俺の幼なじみ(響)はヤンデレです。   作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)

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彼は逃げに徹する


彼のせいで物語は変わる

「やめ──だッ!立─ッ!」

 

「お──カッ!──ま─だとフ───の思うつ──ぞッ!」

 

「離─ッ!私───人を助け──だっ─ら────構わ───!離────ええええ───ええッ!!」

 

 俺はしばらくの間、あの男性の一撃を食らってからどうやら気を失っており、たった今目が覚めた。しかし、まだ目覚ましたばかりで周りの音が微かにしか聞こえなかった。なんか聞き覚えのある声がするような……

 

「りゅうくんを離せッ!うぉりゃあああああああああッ!」

 

「この私を倒すのか?生ぬるいッ!」

 

「ッ!?」

 

「下手に動かないほうがいいぞ?こいつの心臓を簡単に貫ぬくことが出来るのだからな。貴様ら3人は黙ってカ・ディンギルにより月を撃ち落とす様をしかと見るがいいッ!」

 

 そう言って、高らかに笑う了子さん。え?何、どうゆう状況ッ!?いつの間にこんなラスボスシーンに突入してんのッ!てか、向こうにいる3人は歌手の翼さんに前の……そ、そうだッ!弁当の女の子だッ!後は……響ッ!?ウッソだろお前……

 

「あぁ、もうすぐ……もうすぐあの方に……」

 

「クソッタレッ!あたし達は黙って指をくわえて見てるしかないのかッ!」

 

「すまない奏。私にもっと力があれば……」

 

 もう勝ち誇っている了子さんに対して、あの2人は絶望状態に陥っていた。……もしかしてやばい?そう思いながら俺は響を見る。響は俺を助けようと機会を伺っているがそれが出来ない状態が続いていた。幸い、手足は縛られておらず、逃げようと思えば逃げれることに気がついた。この状況を何とかする策はただ1つ……

 

「逃げるんだよォ────ッ!」

 

「なッ!?貴様、目覚めていたのかッ!」

 

「ッ!?今だッ!作戦通り行くぞッ!」

 

「後は任せたッ!立花はあの男を」

 

「りゅうくぅぅぅぅぅぅぅぅんッ!!」

 

 俺は了子さんが別の方に視線が向かっている隙をついて逃げた。体の方はあの時脊髄のほとんどが折れる音がしていたが、どうやら治っていたようだ。そう考えると完全に人間辞めてることがはっきりしたが、俺が了子さんから離れたと言うことは、もちろん俺は自由になったと言うことだ。だからもちろん響が助ける訳で……

 

「りゅうくんだぁ……りゅうくんの声、りゅうくんの匂い、りゅうくんの感触、よかったよぉ……」

 

「ちょっ、響……くるし……」

 

「チッ、逃がすかッ!」

 

「させんッ!今のうちだ、雪音ッ!」

 

「これがあたしの全力だぁぁぁああああああッ!!」

 

「なッ!?しま」

 

 この時、弁当の女の子は急に歌い始めてどデカいミサイルを発射した。それを了子さんが止めようとムチで撃ち落とそうとするが、それを翼さんが近代的な刀でそれを防ぐ。そして、そのミサイルはそのまま、了子さんが言っていたカ・ディンギルに直撃した。しかし……

 

「……フフ、フハハハハハハハハハハハハッ!!カ・ディンギルはまだ崩れていないッ!そして、もうカ・ディンギルの準備は出来たッ!私の勝ちだッ!」

 

 そして、カ・ディンギルは月にめがけてもの凄いエネルギーが月へと発射された。それにより、月はそのエネルギーの塊を受けて3割程度が破壊された。正直、この事態に状況が追いついてないんですが、俺だけもの凄く置いてけぼり感が凄いんですがぁッ!?

 

「月が……」

 

「チッ、もうダメか……」

 

 あの2人は月が欠けたことにとても悔しがっていたが、そんな中で了子さんは目的を達成したにも関わらず、その表情はとても驚いていた。

 

「……何故だ、何故月が完全に破壊されていないッ!どういうことだッ!」

 

「……ってことは」

 

「まだ、私達の負けではないと言うことか」

 

「私の計算は完璧のはずだッ!何故月への軌道がズレたのだッ!」

 

 そう言って、叫ぶ了子さん。俺はあの弁当の女の子のミサイルによって傾いたことは分かるのだが、どうしてそのカ・ディンギルは逸れたのか、それはただ1つ……実は、知らない間に出来ていた地面のクレーターが1番の理由だったからだ。地面には沢山の殴った後や、蹴りによって様々な場所がひび割れしており、それが原因だと俺は予想している。何故かって?それは……

 

「おのれッ!まだだ、まだ終わっていないッ!次の装填を……」

 

「ッ!?させねぇよッ!フィーネッ!」

 

「あなたを捕縛します。櫻井女史……」

 

「あの、ちょっといいですか?」

 

「「「なんだッ!」」」

 

「カ・ディンギル倒れて来てますけど、大丈夫ですか?」

 

「「…………」」

 

「なんだとッ!?どうしてそんなことが……ッ!この地面のクレーター……そうか、貴様かッ!立花響ッ!」

 

「えへへ〜♡りゅうくんだぁ〜♡久しぶりのりゅうくんの匂い〜♡」

 

「……うん、響。とりあえず助けてくれたのは嬉しいけど、シリアスシーンではちゃんと戦おうね?」

 

 この発端を作ったのは響だったからである。俺は多分気絶していたから分からないが、多分俺が気を失っている間3人が了子さんと戦っていたのだろう。しかし、了子さんが俺を誘拐しているのを響が知って、暴走しながら攻撃を外す度に地面を破壊し続けて、このあたりの地盤が緩んだのが原因だと俺は思っている。まぁ、当の本人はさっきからあの壮大なシーンがあったにも関わらず、響は俺を抱きしめて戦いに参加せずに幸せそうに俺を抱きしめていた。結論から言わせて貰いますけど……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 響、俺の知らない間になんでそんな強くなってるん?

 

 

 




カ・ディンギル、クリスのミサイルと響の地面のクレーターにより、地盤が緩み倒れ始める。……いや〜隆一が気を失っている間に響はどれくらい暴れていたのかなぁ〜HAHAHAッ!
「りゅうくんを返せェッ!」
──ドゴォン
((あの男の事になると暴走するな……))

まだ考え中だけどXVが終わったら書いて欲しいって思うもの。

  • やっぱりXVの後日談ショッ!
  • 並行世界のヤンデレ……見たいだろ?
  • 小日向未来を堕としたい(調編)
  • 俺とペットのワンニャン物語(並行)
  • 書くかどうか未定だがR-18……
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