俺の幼なじみ(響)はヤンデレです。   作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)

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彼女は響よりもヒロインかもしれない。


戦姫絶唱しない日常『未来のニャン♪(前)』

「ただいまー」

 

「あ、おかえり。いっくん」

 

「ただいま未来。響はどうしたんだ?なんかこの前学校帰りに響と会ったら子犬みたいな表情をしながら泣きついてきたんだけど……何かした?」

 

「それは……少しの間、いっくんの家に行くのを禁止にしたからかな?ご飯の準備はもう出来てるから早く食べよ♪」

 

 今日、私は今いっくんの家でお泊まりをすることになった。その理由はもちろん響の抑止だ。最近の響はいっくんに対してエッチなことばかりするのでしばらくの間、私が泊まって響が来ないようにする為の監視としてしばらくの間お世話になる予定なの。……それだけだもん。

 

「今日は……お好み焼きか?それだったらどっちの」

 

「いっくんの好きな広島風だよ。熱々のうちに食べて欲しいなー」

 

「未来の料理は美味しいからな。楽しみで仕方ないよ」

 

「そんな褒めたって何も出ないよ……〜ッ」

 

 私はそう言いながらも、いっくんに背を向けて少し赤くなっている自分の顔を隠す。いっくんはたまに自然に褒めてくる所があるから私も響も毎回ドキドキしながらいっくんと話している。わ、私顔に出てないかな?大丈夫かなッ!

 

「未来?」

 

「ッ!?な、なにッ!」

 

「お好み焼き冷めるよ?」

 

「う、うんッ!それじゃあいっくん食べようかッ!」

 

 

 しばらくして、私達はお好み焼きを食べ終わって雑談をしながらゆっくり過ごしていた。私はいっくんの隣に座って、今日の起こった出来事のことを楽しく聞いていた。

 

「それで響が何かしたの?」

 

「何かしたって言うよりも周りの視線が凄かったよ。俺ってただでさえ全国放送されてるのに、あんな道の真ん中で泣きつかれたらもう色々大変だったよ」

 

「でも、そしたらどうやって響を振り切って家に帰ってこれたの?普通だったら響が来そうなのに……」

 

「とりあえずたまごアイスを買ってあげて頭を撫でながら甘やかしたら上機嫌で帰って行ったな。はぁ……久しぶりにたまごアイスを食べたかったんだが……」

 

 どうやら響はいっくんにアイスを買って貰って、更には頭ナデナデもしてもらったらしい。いっくんはたまごアイスを食べれなくて残念がっているが、私は私で響がそんな羨ましいことをされていることにちょっと嫉妬した。

 

「……ふーん。そうなんだ」

 

「未来、なんか怒ってない?」

 

「別にー。響はいっくんに頭撫でてもらったんだ……ふーん」

 

「急に機嫌悪くなったな。……ってお風呂沸いたか。未来、先に入るか?」

 

「いっくんからどーぞ」

 

 いっくんは私の表情を伺いながらも「分かったよ」と言って、洗面所の方に行ってしまった。そして、少し時間が経った後に、私は段々いっくんに素っ気ない返事で答えてしまったことに後悔し始めた。また、やっちゃった……

 

「いっくんが別に悪いことした訳じゃないのに……。私って独占欲強いのかな?……でも、この後どうしよう。このままじゃあいっくんが不快に思うよね」

 

 そうして、私は考える。本当はこの日のお泊まりを狙って色々準備をしてきたけれど実際には、それがなかなか実行出来なくてため息をつくばかりだった。そして、私はお泊まり用のカバンの中を確認しながらこの後のことを考えている時だった。

 

「あれ?私、こんな服入れてたっけ?下着も私のサイズは合ってるけど、こんなの買った覚えは……」

 

「未来、何してるんだ?」

 

「ッ!?い、いっくんッ!もう上がったのッ!」

 

「あぁ。もう上がったけど、その服は」

 

「な、なんでもないよッ!それじゃ私入るからッ!」

 

 私は急いでその服と下着を持って洗面所に向かう。まさか、いっくんがもうお風呂から上がっているとは思わなかった。私は一応、その急いで持ってきた服を確認してみる。

 

「これって秋桜祭の奴だよね?どうしてこの服が私のカバンに……。で、でも、もうリビングにはいっくんがいるから気まずいし……。でも、これを着るしかないよね」

 

 

 私はあの後、今日の疲れた体をお風呂でリラックスさせた後に下着を着けて、あの服を着た後にリビングに行くといっくんがソファに座りながら本を真剣に読んでいた。

 

「い、いっくん上がった……よ?」

 

「ん?未来上がっ……え?黒猫フード付パジャマ?」

 

「う、うん……その、持っていったパジャマがこれで」

 

「そ、そうか」

 

 いっくんはそう言いながらも私のことをジロジロと見ながら近寄ってくる。な、なんかいっくんの目が……

 

「い、いっくんどうしたの?」

 

「……って言って」

 

「え?」

 

「猫のポーズをとりながら語尾にニャンを付けて欲しい。出来れば今すぐに写真取るから」

 

 どうやら私はもしかしたら何かいっくんの触れてはいけない性癖を刺激してしまったのかもしれない。

 

 

 

 




……( ´-ω- )フッ、まさかの前編と後編で分けるとは……
「なんでッ!未来の方がヒロインみたいなのッ!私だって魅力とかりゅうくんの愛とか色々あるじゃんッ!おかしいじゃんッ!」
いや、だってあなたが間違えて自分のカバンじゃなくて未来のカバンに入れたのがいけないだだだだだッ!!!
「GX……タノシミニシテルヨ?」
あ、はい。
「……私達の出番、あるかしら」
「なんとも言えない」
「仕方ないデスよ」

まだ考え中だけどXVが終わったら書いて欲しいって思うもの。

  • やっぱりXVの後日談ショッ!
  • 並行世界のヤンデレ……見たいだろ?
  • 小日向未来を堕としたい(調編)
  • 俺とペットのワンニャン物語(並行)
  • 書くかどうか未定だがR-18……
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