憧れの存在になってみたい。誰もが1度くらいなら思うことだと思います。
しかし、そんなこと現実ではできるはずもなく・・・・・・より一層憧れをうらやむものです。
だからこそ考えた!
『じゃあ、ssでやればいいんじゃね?しかも、自分が好きなものを自分が好きな舞台で!』
これは、そんな軽い気持ちのものです。あと短いです。最初なんでね。
始まるよ!
少年は、憧れていた。
物語の主人公に。
少年は、ある物語が好きだった。
理由は、主人公が無邪気で面白く、強いから。
少年は、その主人公に近づこうとした。
そのために少年は、自分をめちゃくちゃ鍛えた。
少年は、軽く絶望した。
その主人公に近づこうとしても、結局は物語の中のこと。強くなっても、主人公のような能力は得られないから。
少年は、あきらめなかった。
なぜなら、憧れた主人公はどんなに不利でも決して諦めることがなかったから。
だから少年は、可能な限り鍛え、やりたいようにやろうと決めた。
主人公のように、楽しく、強く、そしていつか大切な仲間を守れるくらいに。
別に、平和な日常に危険なことなんてほとんどない。
でも、憧れに近づくために、少年は意志を貫くことを決めた。その決意は、そんじょそこらの石よりも、何ならダイヤモンドよりも固いものだ。
そして少年は、着々と主人公にその存在が近づいて行った。
しかし、少年に悲劇は起こった。
どんなに鍛えても、現実の世界には限界というものがある。
いくら鍛えたからって、猛毒に侵されたり、車に牽かれたり、銃弾に打たれたりすれば、運が悪ければ死んでしまう。
そしてこの少年に起きた悲劇は、全国ニュースにもなるほどの強盗事件に巻き込まれたことによる、被弾である。
別に自分が狙われたわけではない。近くにいた子供が泣き出し、それにキレた強盗がその子供に発砲し、それを守るために打たれてしまった。
子供は守れたが、少年は心臓を撃ち抜かれてしまった。
大量の血が流れる。しかし、少年の顔に後悔の表情はない。唐突に訪れた最後の瞬間に、自分のやりたいようにやれたから。主人公のようになりたくて鍛え始めたことは、決して無駄ではなかったのだ。
そして、同時にこう思った。
〝来世《つぎ》があるなら、俺の大好きな主人公、ワンピースの〈モンキー・D・ルフィ〉のようになりたい″
と。
そうすれば、銃に打たれても死なないから、と。
こうして、ワンピースの主人公、モンキー・D・ルフィに憧れ、そのために鍛えたた少年の、短くも濃ゆい人生が終わりを告げた。
______「彼の存在、とても面白いわね!結構いい人間みたいだし、望みをかなえてあげましょ!
」______
しかし、運命とは数奇なもの。今の人物が誰かはさておき、少年は新たな生を得ることになるが、
To Be Continue
だから短いって言ったじゃん?
でも読んでくれてありがとうございます。
これからはぼちぼち更新しようと思います。