俺の幼なじみ(響)はヤンデレです。   作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)

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彼は見てしまう。


彼はどの状況でも誘拐される

「君が赤間隆一くんだね?」

 

「ッ!?び、びっくりしたぁ〜。……えっと、あなた達は何ですか?」

 

「風鳴訃堂様がお呼びです。ご同行を願いたいのですが……」

 

「風鳴、訃堂?えっと、誰かは知りませんが知らない人について行くなって親と幼なじみと親友に言われてるので……では」

 

 そうして、俺はそそくさと家に帰ろうとする。俺が話しかけられたのはS.O.N.G.とかでよく見かける黒服の人達だった。でも、俺に用事があるなら別に今じゃなくて良くない?てか、行ったらあの2人が絶対に止めに入ってくるし……

 

「……仕方ありません。散」

 

「「「「「ハッ!」」」」」

 

「えっ!?ちょっ、ま、待てぇッ!いだだだだッ!掴むならもっと優しくッ!」

 

 すると、黒服の人達が俺を捕まえようと強硬手段にでる。まぁ、俺は数人の大人に捕まえられたら抵抗出来る訳がないからな。……てか、なんでこの時にガリィがいないんだよぉッ!ふざけん……あ、ガリィはキャロルにメンテナンスされてくるって言ってたっけ?……はい、詰んだ。

 

「赤間隆一の回収に成功。ただいまより帰還する」

 

「この、暴れるなッ!」

 

「今度はガチもんの誘拐じゃねぇかッ!いやぁ〜ッ!誰かッ!」

 

「騒がしいワケダ」

 

 俺が黒服の人達に誘拐されそうになっている時に女性の声が聞こえた。その声の方に俺は振り向くとかえるのぬいぐるみを持った幼女がそこにはいた。

 

「ッチ、錬金術師だッ!早く車を出せッ!」

 

「えっ?一体何が……」

 

「早く入れッ!」

 

 その時、黒服の人が俺を急いで入れて車を発進させる。残った黒服の人達はそのまま片手に拳銃を構えていて、そこからはもうその黒服の人達が見えることは無かった。

 

「クッ、もう錬金術師がこっちに……早く訃堂様の場所に行かなければ」

 

「あ、あのッ!いきなり何がッ!さっきの幼女は一体……」

 

「悪いが話は後にしてくれ。今は急いで君を安全な──」

 

「悪いけどこの子もらっていくわね〜♡」

 

「ッ!?いつの間にッ!」

 

「ど、どこから出てきフギュッ!」

 

 急に俺がいる車の中に現れたのは褐色の女性だった。褐色の女性は俺を抱えてテレポートジェムを使った瞬間、車ごと全く知らない場所に着いた。……てか、黒服の人いないんですけどぉッ!だ、大丈夫なのか……

 

「は〜い、到着〜」

 

「えっと……もう訳わっかんねぇ」

 

「サンジェルマン何処〜。彼を連れてきたわよ〜」

 

 俺が周りを見ると、よく見るとホテルのような間取りであり、とても落ち着いた部屋だった。すると、その部屋の手前のドアが開かれて白髪の女性がタオルを巻いた状態で現れた。……タオル1枚、だと?

 

「カリオストロ。随分早かったな」

 

「ちょ、ちょっとサンジェルマンッ!なんで服を着てないのよッ!」

 

「いや、私は少しシャワーを浴びてな。替えの服は誤って部屋に置いていってしまってな」

 

「えっと……」

 

「ッ!?フンッ!」

 

「グホォッ!……お、俺悪くないやん……ガクッ」

 

「ふぅ、気絶したわね。……サンジェルマン、早く着替えて」

 

「…………」

 

「サンジェルマン?」

 

「だ、男性がいたのか……」

 

「あー……その、ごめんなさいサンジェルマン」

 

「ッ〜〜〜……」




「ハッ!またりゅうくんが誘拐された気がする……」
「響?どうしたの?」
「りゅうくんがまた連れていかれた気がするのッ!早く助けなくちゃッ!」
「落ち着いて響。まずはGPSでいっくんの居場所を確認して、本部の情報を駆使していっくんを見つける方が早いよ」
「うんッ!そうだねッ!」
……これが……愛……なのか。

まだ考え中だけどXVが終わったら書いて欲しいって思うもの。

  • やっぱりXVの後日談ショッ!
  • 並行世界のヤンデレ……見たいだろ?
  • 小日向未来を堕としたい(調編)
  • 俺とペットのワンニャン物語(並行)
  • 書くかどうか未定だがR-18……

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