アーマードコア4 一羽の鴉   作:メビウス1

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タイトル通り、汚い企業が出てきますよ


オーメル社の老人

暗い会議室に円卓を囲んで男たちの姿があった。

彼らはエミールが腹黒企業と呼んでいるオーメル社の老人と幹部たちである。

「では、今回も会議を始めよう…初めに、例の件どうなっている?」

老人がそう言いと、司会役の幹部が資料を持ち立ち上がる。

「例の件。アレックス・オルフェウスとマグリブ解放戦線の件ですが、既に知っての通り我々のコントロールから離れ、利用できなくなったマグリブ解放戦線の消去も兼ねて新人リンクス。アナトリアの傭兵。アレックス・オルフェウスの力を調べるため、マグリブ解放戦線の重要拠点である、旧ゲルタ要塞とエレトレイア城塞の襲撃依頼を送りました。3日前に旧ゲルタ要塞を襲撃しました」

会議室に設置されているモニターに、オーメル社所属の偵察部隊が、旧ゲルタ要塞の襲撃を撮影した映像が映される。

エミールの読み通り、オーメル社は利用できなくなったマグリブ解放戦線の消去を兼ねて、アレックスの実力を見るために二つの依頼を送っていた。

「作戦エリア侵入と同時に一気に旧ゲルタ要塞に接近するためOBを起動し、防衛ラインを強行突破。しかし、ファイバーフロウとバカモールの反逆の連絡が入ると撤退するどうか迷った模様ですが、そのまま任務を継続。旧ゲルタ要塞の主力防衛部隊のノーマルを1分足らずで全滅させます」

老人と幹部たちはただ黙ってモニターに映っているアレックスの戦い方を見ていた。

ACで7機のノーマルを1分足らずで全滅するのは凄い。

だが、ネクストACで7機のノーマルを1分足らずで全滅させるのは当たり前である。

そのため、老人と幹部たちはこの時点でアレックスの評価は出していなかった。

「その後、反逆者の1人、リンクス、ナジュージタ・ドロウ。ネクスト、ファイバーブロウが作戦エリアに進入し、アレックス・オルフェウスと交戦状態に入ります。最初は苦戦していたものの、その後、逆転。ファイバーブロウを撃破しました」

老人と幹部たちは話を聞きながらアレックスとナジュージタの戦闘をじっくり見ていた。そして、あのシーンに入った所で老人と幹部は驚きの顔をする。

「一ついいか?」

そのシーンを不審に思った老人は司会役の幹部にそのことについて聞いた。

「なんでそうか?」

「なぜあの時、空中でグレネードが爆発したのだ?」

そのシーンとはやはりアレックスがライフルでグレネードを起爆したシーンである。

その事を、既に知っている司会役の幹部だが、やったことがやったことなので、非常に言いにくかった。

「なんだ?わからないのか?」

「い、いえ。わかっていますが…その…非常にありえないことですが…ライフルでグレネードを狙い撃ちしたみたいです」

「…はぁ?」

「ですから、ライフルでグレネードを狙い撃ちです」

「…本当かね?」

「本当です。もう1隊の偵察部隊が、その瞬間を撮っていました」

このことを聞いた老人と幹部たちは司会役の幹部が冗談を言っているだと思った。

だが、モニターにはしっかりとライフルでグレネードを狙い撃ちした瞬間の映像を見た老人と幹部たちは唖然とした。

いち早く立ち直った一人の幹部はすぐさま、司会役の幹部にあることを聞く。

「こ、こんなことが出来ると言うことはAMS適性は高いのか?」

その幹部はライフルでグレネードを狙い撃ちしたことから、アレックスは極めて高いAMS適性の持ち主だと考えた。だが…司会役の幹部の返答は違っていた。

「これも…信じがたいことです…アレックス・オルフェウスはイレギュラーのアマジーグと一緒で、極めて低いAMS適性です。しかも、アマジーグとは違い致命的な精神負荷を受け入れずにあの動きをしています。今、アレックス・オルフェウスの資料を配ります」

司会役の幹部はアレックスの資料を老人と他の幹部たちに配り、その資料を見た老人と幹部達はアレックスのAMS適性を低さに驚きの顔をする。

「これは…本当なのか?この適性で…しかも、精神負荷を受け入れずにあの動きをしているのか?」

「はい。信じられませんがこれが事実です。私も最初は何かの間違いかと思いましたが…パックスで正式な検査の結果なので間違い無いです」

もはや、老人と幹部たちはアレックス・オルフェウスという人物は本当に人間なのか思い始める。

だが、それと同時にアレックス・オルフェウスというカードを手に入るなら最高な戦力になり、我々の利益ために動いてくれると思い始める。

「これほどの低い適性で、しかも、精神負荷を受け入れずになぜ、これ程の動きが出来るのか理由はわかっているのか?」

「理由についてはわかっています。ネクスト、レイヴンに搭載されているAMSは我々企業が一般的に使っているAMSとは違い、パイロットに掛かる負荷が少ない低負荷AMSという物を使用しているからです。この低負荷AMSは一般的のAMSの負荷を80%までカットしています。しかし、その代償で一部の操作がマニュアル操作になっており、これを作った今は亡きクルト教授はレイヴン、ノーマル上がりのパイロットじゃなければ扱えないと言っていました」

