

 

「しまっ」

 

 すると、翼さんが隙を見て俺を救出しようとこっちにやって来た。そしたらあの眼鏡がソロモンの杖でノイズ達を召喚して防ごうとしたのだが、翼さんの前では無意味だった。ってうぉッ!?

 

「大丈夫だったか。隆一」

 

「あ、ありがとうございます翼さん」

 

「逃がさな「させるかよッ!」クッ……相性が悪い」

 

 翼さんは俺を連れて急いでその場から離れようとしたのだが、急に緑色の鎌の鎖が俺の腕に絡まって引っ張られた。あぁ……星が綺麗だな……

 

「お兄さんは返して貰うデスッ!」

 

「やはりそう簡単には……」

 

 そうして、翼さんと切歌はお互いに睨み合う。でも、今状況でこのまま行けばきっと響達が勝ってしまうだろう。すると、後ろから大きな足音がこちらに近づいているのが分かった。後ろを振り返ると、そこにはさっきまで響と戦っていたネフィリムがこちらに近づいていたのだ。

 

「ウェルッ!邪魔をするなぁぁぁぁああああああああッ!!」

 

「させませんよッ!この僕の顔をあれだけ殴ったお返しですよッ!」

 

「なッ!?ネフィリムがどうしてここ」

 

 すると、ネフィリムは大きな口を開けて切歌を食べようとしていた。その時に調が何か叫んでいるようにも聞こえ、翼さんやクリスもネフィリムを攻撃しようと構えるが、このままでは間に合わないだろう。……そう、切歌の近くに誰かがいなければ……

 

「フンッ!」

 

「ッ!?お兄さ」

 

 その時、俺は切歌を庇ってネフィリムに食べられる。ネフィリムは俺が口の中に入ったことが分かると、俺をそのまま飲み込んだ。一瞬、響の叫ぶ声が聞こえたが、俺は飲み込まれた為にそのまま胃の中に入る。

 

「ッ!?い、痛てぇ……俺が、溶ける……」

 

 ネフィリムの胃の中はまるで焼却炉のような熱を持っており、俺の体は足から段々痛みと共にゆっくりだが、溶け始めていた。それと同時に、ネフィリムの胃の中には強いガスが発生しているのか、俺の意識を奪ってくる。

 

「あー……今度こそ、死ん……だ……な」

 

 そして、俺は溶け始めてゆく足を見ながら静かに意識を失った。

 

 

 ……りゅうくんが食べられた。私の、大好きなりゅうくんが……いつも隣で支えてくれた人がこんなあっさりにあの化物に食べられたのだ。……許さない、許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さないユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイ…………あの化物だけはこの私が─す。そしたら……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いつものように頭を撫でてくれるよね。リュウクン?

 

 

 

 




ネフィリムに食べられた隆一……(´・ω・`)ネフィリム終わったな。

まだ考え中だけどXVが終わったら書いて欲しいって思うもの。

  • やっぱりXVの後日談ショッ!
  • 並行世界のヤンデレ……見たいだろ?
  • 小日向未来を堕としたい(調編)
  • 俺とペットのワンニャン物語(並行)
  • 書くかどうか未定だがR-18……
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