俺の幼なじみ(響)はヤンデレです。 作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)
「……何故だろうか。昨日、響がいたのに何故かスッキリした感覚がある……もしかして、俺は遂にこの状況に慣れてしまったのだろうか?」
「もう、何言ってるの。そもそも私、響がりゅうくんに何したか知らないけど、響が朝に帰ってきた時に顔がツヤツヤしてたのはどうして?」
「ッ!?い、いやぁ〜……知らないな」
「むぅ、怪しい……」
響のお風呂の件から次の日、昨日とは違って今度は未来の言ったことをしなければならなかった。正直、響とは違って未来はきっとそこまで酷いものではないと信じたい。本当に昨日は役得と言うよりも生殺しの方が正しいよな。
「……で、未来はこんな朝から来るなんてびっくりしたよ。響が俺の家を出てからそんなに経ってないのに……」
「それは……私だっていっくんに色々して貰いたいことがいっぱいあるんだもん。だから、その……待ちきれなくて」
「まぁ、俺からしたら……もう何が起きても素直に受け入れるわ」
「えっと……じゃあ、まずはこの服を着て」
そうして、未来が渡してきたのは執事服と何やら台本らしきものを2つ渡された。この渡されたもので一体何をするのかは分からなかったが、未来が渡してきたと言うことはきっと着なければならないのだろう。
「……これを着たらいいのか?」
「うん。私もいっくんが着替えた後に私も着替えるから早くしてね」
「まぁ、分かったよ」
俺は未来にそう言われた後に、俺は執事服に着替えてリビングに戻る。リビングに戻った時には未来は既に着替えに行っていたので、とりあえず台本を読んで見ることにした。……うん……へー……
「……マジでこれやるの?俺の性格的に絶対に似合わないんだが。なんで俺がドS執事なんだよ。しかも、何か撮影する気満々だし」
「い、いっくん……おまたせ」
「あ、未来。未来が俺にやって欲しいことって……」
「そうだよ。私がやって欲しいことはこの台本通りに1日かけてやって欲しいの。実は他の友達に参考で色々撮って欲しいって言われて……」
「……なら、仕方ないけど」
どうやら、未来がやって欲しいことはこの台本通りに色々やって欲しいとのことだが、正直かなり安心した。昨日の響は響で色々とダメな所があったからやっぱりこう言う時は未来のことがとても安心出来る。
「にしても、本格的だな。未来はドレスを着てて綺麗だし、これなら全然いい」
「ッ!……私、綺麗……そ、それよりも早く始めよッ!いっくんはちゃんと台本通りに言葉とセリフとその動作をやるんだよッ!分かったッ!」
「お、おう。そんなに急かす必要があるか?」
「いいから早くやるのッ!」
「分かった。分かったから……」
そして、俺と未来は俺の家でこの台本通りに演じ始めた。だがしかし、この時俺は最後まで台本を読んでいればよかったかもしれない……
♬
『ふぅ……ただいま。……隆一ッ!何処にいるのッ!』
『未来様、おかえりなさいませ』
『遅いわよッ!この私を待たせるなんて……執事として恥ずかしくないのッ!』
『申し訳ございません未来様。少し、忙しかったもので……』
『私はそんなこと聞いてないの。いいから紅茶の準備をしなさいッ!じゃないとあなたはクビよッ!』
『……かしこまりました。未来様』
『ふんッ!分かればいいのよ。全く、最近は本当にイライラしっぱなしだわ』
『……未来様、少しよろしいでしょうか?』
『何よ?話してみなさい』
『実は旦那様から私に命令をされまして……もし、未来様がこれ以上物に当たるようなことが続けば罰を与えて欲しいと命令されてまして』
『お父様が?それって……キャッ!な、何をするのッ!やめてッ!離してッ!』
『ッチ、うるさいな。俺の指でも咥えてろ』
『ングッ!?な、なにふるのよッ!りゅうひち、あなははくびよッ!』
『隆一?隆一様だろうがッ!』
『ひゃん♡ら、らめヒギィ♡い、痛いのはひゃうん♡』
『……もしかして感じてるのか?未来』
『ッ!?わ、私は感じてなんひゃぁ♡く、びぃはだめぇ♡すっちゃやぁ♡』
『なら……耳はどうだ?』
『あ、だめぇ♡そこよぁいのぉ♡りゅうひち、ゆるさにゃいんだからぁ♡』
『だから隆一様って言ってんだろッ!』
『にゃぁっ♡や、だめぇ……これ以上しばっちゃやぁ♡』
『未来、そんなこと言って……自分の顔がどうなってるか分かってないのか?今、お前はいじめられて喜んでるドMな変態なんだよ』
『ち、がうの♡わ、わたしは……♡』
『なら、これからじっ…くり俺に染めてやるよ。未来……』
『え?だ、だめにゃあああぁぁッッ♡』
『あぁ、最高に美しいよ。未来』
『はぁ♡はぁ♡私は、ぜったいにくっしないんだからぁ♡』
♬
「……未来さん、未来さん。俺、ここまでするとは聞いてないんですが?これマジで他の人に見せるのッ!?なんか色々エッチじゃんッ!」
「…………」
「未来さーん聞こえてますかー」
「えッ!?だ、大丈夫だよッ!ちゃんと聞いてるからッ!」
あれから俺と未来は台本に書かれていたことを同じように演技したのだが、まさかここまで過激だとは思わなかった。ぶっちゃけ、このままだと変なスイッチが入りそうで怖かった。何か……内容もそうだったけど、最初から最後まで未来が喜んでいたような……
「わ、私そろそろ帰るねッ!撮影もしっかり出来てたからッ!じゃあねッ!いっくんッ!」
「えッ!?ちょ、ま……」
すると、未来が急に帰る支度をしてさっさと家に帰ってしまった。……俺はもしかしたら開けてはならない扉を開いてしまったのかもしれない。
「今日は……本当に何だったのだろうか」
(あ、危なかった……私、このままいっくんに攻められ続けられてたら絶対にあの時絶対に堕ちるって思って、ちょっと喜んじゃった。……もしかして私ってMなのかな?でも……)
「ドSのいっくん……よかったな。好きな人に支配されるってこんな感じ、なんだよね。後で私のビデオで確認しなくちゃ♪それから……」
(もし、出来るならもう一回……して欲しいな)
あの、未来さん。満足しましたか?
「もちろん。この後、家に帰ってどんな風に私が染められていくか見たいんだ♪」
……何故だろうか、越えてはいけないラインを越えた気がするんだが。ちなみに友達には見せるんですか?
「えッ!?も、もちろんみ、見せるよッ!」
まさか隆一に嘘を言って自分の為だけに撮りましたね?
「…………」
図星かぁー……
まだ考え中だけどXVが終わったら書いて欲しいって思うもの。
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やっぱりXVの後日談ショッ!
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並行世界のヤンデレ……見たいだろ?
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小日向未来を堕としたい(調編)
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俺とペットのワンニャン物語(並行)
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書くかどうか未定だがR-18……