「うむ…つまり、アレックス・オルフェウスは元レイヴンかノーマルのパイロットというわけか…この資料には経歴が書いていないが。経歴は不明なのか?」

「はい。アレックス・オルフェウスの経歴は一切不明です。…ですが、心当たりは一つだけあります」

「…伝説のレイヴン。アレックス・オルフェウスか」

老人がそう言うと司会役の幹部は頷く

「現状だと、その可能性が一番高いかと」

「だが、伝説のレイヴンは鴉殺しのアンジェにやられたはずだ」

伝説のレイヴンと言われたアレックス・オルフェウスは国家解体戦争時にレイレナード社所属リンクスアンジェ。ネクストオルレアに撃破されていた。

もっとも、その時はACがネクストの右腕を切断まで追い込んでいたため企、業はアレックス・オルフェウスが改めて伝説のレイヴンだと実感した一方で同時にアレックス・オルフェウス自分たちの戦力に入れるべきだったと、悔やむ企業もいった。

「これは少し調べる必要が出て来たな…伝説のレイヴンがどこでやられたのか」

「ですな。もし、アナトリアの付近でやられていた場合リンクスのアレックス・オルフェウスと伝説のレイヴンのアレックス・オルフェウスが同一人物の可能性が一気に高まる」

「わかりました。速急に調査します…うっ?失礼」

司会役の幹部は自分の携帯が鳴っていることに気付きポケットから携帯を取り出し、電話に出る。

「私だ。なんだ?…わかった。そうだ、映像をこちらに繋げることはできるか?…わかった。すぐにやってくれ」

司会役の幹部は携帯を切り、老人と幹部たちの方を見る

「先程、アレックス・オルフェウスがエレトレイア城塞に攻撃を開始したそうです。偵察部隊がすでに撮影を開始しているのでモニターに映すことができますが、どうしますか?」

「では、映してくれ」

「わかりました」

司会役の幹部はモニターを操作し、偵察部隊が撮影している映像をモニター繋げた。

 

 

「ちぃ、思った以上に視界が悪い」

砂嵐の中、エレトレイヤ城塞に進撃しているアレックスだが、作戦前に予測されていた砂嵐が予想以上に強く視界はアレックス想定した以上に悪くになり、目視での敵機発見出来ないうえ、光学ロックもかなり近づかないとロックが出来ないほどである。

こうなった以上頼りになるのはオペネータ―であるフィオナのサポートとレーダーだけである。

しかし、それは敵も同じであり、先程から敵の攻撃はミサイル攻撃を中心とした攻撃ばかりで、射撃攻撃はあまりない。また、ミサイルもレーダーを頼ってその座標にミサイルが弾着するように設定されているのか、ミサイルの誘導力がない。

《前方に敵ノーマル4機です!》

「了解」

フィオナの情報とレーダーで敵の位置をだいたい把握し、RF-R100を発砲。

そして、すぐにレーダーから2機の反応が無くなる。

《バカな!この砂嵐の中でここまで精確に当ててくるだと!》

《レーダーを頼っても、ここまで精確な射撃が出来るはずが!?…くそ!》

残った2機のノーマルも、レーダーを頼りにバズーカを撃ち込むが全て外れる。

《クソ!当たらない!…しまっt―――》

「遅い」

砂嵐の中からネクストレイヴンが出て来たことに驚いた、ノーマルのパイロットは慌ててバズーカを撃ち込もうとするが、それより早くアレックスがすれ違いざまにそのノーマルをレーザーブレードで切断。

