俺の幼なじみ(響)はヤンデレです。   作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)

71 / 98
彼は衝撃を与えられる。


彼は告白する

「ねぇ、いっくん?」

 

「な、なんでしょうか未来さん……」

 

「いい加減、私と響……どちらがいいか決めて欲しいの」

 

「み、未来……」

 

「響も響だよ。今回で私も分かったの。本当ならいっくんは死んでもおかしくないほど酷い目にあって……この先、何があってもおかしくない。だから……いっくんの言葉で聞かせて」

 

 現在、俺達は今俺の家の中で響、未来が座り、向かい側に俺が座る配置だ。……いや、流石に時間も合わせて3人だけで大事な話って言ったらもう、アレしかないよな。

 

「……えっと、今じゃないといけないか?」

 

「こうでもしないと絶対に引きずるでしょ?……私はどんな答えでもちゃんと受け止めるから」

 

「未来ッ!……それは」

 

「響ももう分かったでしょ?私、2人のあんな姿を見て耐えられなかったの……だからッ!……こうしていっくんにその答えを出して貰うの」

 

 きっと、未来は本気だ。正直に言えば、俺はまだその覚悟なんて1つも出来てないし、きっと響だってそうだろう。でもここまでされて答えないのは1番ダメだと思っている。だから……

 

「……分かった、正直に答える。だけど、俺はその答えに決して後悔はしてないから」

 

「りゅうくん……本気なの?私、まだ早いと思うけど」

 

「いや、俺も今回で流石に分かった。だから正直に言うよ」

 

「本気なんだねいっくん……なら、私も準備するから」

 

「あぁ。俺は本気だ……だから今ここで俺はッ!」

 

「「響ッ!お前に告白するッ!(それじゃあ、いっくん婚姻届にサインして)」」

 

 ……ン?

 

「み、未来ッ!そんな、早すぎるよ〜……」

 

「ダメだよ響。こういうことはしっかりと外堀を埋めないとダメなんだから」

 

 …………ンン?

 

「で、でもぉ〜、私ドキドキしちゃって……もう無理だよぉッ!」

 

「大丈夫。私がちゃんと見守ってあげるから……もし、響がいっくんを嫌いになったら私が……「未来ッ!」なら響も覚悟して座るッ!」

 

「うぅ……はい」

 

 ンンンンンンンンンンンンンンンッ!?!?!?

 

「ちょ、ちょっと待ってくれッ!てか、待ってくださいお願いしますッ!ど、どう言うことだよッ!婚姻届?外堀?あ、ダメだ頭痛くなってきた……」

 

「それじゃあ、いっくんそのままここの欄に名前を書いて……」

 

「あ、分かった。えっと、名前は赤間隆……じゃないわッ!」

 

 とんだノリツッコミをしてしまった。俺が訳もわからずに少しだけ落ち着いた後に状況をとにかく整理しようと考えた。……そうだそうだ、俺は2人の前で……いや、正確にはこれから響に好きだと告白する予定だったはずなのに、気がつけば未来に婚姻届を書かされそうになっていた……うん、やっぱりおかしい。

 

「ちょ、ちょっと状況を整理させてくれ……俺は今響に告白しようとしてたよな?」

 

「……そうだよ。いっくん」

 

「……なんか怒ってません未来さん?」

 

「そりゃ怒るに決まってるでしょ。もし、他の女だったらいっくんを殺して私も死ぬ予定だったし……それに、私は響の親友だから好きな人と結ばれるなら応援したいの。……最悪、響に飽きちゃったら私が寝取ればいいし

 

 ……何かとんでもないことを言ったような気がしたが、それは置いといて……そもそも何故婚姻届まで来てしまったのか、何故俺が好きな人が響だと分かったのか、それが1番聞きたかった。

 

「まぁ、その……未来が俺のこと好きなのは嬉しいけど、俺は響が好きだしさ」

 

「ッ〜〜〜りゅうくんッ!」

 

「うわッ!?ちょ、響ッ!」

 

「えへへ〜♡りゅうく〜ん♡」

 

「……響ばっかりずるい」

 

「たく……でも、なんで俺が響のこと好きって分かったんだ?俺、数人程度にしか言ってないはずなんだが」

 

「あ、それならお父さんがお酒飲んでる時の愚痴で言ってから」

 

 お義父さんかよ……一応1つは分かったけど、そもそも婚姻届はダメだろ。そもそもとしてこれはおかしいッ!……いや、そもそもヤンデレの発想が俺に分かる訳ないか。

 

「でも、どうして婚姻届なんて……」

 

「それはもちろんッ!私がりゅうくんと結婚したいから……かな♡」

 

「……フッ、色々と過程をすっ飛ばしてるんだよねー」

 

「そうだね。いっくん……でも、私は愛人でもいいって思ってるの」

 

「未来はそのままの未来でいてくださいお願いしますッ!」

 

「ふふっ、冗談だよ」

 

「冗談に聞こえないんだよなぁ……」

 

 こうして、俺の……いや、今回の事件は本当に終わりを告げた。今回はまた捕まったり、眼鏡に会ったり、響が覚醒したり、俺が変態じみたことしたりと色々あったが、結果オーライだろう。でも、1つだけ違うとすれば……

 

「えへへ〜りゅうくん♡」

 

「ん?何、響……」

 

「大好きだよ♡」

 

「……そうだな」

 

 きっと、響との関係が変わったことだ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、ちなみに俺、まだ17歳だから婚姻届出せないぞ?」

 

「えッ!?そうなのッ!」

 

「あー……そういえばそうだった。ちょっと忘れてた」

 

 この先、前途多難だなぁ……

 

 




AXZ編……終わりぃッ!後は日常書いてXV編の準備だぁッ!
「……嫌な予感がするんだが」
大丈夫、大丈夫。今回はあ……いや、無理かな。
「いや、無理っておかしいだろッ!普通に書けよッ!」
ヤダ。
「シンプルな拒絶ッ!?」

まだ考え中だけどXVが終わったら書いて欲しいって思うもの。

  • やっぱりXVの後日談ショッ!
  • 並行世界のヤンデレ……見たいだろ?
  • 小日向未来を堕としたい(調編)
  • 俺とペットのワンニャン物語(並行)
  • 書くかどうか未定だがR-18……
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。