俺の幼なじみ(響)はヤンデレです。   作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)

7 / 98
彼は逆に落ち着いている。


彼はやがて融合症例となる

──ピッ…ピッ…ピッ……

 

 俺は意識が戻るにつれて目を覚ます。俺は周りを見ると、外の光は全てコンクリートによって遮られており、手足には手錠が施されていた。そして、周りをよく見ると沢山の機械がそこに置いてあり、その機械から緑色の液体が管を通して俺の体内に注入されていた。……え、薬物じゃないよね?やばい薬じゃないよねッ!?

 

「え、なにこの状況。って痛ッ、さっきから胸が痛いし、急に吐き気が……」

 

「やっと目覚めたか。赤間隆一」

 

「ッ!?あなたは……え、マジで誰。俺の知り合いにこんな痴女なんて知らないぞ」

 

「誰が痴女だッ!……フン、まぁいい。貴様は今は私の融合症例としての実験体になって貰う。しばらくの間は吐き気や頭痛を引き起こすだろうが死ぬことはないと思うが、大体3割と言った所か……」

 

 その女性はそう言って、何かの機械の電源を入れて何かし始める。……え、ちょっ、注射器がこっちに向かって来るんですけどぉッ!?しかも俺の体よく見たら胸の部分がなんか入っちゃいけないデカい欠片か何かがぶっ刺してあるんだけどぉぉぉぉおおおおおッ!!

 

「安心しろ。中身はただのLiNKERだ。あのアメリカの実験はあまり気に入らなかったが、まぁこのような副産物があったことには私としてはラッキーだったな」

 

「は、話をしよう。あれは今から……」

 

「話も何も、貴様はモルモットだ。口答えをするな。……それと、貴様の体に埋め込んだ物はさっきネフシュタンの鎧から少し拝借したものだが理論上は問題ない。……それでは私は用事があるのでね」

 

「なッ!?ま、待ってッ!せめてこの注射器を止めてからでもッ!あ……」

 

 こうして、俺はモルモットとして実験が開始された。

 

 

 1日目、俺ただひたすらに吐き気と頭痛、寒気が酷くて血を吐いた。血液の量半端ないぐらい口から出たんだが、これ貧血に絶対なるな。

 

 

 

 

 2日目、最初の頃よりも良くはなったが、依然として状況は変わらなかった。家が恋しいが、よく考えたら響やばくない?まだ2日だけど、響が暴走を始めたら色々とやばいような……

 

 

 

 

 3日目、頭痛や痛みも大分慣れてきて、余裕が出てくるようになった。多少の痛みがあるものの、何不自由なく過ごすことが出来た。しかし、娯楽ぐらいは欲しいよな。

 

 

 

 4日目、遂に痛みや吐き気、頭痛などは無くなって元気になった。心做しか普段の疲れなどが大分ほぐれたような気がしたが、またその女性が現れて緑色の液体を俺の中に注入した。お陰でまた吐き気と頭痛が出てきてしまった。クソッタレ。

 

 

 

 5日目、よくよく考えたら俺誘拐されてるんだよな。なんか手錠とか機械とか馴染みがあって、逆に違和感がなかったからその女性に言って見たのだが「貴様はよくあの融合症例を制御出来ていたな」とため息をつきながら、俺を見ていた。慣れって大事だよ?

 

 

 

 6日目、体が嘘のように馴染んできた。そしたら、その女性は急に俺の腕に切り傷をつけて様子を見ていたら、なんか勝手に再生し始めたのだ。しかし、その途中でクリスタル見たいなのが出てきて、急いで緑色の液体を入れられた。もうあれ麻〇の類か何かだろ。

 

 

 

 7日目、体も何もかもが完全に馴染んできてしまって、俺は人間かどうか分からなくなってきた。一応逃げようと思ったんだが、下手に逃げたら俺が死ぬんじゃないかと思ってやめた。……所でなんか上で音が凄いけど何かあったのか?

 

 

 あれからどれくらい経っただろうか。この部屋には時計もなく、窓もないので昼か夜か待ったく分からない状況が続いていた。俺の体感ではそろそろ2週間は過ぎていると思うが、それでも俺は未だにこの部屋から出ることは出来なかった。俺の体、遂には胸にあったデカい欠片を飲み込んで何もなくなってるけど、人間辞めちゃったかなぁ……

 

──ギィィ……

 

「……なるほどこの結果になったか。まさか貴様がネフシュタンの欠片と融合するとは思っていなかったが、まぁいいだろう。お陰で私も遂に力を手に入れることが出来た。喜ぶがいい、終焉の巫女の力になったのだから」

 

「えっと、1つ言ってもいいですか?」

 

「なんだ?早くしろ。貴様を誘拐したのでな、そのせいで私も色々と忙しいのだ。カ・ディンギルを早く起動させなければ……」

 

「分かりましたよ。手短に言いますね?響、どうしてます?」

 

「お前を手当たり次第に探している。私としてはノイズを出す度にすぐにやってくる融合症例にはうんざりしてるがな。……行くぞ」

 

 この瞬間、俺はただ一言……それだけが頭に浮かんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 うん。俺、見つかって響に捕まったら搾られるやつだこれ。

 

 

 




赤間隆一
ネフシュタンの欠片・B+〈フィーネによって強制的に埋め込まれた。尚、完全聖遺物ネフシュタンの欠片でもシンフォギアになることはない。再生能力はかなり高くなっており、ノイズ程度なら触れても問題ない〉

まだ考え中だけどXVが終わったら書いて欲しいって思うもの。

  • やっぱりXVの後日談ショッ!
  • 並行世界のヤンデレ……見たいだろ?
  • 小日向未来を堕としたい(調編)
  • 俺とペットのワンニャン物語(並行)
  • 書くかどうか未定だがR-18……
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。