最後のノーマルは無視し、エレトレイヤ城塞に向かう。

《こちら第4部隊!第4部隊は自分以外は全てやられた!敵ネクストの侵攻止められません!》

「フィオナ。エレトレイヤ城塞まであとどのくらいだ」

《間もなくです…アレックスさん!右です!》

《ハラショ――――――ッ!》

「うぉ!!」

「フィオナの警告を聞き、レーダーに急速接近してくる機影を確認し、アレックスはとっさにQBで回避機動を取る。

その直後、凄まじい大きな声が通信機から上がった。

本来であればヘッドオンから耳に大ボリュームの音を喰らえば誰でも多少動きが鈍るか、最悪動きが止まるはずである。

だが、アレックスはそれを耐え回避機動を続けた。

その数秒後、アレックスの近くに大爆発を起こす

「(今のはロケット…それに、このスピード…ネクストか)ちっ!」

そこから、さらにミサイル、バズーカがありったけ、アレックスに襲い掛かる。

連続QBでそれらを回避しようとするが、全てを避けることは出来ず、何発か被弾した。

いくつかはPAで防ぐが、先程のロケットの爆風でPAが不安定になっており、一部の攻撃がPAを貫通。

レイヴンに多少の損傷を受けるが、戦闘は継続可能であった。

《アナトリアの傭兵…悪いがここでくたばってもらうぞ!》

《奴が罠にはまった!撃て!撃て!》

《9時の方向に!敵ネクストバガモール及び多数のMT、ノーマルです!こんな数いつの間に》

「砂の中に隠れていたか」

アレックスは連続QBで回避機動をしつつ、OGOTOを展開。

MT、とノーマルが多く固まっている所を素早くレーダーで確認し、そこにグレネードを撃ち込み、2機のノーマルと8機のMTがグレネードの爆発に飲み込まれ大破する。

続いて、爆風から逃れた1機のノーマルに急速接近し、レーザーブレードでコアを突き刺す。

《ハラショ――――――!》

「うぉ!またか…」

再度、通信機から大ボリュームが上がり、アレックスは急いでその場から離れるが、一発のロケットが命中。

ロケット自体はPAが防ぐが、爆風でPAが削れ、機体にも少しダメージが入る。

「まともに喰らったら不味いな…だが」

レーダーでバカモールの位置を確認し、グレネードを撃ち込む。

バカモールはグレネードを回避するが爆風は避けきれずPAが削れる。

《うぉ…なかなかやるではないか。この砂嵐の中でここまで正確な射撃が出来るとは》

ポリスビッチはアレックスの精確な射撃に下を巻く。

彼自体も、ノーロック武器の一つであるBVS-50を使っているため、ノーロックの射撃がいかに難しさをよく知っている。だからこそ、この砂嵐のせいで光学ロックさせも使えなくなるほどの砂嵐の中でここまで精確な射撃をしてくるアレックスにポリスビッチは敗北の2文字が頭の中で浮かぶ。

だが、ポリスビッチはそれを振り払う。

彼は此処で負けるわけにはいかない。

彼の後ろには。

《我輩には祖国がある。だがら、ここで負ける訳にはいかないのだ!》

ポリスビッチはOBを起動し、マシンガンを撃ちながら突撃を開始。

「それはこちらも同じだ」

アレックスは自分の命を救ってくれたクルト達の故郷、コロニーアナトリアを護るため、ここで負ける訳にはいかない。

アレックスはマシンガンでPAが削れるのを気にせずOGOTOを発射。

それと同時にポリスビッチもロケットを発射。

グレネードとロッケトの一発が命中し爆発。

その爆発で周りのロケットも誘爆し、爆煙が上がる。

ポリスビッチはその爆煙の中をOBで突き進み一気にアレックスの目の前に接近する。

一方、アレックスはポリスビッチの動きを予測しレーザーブレードを展開し、待ち受けていた。

《ハラショー―――――ッ!!》

「ウォォォォォォ!!」

二人は叫びながらそれぞれの一撃を放つ。

ポリスビッチはロケットを放ち、アレックスはレーザーブレードを振る。

そして、ロケットが爆発。

砂嵐と爆煙が2機の姿を隠す。

やがて、砂嵐も治まり、爆煙も晴れてきて、2機の姿が見えてきた。

レイヴンのレーザーブレードが突き刺さっているバガモールの姿が。

さらに、よく見るとレイヴンはレーダーが脱落し、機体の一部の装甲が取れており、場所によっては内部も見えている所もある。

一方、バガモールはコアの少し下あたりに突き刺さっており、その上にはライフルで撃ち抜かれていた。

そこは、ちょうどコックピット部分だった。

それぞれの一撃を放った時、アレックスは姿勢を低くしロケットを避けようとしたが、一部が命中し、レーダーと装甲の一部が脱落したが、それを構わずレーザーブレードをバガモールに突き刺した。

だが、コックピットにはぎりぎり当たらずポリスビッチはロケットを再度を発射しようとしたが、アレックスはライフルを発砲。

その一撃がコックピット部分に命中弾を与えたのだ。

《我輩としたことが…》

バガモールのカメラアイの光は消え、機能を停止する。

《敵ネクストバガモールの撃破を確認!》

「砂嵐も治まった。さて、仕上げに入るか」

アレックスは残りのMT、ノーマルを全て無視し、エレトレイヤ城塞に真っ直ぐ向かう。

《前方、目標のエレトレイヤ城塞です》

「確認した。攻撃に移る」

OGOTOをエレトレイヤ城塞に撃ち込み、固定砲を破壊。

城内に侵入する。

そこには、アレックスは驚くものがあった。

「これが驚いた…こんな物まで持っているのか」

それは、移動式ICBM発射台であった。

「これを利用するか」

アレックスはICBMにライフルを数発撃ち込み、すぐにOBを起動し、エレトレイヤ城塞から離脱する。

その僅か数秒後、ICBMは大きな爆発を起こし、エレトレイヤ城塞とその付近にいたMT、ノーマルを文字通り吹き飛ばしたのであった。

《エレトレイヤ城塞の破壊を確認。作戦成功です。帰還してください》

「了解」

 

