エースコンバット∞をやりまくった結果がこれだよ!
アシュートミニア
GA社が保有する石油プラント。そこに本来いるはずのGA守備隊はおらず、変わりに、ここを占拠したマグリブ解放戦線のイレギュラーネクスト、アシュートミニアと少数のACノーマルとミサイル発射車両がいる。
「隊長。GA社から最終通告が来ました。この通告で降伏しなければ強制排除すると」
「…ここまでか」
石油プラントの制御室に隊長と数人の兵士が集まっていた。彼らがこの石油プラントを占拠して3日。既に石油プラントはGAの奪還部隊によって完全包囲されていた。
「何を言っているですか!相手はノーマルを主力とした部隊!ネクストがある我々が有利のはず!」
「それは1時間前の話だ。これを見ろ」
そう言い、隊長はある1枚の写真を取り出す。その写真には輸送機が写っていた。そして、所属のエンブレムを見た兵士は一気に顔色がおかしくなる。
「アナトリアの傭兵…」
アナトリアの傭兵。彼ら、マグリブ解放戦線の主力部隊を全滅させ、ネクストバルバロイを撃破した傭兵だった。
「くそ、GAめ!」
こちらの戦力はACノーマルが4機、ミサイル発射車両が12両、そして、ネクスト、アシュートミニアだけである。
「今のススの状態ではアナトリアの傭兵の相手をするのは無理だ」
さらに、ネクスト、アシュートミニアのリンクス、ススはアマジーグよりもAMS適性が低く、無理やりネクストを動かしていた。そのせいで、ススの体はボロボロになっており、いつAMS負荷で死亡してもおかしくない状態である。
「やはり、降伏するべきか…」
《タイチョウ…ボクハ…マダ…タタカエ…マス》
「スス!?」
制御室は絶望している中、ネクストに待機しているススから通信が入る。
「だが、お前の体は既に…」
《ドノミチ…ボクノ…イノチハ…ナガク…ナイ…ダカラ…サイゴマデ…タタカッテ…チルホウガ…ホン…モウデス》
「スス…」
ススの覚悟を聞いた隊長はしばらく目を閉じ、何かを考え始める。そして、考え終えた隊長は目を開け、覚悟を決めていた
「俺は…最後まで戦う。ただし、俺に付き合う必要ない。降伏したい者は降伏しても―」
「自分も最後まで戦います」
1人の兵士がそう言うと、この場にいる兵士たちは頷く。
「そうか。すまない…外にいる者たち全員聞き次第、GAに返答を出す!」
「「「了解」」」
石油プラント奪還部隊を指揮している、GA指揮所。中には通信機材などが大量あり、常に各隊の状況を確認している。
その指揮所の中央に奪還部隊の指揮官が立っていた。
「マグリブ解放戦線からの回答はまだこないのか?」
「はい、まだです」
「そうか」
石油プラントがマグリブ解放戦線に占拠されて、3日目。既に何回か降伏通告をしているものの全て無視されていた。
そして、今から1時間前にアナトリアの傭兵が到着。それと同時に最終通告を送った。
指揮官は腕時計を見るともうじき返答の期限だった。この期限を超えたら、攻撃を開始する予定だ。
「各隊に攻撃開始に備えるように伝えろ」
「司令来ました!マグリブ解放戦線からの返答です!」
「やっとか…読み上げろ」
「ハッ!貴殿の幾度なくの降伏通告は感謝する。しかし、我々は最後まで戦う。以上です」
「そうか…」
マグリブ解放戦線の返答を聞いた、指揮官はしばらく黙り込む。
そして、
「…各隊、及び、ネクスト、レイヴンに攻撃開始と通達!それと…」
―最後まで戦う道を選んだ彼らに、敬意をもって戦え―
《GA社奪還部隊より入電。攻撃開始。最後まで戦う道を選んだ彼らに、敬意をもって戦え。以上です》
一方、上空の輸送機機内に待機していた、アレックスにも攻撃開始の通信が入り、アレックスは機体の最終確認をする。
「各システムオールクリア。機体にも異常なし。出撃準備完了」
《了解。ハッチ開きます》
輸送機の後部ハッチがゆっくりと開き、レイヴンは降下準備に入る。
