俺の幼なじみ(響)はヤンデレです。   作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)

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並行世界からの手紙……その3。


RYUICHIの義理の妹は天使である

 とある日の午後、俺はこの日は休日であった為ゆっくり部屋で過ごそうと考えていたのだが、スマホでマリアさんから連絡が来たのでとりあえずファミレスで合流することになった。……あれ?このデジャブ感……まさかな。

 

「……来たわね隆一」

 

「あの、用事って……あー……はい、もう分かりましたよ。手紙ですよね、手紙」

 

「……一応説明すると並行世界のセレナ、私の妹よ。その子が貴方宛に手紙を渡して来たの。もちろん中身は見てないわ」

 

 今までの経験上、並行世界から手紙が来ることは度々あった。だが、その中身のほとんどが普通ではなかったのだ。考えてみよう、響はまだ分かる方だ。一応幼なじみであの事件があったことは分かる。だが、俺はまだ会ったことのない奏さんの場合はどうだろうか?てか、俺はどうやって奏さんに出会ったんだよ。そして、何よりも──

 

「……マリアさん、俺はマリアさんの妹さんと全く接点がないですよね?」

 

「えぇ、私だってあの時が初めて見たのがライブの時だったんだから」

 

「……とりあえず手紙、読んでみますか」

 

「え、えぇ……」

 

 そして、俺はその手紙の封を開けて中に入っていた紙を読み始める……

 

 

 やぁ、初めて。私は赤間隆一だ。と言っても君の世界とは少しだけ時間のズレがあるようだね。私の年齢は今は23歳だ。実はこの世界に来た時にズレが生じたらしくてね、今は私はもう大人になっているんだ。話は戻るが、私は実は誘拐されてアメリカのF.I.S.で働いてるんだけど、もちろんその施設から育ってナスターシャ……そちらの世界にいるかどうかは知らないが、その人に厳しく育てられたんだ。話は戻るが、実はね──

 

「隆一兄さんッ!」

 

「ん?あぁ、セレナか。どうしたんだい?」

 

「最近、隆一兄さんとあまり会ってないから……寂しくて」

 

「……そうか。なら今から少しだけ休憩しようかな」

 

「え、でも仕事は……」

 

「仕事は後でまとめてやるよ。今はセレナとゆっくりお話したいからね」

 

 この子が僕の妹と言っていいのか分からないが、名前はセレナ。俺と時期が違うがこの施設で過ごしているシンフォギア装者の1人だ。この子には姉が昔はいたんだけど、ちょっと少し前に亡くなってね……それで、今はナスターシャと私でセレナの一応保護者の立ち位置だったんだ。けど、最近は──

 

「ねぇ、隆一兄さん」

 

「どうしたんだい、セレナ」

 

「私、隆一兄さんの赤ちゃんを産みたいのッ!」

 

「グフッ!?……ど、どうしてかな?」

 

「あのね、私他の研究者の人達にどうやったら隆一兄さんに好きになって貰えるか聞いてみたの。そしたらね、1人の研究者さんが『既成事実を作っちゃえば万事解決よッ!』って言ってたの」

 

 ……とりあえず、これはセレナの教育上良くないからナスターシャによく言って貰おう。しかし、その前にまずこの知識を何とかしないといけないな。

 

「セレナ、赤ちゃんはどうやって産まれるか知ってるかい?」

 

「……分かりません」

 

「赤ちゃんはね?大人になってからじゃないと産まれないんだよ」

 

「どうして、ですか?」

 

「セレナの体はまだ子供だから、大人にならないと危ないんだよ。だから今はダメなんだよ。分かった?」

 

「…………」

 

 私はそう言って、セレナに言い聞かせる。よく考えてみれば、まだセレナは子供で大人になるまでに様々な経験を知っておかなければならない。だが、このF.I.S.の研究者達は何を思ったのか、やたらとセレナと俺をくっつけたがっているのだ。しかも、そんな状況がいつまでも続けば、ロリコン認定間違えなしである。……でも。

 

「……私が子供だからダメなんですか?私は隆一兄さんのことが大好きなのにッ!」

 

「……セレナ?うおぁッ!?」

 

──ガシャーンッ!

 

「せ、セレナッ!ず、ズボンを脱がそうとするなッ!こんなの見られたら……」

 

「ヤダヤダッ!私は隆一兄さんはいつも私の気持ちをはぐらかして、今日は絶対に私のことも好きになって貰うもんッ!」

 

「だからって、何ズボンを脱がそうとするんだッ!」

 

「男の人はここを触ると気持ち良くなるって研究者の人達が言ってたもんッ!」

 

 何故だろうか……とんでもないことになってしまった。いや、最近はこういったことが多いのだが、こんな状況を見られれば確実に……あっ。

 

「ま、まぁッ!な、何してるのッ!」

 

「い、いや……これには訳が……」

 

「隆一兄さんは他の人を見ちゃダメッ!」

 

「ちょ、セレナッ!や、やめ……」

 

「こ、これは……セレナ見守り隊に報告しなければッ!」

 

「いや、それは本当にやめろおおおおおぉぉぉぉぉッッッッッ!!!!!」

 

 ……と、まぁ……最近はこんな感じで社会的な物が穢れた研究者の手によって天使が少しずつ小悪魔に変わっています。もし、貴方の周りにそんな穢れた大人がいないことを祈ります。

 

 

「…………」

 

「……えっと、どうしたのかしら隆一」

 

「マリアさん、貴方は素晴らしい人です」

 

「え、あ、ありがとう……」




……以上セレナでした。

まだ考え中だけどXVが終わったら書いて欲しいって思うもの。

  • やっぱりXVの後日談ショッ!
  • 並行世界のヤンデレ……見たいだろ?
  • 小日向未来を堕としたい(調編)
  • 俺とペットのワンニャン物語(並行)
  • 書くかどうか未定だがR-18……
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