 

会議室は静まり返っていた。アレックスの圧倒的な戦闘を見た老人と幹部たちはアレックスの戦闘力の高さに恐怖を感じていた。

だが、アレックス・オルフェウスというカードを手に入れればカードを手に入れればオーメル社は最高の戦力になる。

「…アレックス・オルフェウス。確かに使えるのは間違いない。だが、敵に回ると厄介なことになるな」

「幸いコロニーアナトリアはGA社側に居ます。現在、我が社はGA社と協力関係を結んでいるので敵に回る可能性は少ないが」

「GA社との協力関係もいつまでも続けるわけにはいかない。いずれ来る、経済戦争のためにもな」

オーメル社とGA社は国家解体戦争以前はライバル企業あり、互いの利益のため常に争っていった。

だが、国家解体戦争のために協力関係をい結び、国家を解体したのだ。

国家を解体した今、GA社との協力関係の意味はない。

また、オーメル社はいずれ来る経済戦争のためにも、GA社の協力関係をいつかは切る予定だった。

「どの道にしてもしばらくはGA社との協力関係切るわけにはいかなくなった」

「今切ったら…間違いなくアレックス・オルフェウスは敵になる。そうなると我が社にも大きな損害が出る可能性がある」

今、GA社との協力関係を切れば、アレックス・オルフェウスは間違いなく敵になる。

なんとしてでも、オーメル社はGA社との協力関係を切る前にアレックス・オルフェウスをこちら側に引き入れたい所であった。

「とりあえず、今はGA社との協力関係を切らない方がいい。それより…諜報部は何をしていた?マグリブ解放戦線がICBMを持っている情報は聞いていないぞ?」

「申し訳ありません…アマジーグの方に目を行きすぎました」

「馬鹿者!敵の動きを完全に調べるのが諜報部だろうが!もし、発射されたら【アレ】がバレっていたかもしれないぞ!」

幹部の1人が諜報部の幹部に怒鳴りつける。

もし、ICBMが発射されていたら【アレ】の存在がバレってしまう。

国家解体戦争を起こした理由の一つに、あれの存在を隠すためでもあった。

もし、アレの存在が表向きに出て来たらGA社とローゼンタール、イクバール社を完全に敵に回すことになる。

それどころか、オーメル社が二つに分裂。いや、レイレナードグループ、インテリオル・ユニオン、BFF社も二つに分裂にする。

アレの存在はそれほど、危険な物であった。

「まぁ、落ちつけたまえ。ICBMは発射される前に破壊できたんだ。結果的にはよしだ。だが」

老人は目を閉じ、そして、次の瞬間凄まじい眼つきで諜報部の幹部にを睨む。

「もし、次もこんな失態があれば…どうなるかわかっているな?」

「は、はい。以後このようなことはないようにします!」

睨まれた諜報部の幹部は顔から血の気が引き震えながらそう言った。

「よろしい。では、アレックス・オルフェウスをこちらに引き入れるまでGA社との協力関係を続ける。それでいいかね?」

老人は周りの幹部たちが頷くのを確認する。

「うむ。では、それで行く。まだ、アマジーグが残っているが…恐らく、アレックス・オルフェウスが勝つだろう。そう言えば、アスピナも傭兵活動を始めたらしいが」

「はい。アレックス・オルフェウスがパックスに登録した3日後に、アスピナからもパックスにリンクス登録要請が来たので、正式な検査をした後にパックスに登録しました」

コロニーアスピナ。

かつて、コロニーアナトリアとAMS技術力で争っていたコロニーである。

そのコロニーはアレックスがアナトリアのために傭兵活動するためにパックスに登録したのを聞き「そうだ!我々も傭兵活動してAMSの実戦データを集めよう!」と思いつき、一人の男がパックスに登録された。

「確かAMS適性も高く、既に多くの戦果を挙げていたはずだ?」

「はい。アレックス・オルフェウスとは違い、極めて高いAMS適性を持っており。戦果も既に多く上げています」

そのリンクスはアレックスとは違い極めて高いAMS適性を持ち、既に多くの戦果を挙げ、アレックスとほぼ互角のくらいまで上がって来ていた。

「名前は確か…ジョシュア・オブライエン」

 

白い閃光と最後の鴉。

この二人によって、世界が大きく変わるとはこの時は誰もが思っていなかった。

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