既にGA奪還部隊は進軍を開始しており、GA奪還部隊が撃ち出した照明弾が辺りを照らす。
「アレックス・オルフェウス。ネクスト、レイヴン出る!」
いつも通りに、カタパルトが解放され、輸送機からレイヴンが射出され、地上に降下。
アレックスはブースターを吹き着地。進軍を始め、敵ネクスト、アシュートミニアの位置を友軍に聞くことにする。
「こちら、ネクストレイヴン。GA奪還部隊へ。敵ネクスト、アシュートミニアは確認できるか?」
《こちら、第24機動部隊!石油プラント、南側にアシュートミニアと数機のノーマルと交戦中!奴ら指揮所をたたk―――》
第24機動部隊の通信は最後まで続かず、爆発音が一瞬聞こえたと思ったら、雑音が流れ、通信が切れる。
「本部を叩くつもりか。この状況ならしかたないか」
完全に包囲されているうえに、数も圧倒的に少ないマグリブ解放戦線が真面に、GA社と戦った勝機はない。
しかし、指揮所を潰せば、間違いなく指揮系統混乱が起きる。その隙を突けば、離脱も可能になるだろう。
「急ぐか…」
アレックスはOBを起動。急いで、南側に向かう。
《来た!アナトリアの傭兵だ!》
《ミサイル全弾発車!足止めしろ!》
マグリブ解放戦線の2両のミサイル発射車両はレイヴンを捉え、多数のミサイルを発射。
アレックスは冷静に両腕のライフルでミサイルを迎撃し、撃ち漏らしたミサイルもQBで振り切る。
そして、撃って来た2両のミサイル発射車両にライフルを撃ち込み、命中。
2両のミサイル発射車両は内部に残っていたミサイルが誘爆し、吹き飛ぶ。
「見つけた」
バズーカとグレネードを撃ち込みながら、前進しているネクスト、アシュートミニアを見つけ、アレックスはOBを停止。OGOTOを展開し、発射する。
弾速が遅いOGOTOで通常のネクストに直撃させるのは至難の技である。だが、アシュートミニアは動きが鈍いタンク型。そして、リンクス、ススも低いAMS適性のため、ただでさせ動きが鈍いタンク型なのに、低いAMS適性でさらに動きが鈍い。弾速が遅いOGOTOでも直撃させるのは可能であった。
OGOTOから放たれたグレネード弾はアシュートミニアに直撃。アシュートミニアはグレネード爆発をもろに受け、爆炎に包まれる。
《やったか!》
「いや、まだだ」
爆炎に包まれたアシュートミニアを見て、GA奪還部隊は撃破したと思った。
だが、アレックスは防御力が高いタンク型ネクストが今ので、やられるとは思っていなかった。
《なっ!―――》
爆炎が突然晴れ、1機のGAノーマルがグレネード弾の直撃を受け、バラバラに吹き飛ぶ。
爆炎が晴れ、グレネードキャノンを展開し、砲身から煙が出ている、アシュートミニアの姿あった。
《アナ…トリア…ノ…ヨウヘイ…ミツケタ》
アシュートミニアは反転し、レイヴンに向かってミサイル、YAMAGAを次々撃ち込む。
「くそ!流石、タンク型か…火力と装甲が高い」
アレックスはQBを使い、次々に来るミサイル、グレネード弾を回避するが、凄まじい火力にアレックスは下を巻く
《グワァァァ―――》
《各隊へ!アシュートミニアとレイヴンに近付くな!流れ弾をk―――》
また、レイヴンが回避したアシュートミニアの攻撃が周辺にいるGA部隊に流れ弾として襲い掛かり、被害が出ていた。
「早く、片を付けないとマズイな」
アレックスはQBとOBをうまく使い、攻撃を回避しつつ、アシュートミニアに接近する。
《ミニア!危険だ、下がれ!》
アシュートミニアと共に行動していた、2機のノーマルもレイヴンを攻撃する。その内1機のノーマルはパイルを持ち、レイヴンに突撃する。
いくら、ネクストとは言え、パイルを喰らえばただでは済まない。
「遅い」
しかし、アレックスは冷戦にパイル機の動きを読み、パイルを回避し、逆にそのパイル機にレーザブレードをコアに付き刺し、撃破する。
《サガ…ッテ…コイツ…ボク…ガ…ヤル》
《ススだけ行かせる訳にはいかない》
もう1機のノーマルも持てる火力をすべて使い、レイヴンに攻撃するが、アレックスその攻撃を回避し、一気にノーマルに接近。R-100で反撃。ノーマルのコア、左腕に命中。左腕は駆動部がやられ、動けなくなり、また、コアの被弾でコックピット内の小さな爆発を起こし、砕け散ったパネルなどがパイロットを切り裂く。
《まだまだ!》
それでも、ノーマルのパイロットは諦めずに、右腕のマシンガンをパージし、格内のレーザーブレードを装備し、レイヴンに斬りかかる。
「甘い」
レイヴンはバックブースターのQBで避け、今度はサイドブースター、メインブースターの順でQBをし、ノーマルの後ろに行き、QTしながらレーザーブレードを展開。ノーマルのコアと脚部の間を切断し、撃破する。
これで残ったのはアシュートミニアだけである。
《ヨクモ…モ…ナカ…マ…ヲ》
アシュートミニアはYAMAGAを折り畳み、バズーカとミサイルの組み合わせで、レイヴンに攻撃する。しかし、ミサイルならともかく、弾速が若干遅いバズーカが中距離で軽量タイプに当たるはずがなく、ギリアムはバズーカを回避し、ミサイルは両腕のAZANで迎撃し、連続QBでミサイルを振り切りながら、R-100で反撃するが、アシュートミニアの装甲が固く、R-100では有効的なダメージを入れることが出来なかった。
「やはり、ライフルではタンクの装甲を破れんか…ならば」
今、レイヴンの装備でアシュートミニアの装甲を破る装備はR-100下部に装着されているレーザーブレードのみ。
レーザーブレードで素早く方を付けるしかない。
アレックスはそう思い、OBを起動。アシュートミニアに接近する。
《サセ…ナイ》
レイヴンの意図を読んだススは再度グネレードキャノンを展開。また、ミサイルから左腕のロケットに変え、攻撃する。
「くっ!爆風で足を止める気か!」
アシュートミニアの攻撃を避けているレイヴンであるが、グネレード系の爆風でPAは徐々に削られていくうえ、爆風で視界も悪くなる。
また、アシュートミニアとの距離が近づくにつれ、命中率も高くなる。
「一気に行くか」
アレックスはQBとブースター以外、全てマニュアルに、アマジーグ戦でやった二段QBをし、一気にアシュートミニアの懐に入り、レーザーブレードを展開。アシュートミニアのコア目掛けて斬りかかる。
《マダ…オチル…ワケ…ニハ…イカナイ》
しかし、寸前の所でアシュートミニアはQBし、コアではなく、左腕を切断する。
右腕に激痛が走るが、ススはそれに耐え、ハンドロケットをレイヴンに向ける。
「やらせん」
アレックスはすぐさま、アシュートミニアのコアと左腕の接続部分にワイヤーを撃ち込み、接続部分に命中。突き刺さったワイヤーが爆発する。
駆動部を破壊するまでは至らなかったが、一時的にアシュートミニアの左腕を麻痺させる。
「これで終わりだ」
アレックスは今度こそ、アシュートミニアのコアにレーザーブレードを突き刺した。
レーザーブレードと言う高エネルギー塊がアシュートミニアの装甲を突き破り、ススがいるコックピットに到達し、高エネルギーの光がススを飲み込もうとする。
しかし、ススはその光の中にある一人の女性が見えていた。
その女性はススの大事の人。ススが護りたい女性。そして、ススが護れなかった女性であった。
《ファ…ファーティマ―――》
そして、ススは最後にその女性の名を言い、光に飲み込まれた。
《敵ネクスト、アシュートミニア沈黙》
《こちら、石油プラント奪還部隊!石油プラントの奪還に成功!マグリブ解放戦線の生存者は無し。彼らは文字通り、最後の一兵になるまで戦っていた》
一方、石油プラントに突入していた、GA歩兵部隊はマグリブ解放戦線の激しい抵抗にあったが無事、石油プラントの奪還に成功。
こうして、石油プラントの奪還に作戦はマグリブ解放戦線の全滅で幕を閉じた。